プレイヤー対戦シナリオ三案(ウォーハンマー、サタスペ、クトゥルフ神話TRPG)
@sugimotojohn 軽重両方は、その通りだと思います。この年齢になると、体力的にも、ある程度の時間で区切りが必要で(^^;。T&Tは、多少の無茶ぶり設定も許容されやすいところも楽ですね。あの時は、能力値だけ振ってもらい「きみたちの村は焼かれ、身一つで檻の中にいる」で開幕。装備選び時間も時短しましたw
2017-04-29 17:42:43あと友野先生の焼き討ちスタートといえば、ウォーハンマーのリプレイ。職業も出自もバラバラな連中がどうして一緒に旅するのかというと、故郷が混沌の軍勢に焼き払われて難民として一緒に旅をするからというヤツ。
2017-04-30 22:31:25ウォーハンマーはキャラを作成した後「で、なんで君ら一緒に行動してるん?」という問題に直面しやすいので、この解決法はうまいこと考えたもんだなぁと結構感心した覚えがある。
2017-04-30 22:33:05この問題の解決法について、キャラメイク時の職業は全て前の職業で、現在はその仕事を辞めて傭兵団に入っているという解決案を考えたこともあった。当時は『ベルセルク』でまだ鷹の団篇やっていたので、その影響バリバリだったのだ。
2017-04-30 22:37:16こんな解決案も考えたことある。PCは全員、魔狩人に強制徴募された助手で、町に潜む混沌教団やミュータントを摘発しなければならない。
2017-04-30 22:40:11ただし、PCの正体は隠れミュータントの混沌教団員で、自分の正体を隠したまま、ライバル教団(他のPCが所属する教団)を告発しなければならない。なお自分の正体が魔狩人にバレると問答無用で火あぶりにされる。
2017-04-30 22:42:01元ネタは当然『パラノイア』。クローンの代わりに、PCが死亡するとそれはドッペルンゲンガーの変身していた偽物となり、本物が「こんなところまで混沌の手先が潜んでいたなんて許せねえ!」とか言いながら再登場する。
2017-04-30 22:44:11再登場したキャラの扱いは「混沌教団員」にしようかと思っていたんだけど「本当に正義の市民」でも面白そうだな。その場合、勝利条件がゲーム途中で他教団員のせん滅に変更される(ゲーム中にやることは変化しない)
2017-04-30 22:46:49この手のシナリオだと『サタスペ』用シナリオで『オーシャンズ11人いる!』ってのも考えたことある。強盗計画のためプランナーに招集された亜侠たち。だが、プランナーが招集したのは10人のはずなのに、実際に集まったのは11人。
2017-04-30 22:50:03だが、招集された亜侠が誰なのか確認する前に、プランナーは計画書だけ残して事故死してしまう。どうやら余計な1人は警察のスパイらしいのだが、全員この仕事を受けなければならない事情があるため、誰が余計な1人なのか分からぬまま計画が進行することに……
2017-04-30 22:52:11なお、仕事を受けなければならない”事情”というのは「その亜侠が警察のスパイ」のため。管轄の違う別部署がそれぞれスパイやおとり捜査官を送り込んだためなのだが、縦割り行政のせいで誰もその事実を知らない。
2017-04-30 22:56:23なお、本物の強盗は1人しかいない……まぁチェスタトンの某長編が元ネタなんですけどね! とかいいつつ、『サタスペ』なので余分な1人の正体が実は座敷童とかでもいいかもしれないが。もしくは”ちくわ大明神”
2017-04-30 22:58:25なお『オーシャンズ11人いる!』の続編は『オーシャンズ12人の怒れる男たち』。前作で逮捕された仲間を救うべく、陪審員の中にもぐりこんだ亜侠が、仲間に無罪判決が下るように議論を誘導する話。そして3作目『オーシャンズ13人の刺客』で裏切り者に制裁を加えに行く
2017-04-30 23:01:44『オーシャンズ11人いる!』は主要キャラクターがPC、NPC合わせて11人もいるので正直DDとしてさばききれる自信がない。なのでもっぱら架空の好きな映画として使っているんだが、自信のある人は誰かシナリオとして使ってあげてください。
2017-04-30 23:04:54このタイプのシナリオとしては、CoC用シナリオで探索者全員が「正体がニャルラトテップ」というのも考えたことがある。大富豪の遺言を確認するため絶海の孤島に集められた探索者たち。全員が遺産であるアーティファクトを狙っているのだが、それすらも表向きの話で実は真の目的があり……
2017-04-30 23:08:06とここまで話したところで、キーパーが各プレイヤーに「あなたの正体はニャルラトテップの化身○○○です。あなたの真の目的は他の出席者全員を破滅させることです。邪神の力を使えば容易ですがそれでは面白くないので、限定されたパワー(化身によって内容が違う)だけしか使わないことにしました」
2017-04-30 23:11:09そして「本当の勝利条件は化身○○○以外の全出席者を殺害するか、発狂させることです。その前にあなたが殺害・発狂・正体が明らかになると敗北です」と書かれた紙を渡す。
2017-04-30 23:14:21その上で「表向きの目的以外に各人に別個の勝利条件があり、それを達成した人が勝利者です」とプレイヤーに公開する。勝利条件が別個というのは、各人に渡した勝利条件に書いてある「化身○○○」が人によって違うため。
2017-04-30 23:17:57なお、表向きの目的であるアーティファクトは「映ったものの正体を明らかにする鏡」なので、先に入手したキャラが非常に有利になる。
2017-04-30 23:19:40なお化身によって使える特殊能力が異なっている。例えば、顔のないスフィンクスは野獣を操る能力、チクタクマンは機械を操る能力、ウィッカーマンは炎を操る能力など。
2017-04-30 23:22:16死亡や発狂した探索者は、人間としての姿を保てなくなってしまい、元の姿に戻ってしまう。当然ながらそれを目撃するとSANチェック。ニャルさんなのにSANチェックするのは、ハンデとして自分の力と記憶を一部封印した際に、感性が人間よりになってしまったため……とでもしておこう。
2017-04-30 23:25:31敗北した探索者はアザトースの宮廷に強制移動し、そこで勝負を見物していた他の化身に「さっさと負けやがって」「おまえに魂いくつ賭けてたと思ってんだ」などと散々に罵倒され、引きちぎった身体の一部やら手近な下級の異形の神などを投げつけられる。
2017-04-30 23:29:44その後「とりあえず一緒に結果見よーぜ。あと、ただ見物しているだけじゃつまんねーだろうから、少しならちょっかいかけていいぜ」ということで限定的ながら勝負に介入する権利がもらえる。
2017-04-30 23:31:59ちなみに最後まで勝ち残った化身に与えられる本当の報酬は「他の化身に介入されることなく、自分だけがその星で遊べる権利」だったりする。
2017-04-30 23:33:40というネタも考えてみたんだが、秘密とその暴露がキモなあたり、CoCより『インセイン』の方が向いているかもしれん。実は『インセイン』はまだ買ってないので、そこんところは分からんのです……
2017-04-30 23:35:45