ストーリーゲーム『エデン』プレイツイートのまとめ

スゲちゃん @sugech

【エデン】海外ストーリーゲーム。 ストーリーゲームってのはTRPGとはまた若干毛色の違う、ゲーム性よりお話作りに重きをおいたゲームジャンル。今のところ主に海外で発展しつつあるようです。日本でいうと知ったかシリーズとか、最近増えてきた短時間系TRPGとかが近いかな。

いたる @komi_komi

EDEN。楽園を舞台とし、動物たちとの交流を描くストーリーゲーム。目的や終局点の一切ない投げっぱなしゲームなので、このジャンルにある程度慣れた人向け。今回はサーバルキャットは当然として、マストドンも登場しました。 pic.twitter.com/KGJOYGC3g2

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django（中村俊也／RPGシティブックIII発売中！） @django88628676

いたるさんの会で、いたるさん、タムラさん、スゲさん、僕でEDEN、かタイムライン、ローカル協力/対戦ビデオゲームいろいろを遊びました〜。お疲れ様でした〜

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Marc Hobbs氏の『EDEN』は、壁に囲まれた楽園に暮らす動物たちとヒトの物語を語るゲームです。今回のエデンは飲めば酔っぱらいになる強い紫の水（ワイン）の流れる川が壁、そこを越えるゲートはウコンを塗り込めた黄色い大きな橋です pic.twitter.com/VegLcW1nnP

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EDENキャラクター ・タケル（いたるさん）：マストドンと仲良し。いろいろ作れる ・ドイ（タムラさん）：カメレオンと仲良し。体色変化することができる ・パン（スゲさん）：犬と仲良し。草原で狩り名人を目指す ・ジャン（ジャンゴ）：カメと仲良し。水泳が得意

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EDENのヒト（プレイヤーキャラクター）は、仲良しの動物が言わば師匠で、動物から学んだ特技（スキル）を持っています。ジャンはカメが師匠なので水泳、タケルはマストドンの牙の使い方からヒラメキを得て、道具を使う、といった風に

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パンはイヌに学んで狩りをするのですが…、彼は草木を体に貼りつけた即席ギリースーツ着用で、うまくいきません。体色変化のできるドイと出会ってスーツをダメ出しされ、イヌにも「お前に狩りは向いてないんじゃないかと、前々から思っていた」と言われる始末w

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パンは道具をうまく使うと噂のヒト（タケル）に会うため、ドイとともにマストドンのもとに向かいます。ドイはカメレオンに学んだ体色変化を極めて「エデンと一体になる」ことを目指しています。そのために見聞を広めようと修行しているのです

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そのころタケルも旅に出て、カメと暮らすジャンと出会います。ジャンの案内で川をさらに南へ、源流の湖近くまで来るのですが、そこで竜神の棲む湖の向こうには誰かに作られた「橋」というものがあると聞きました。作る知恵を持つタケルは橋を見たいと言い、ジャンも賛同します

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…そのころ、エデンを囲むワインの川が増水していることがわかりました。酔っ払ったウサギを発見したパンは、その事実をマストドンから教わります。彼はマストドンに、それを他のものにも知らせ、みなで協力するようにうながされます。パンは使命を得ました

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一方、パンと道中で別れたドイはいったん平原に戻るのですが、その北の側はワインの影響が拡大していました。イヌはワインを飲んでしまって、グスグズの酔っ払いと化してしたのです。しかし、その紫の水を飲めばかつてないグルーヴィーな一体感が得られると聞き、ドイは悩みます

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タケルとジャンはなんとか竜神の許しを得て、橋にたどり着くのですが…、そのそばにいる「橋の番人」を名乗るクマもワインで酔っ払っていました。エデンは酔っ払い天国に変貌しつつあるのです pic.twitter.com/QUag3nffwZ

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「酔い」を身をもって体験したのはドイです。エデンとの一体化を志す彼は、思い余ってワイン川に飛び込みました。そして酔ったまま流れ流れて、もとの出発点、無数のカメレオンの棲む巨大な世界樹に返ってきました。カメレオンは「それは真の一体化ではない」と、ドイの姿を見て言うのですが…

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…しょせんカメレオンは世界樹の上でハエを食って生きているにすぎないと、ドイは喝破します。それに世界樹の番人であるサーバルキャットも加勢する形になり、急速に自信を失ったカメレオンは、ならば我らもエデンと一つになろうと決断して、ワインの混じる川に次々と身を投じて消えてしまいました

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その間にパンは、キツネと暮らす別のヒト、エノクとの出会いなどを経て成長し、竜神にもワインの危機を知らせることができました。竜神からは「橋に塗られた黄色い粉、ウコンが酔いに効く」という助言も得ます

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竜神はワインにさらされつつあるエデンから去ることに決めました。エデンの外は、竜神ならともかく、ヒトや動物が生きるには厳しいところであり、ヒトと動物が協力してワインを食い止めるのがよいだろう、とのこと

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湖から竜神は巨体を表しました。実は彼は「竜人」であり、とてつもない大きさですが人間型で、長い首から上の竜頭を湖から出していたのです。竜神は歩いて湖から南に向かい、橋を一跨ぎに外に出ようとします

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タケルは竜神が通りかかると、それに乗って自分もついていく決断をしました。橋は何者かが「作った」ものであり、その技を持つ者たちの棲む世界へ出ていくことを望んだのです。ジャンは残って、パンと協力してエデンをなんとかしていくことを選びました

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こうしてタケルは外に出ていき、パンとジャンはウコンの力で酔っ払いを回復させつつ、タケルの残した道具や作る知恵を頼りに、川幅を広げたり、支流を作ったりしてワインの影響を抑えていきました。…そして、ドイはどうしていたのでしょう？ pic.twitter.com/SVc1iPqSDW

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ドイはカメレオンのいなくなった世界樹の樹上に戻って隠棲していました。世界樹はワイン川の水も吸っています。ドイは風にそよぐ樹の葉の立てる音に、ワインに流され土に溶け込み、世界樹に戻ってきたカメレオンの「エデンと一つになった」喜びの声を、時に耳にするのです

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そして時は流れ…。老いて死ぬ間際のタケルがエデンに帰ってきました。彼は故郷で死ぬつもりで帰ってきたのですが、エデンはヒトの集落もでき、様変わりしていました。パンもジャンも生きていたとしても引退し、若い世代が世界樹を切る、切らないで揉めているのでした

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今やエデンは、ワインを許容する派と否定派で二分になっているようです。竜神が「厳しい土地だ」と諭した、外の世界を知るタケルにすれば、まだまだ生ぬるいのかもしれませんが、彼ら最初の世代のヒトが暮らしたエデンは、もうなくなってしまったのです

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ストーリーテリングゲーム『EDEN』、この種のゲームの経験がある者が集まってプレイしたので、かなり面白いことになりました。カメレオンの全滅は、それだけ書くと深刻なのですが、偉そうにしていた彼らがみるみる「世間知らず」呼ばわりでヘロヘロになる様は抱腹絶倒でしたw

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EDENの難点は「何をキャラクターの目的として語ればいいのか、プレイヤーに丸投げ」なことです。動物や学んだ特技といった軽いフックはあるのですが、そこから「周りで何が起きて、自分のキャラは何をしようとするのか」を自己創案しなければなりません

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これは自分一人で思いつかなければ、みんなで相談してかまわないし、いったん誰かがシーンを語れば、それを手がかりにどんどん語りやすくなっていくのですが…、この種のゲームにまったく馴染みのない人だけでプレイしたら、とまどうかもしれません