rus_space氏とAdvanced_MH氏によるロシア宇宙機・宇宙局談義

自分用の防備録です。お二人によるロシアの宇宙機トークと設計局に関する話。リンク先の資料も貴重です。
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みずもと @rus_space

(メモ)ロシアの月探査構想。PDF注意。ロシア語がわからなくてもわかります。見ているだけでも楽しい。http://bit.ly/eqRUoV

2011-03-10 17:36:25
みずもと @rus_space

うーん、Луна-Глобの着陸機コンセプトは、やっぱりルナ9が抜けきれないのだなぁ・・。

2011-03-10 17:38:32
林司@るーしゃんず @Archangel_HT

ソ連・ロシアって八木アンテナとかドリルアンテナ大好きだなぁ RT: @rus_space: (メモ)ロシアの月探査構想。PDF注意。ロシア語がわからなくてもわかります。見ているだけでも楽しい。http://bit.ly/eqRUoV

2011-03-10 17:46:01
林司@るーしゃんず @Archangel_HT

@spacesite モスクワでやったワークショップの際の資料みたいですね。ラヴォーチキンのGeorgy POLISCHUKによるプレゼンみたいです。 http://bit.ly/glSqhs 英語版みっけ

2011-03-10 17:55:03
みずもと @rus_space

先ほどのロシア月探査構想、英文版(via @YawChang さん) http://htn.to/JLof66

2011-03-10 17:55:44
林司@るーしゃんず @Archangel_HT

これ、推進モジュールの構造がラヴォーチキンで作ってるFregat上段に似てますね。http://bit.ly/glSqhs

2011-03-10 17:56:46
林司@るーしゃんず @Archangel_HT

へぼ担当氏達が話題にしてた被曝に関する資料もあった。"Radiation Safety Support of Intermediated Space Station Crews, in L1 and L2, and on the Moon" http://j.mp/hPW2L7

2011-03-10 18:00:50
みずもと @rus_space

流用かなあ。 RT @Advanced_MH: これ、推進モジュールの構造がラヴォーチキンで作ってるFregat上段に似てますね。http://bit.ly/glSqhs

2011-03-10 18:15:54
みずもと @rus_space

ロシアのあのドリルアンテナを最初に搭載した惑星探査機は何だったのかをふと調べていた。地球圏を離脱できた(笑)惑星探査機に限定すると、恐らくベネラ2号(65/11/12)。http://1.usa.gov/efMkg9

2011-03-10 19:42:06
みずもと @rus_space

外観からはドリルアンテナは見あたらないが、これには着陸カプセルが搭載されている。その後のベネラのカプセルには中央にドリルアンテナ(ミニ)が搭載されており、恐らくそれと同一であろうから、これが最初と推測。

2011-03-10 19:43:22
みずもと @rus_space

ちなみに65/11以前にはマルス/ゾンド初期シリーズがあるが、ドリルアンテナは見あたらない。こっそり小さいのが付いていたら別ですが(笑

2011-03-10 19:45:19
みずもと @rus_space

地球圏離脱に失敗した惑星探査機まで広げると、可能性があるのがスプートニク24号(62/11/04)。火星遷移軌道へ投入時に爆発、破片は大気圏へ突入。http://1.usa.gov/eLGSg3

2011-03-10 19:49:19
みずもと @rus_space

このスプートニク24号には着陸機が搭載されていたというのが気になる。この詳細はよくわかっていないが、前後の流れの推測から、ベネラカプセルに近いものかと。そうするとドリルアンテナを積んでいた可能性があるのでは?、と推測。

2011-03-10 19:50:33
林司@るーしゃんず @Archangel_HT

@rus_space 投入推進モジュールだけじゃなく、全体的に多用されている「球形タンク構造を並べた構造」ってのが、Fregatに似てますね。ラヴォーチキンのお家芸的な設計なのかな

2011-03-10 20:47:04
林司@るーしゃんず @Archangel_HT

S・A・ラヴォーチキン名称科学製造合同、通称NPOラヴォーチキン、あるいはラヴォーチキン設計局。 1937年7月、OKB-301として設立。当初は航空機の、1950年代には地対空ミサイルや長距離巡航ミサイルの開発を行う。

2011-03-10 21:30:41
林司@るーしゃんず @Archangel_HT

1960年6月ラヴォーチキンの没後、1962年12月にチェロメイ設計局ことOKB-52の第2部門にとなり、海洋巡航ミサイルの開発を行うが、1965年5月に一般機械工業省の傘下に入り、GSMZ Lavochkinとして独立。同時にOKB-1より月・惑星探査機の計画を全て引き継ぐ

2011-03-10 21:35:23
林司@るーしゃんず @Archangel_HT

そのほかに科学技術衛星の開発や、軍事衛星開発を行う。US-KS/US-KMOとして知られる早期警戒衛星の衛星プラットフォームの開発を行う(ミッション機器はTsNII Kometaが開発)。現在は静止気象衛星Elektro-Lや種々の科学衛星、Fregat上段を設計。

2011-03-10 21:40:02
林司@るーしゃんず @Archangel_HT

ちなみにSoyuz-STに使われる2種類のフェアリングの内、"S"タイプのフェアリングはラヴォーチキン製。"ST"タイプはTsSKB-Progress製

2011-03-10 21:46:49
みずもと @rus_space

OKB-301ラボーチキンは彼の死後、半ば強制的にOKB-52チェロメイが吸収合併。このとき、OKB-1コロリョフに流れた技術者も多かった。

2011-03-10 22:06:16
みずもと @rus_space

ラボーチキンは宇宙開発に興味を示しており、晩年には若手で構成される宇宙機開発部門を立ち上げてもいた。しかしそれはOKB-301の消滅と共に解散。

2011-03-10 22:08:13
みずもと @rus_space

一方、飽和状態にあったコロリョフは、月・惑星探査部門をそっくりそのまま任せる部局としてこの旧ラボーチキン設計局とババキンに注目、独立とその後の全面支援を約束。65年、新生ラボーチキン設計局が誕生。

2011-03-10 22:11:53
林司@るーしゃんず @Archangel_HT

ソヴィエトロシアの宇宙機・打上げ機の場合、設計と製造がバラバラだったりするからますますわかりにくいんですよね

2011-03-10 22:19:29
みずもと @rus_space

確かに。設計局毎に勝手にやってましたからねぇ。そんなイメージ。 RT @Advanced_MH: ソヴィエトロシアの宇宙機・打上げ機の場合、設計と製造がバラバラだったりするからますますわかりにくいんですよね

2011-03-10 22:20:29
林司@るーしゃんず @Archangel_HT

チェロメイって1984年までジェネラルデザイナーだったんだ。粘ったなー…と思ったらグルシュコは89年まで粘ってたw

2011-03-10 22:22:39
林司@るーしゃんず @Archangel_HT

二人とも死ぬまでジェネラルデザイナーやってたのか…

2011-03-10 22:23:20