童話を医療にこじつけるお話

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絵本「ぐりとぐら」は「グリベックとグラン」の暗喩であり、大きくて貴重な卵から作ったカステラを森の動物に分けてあげるのは同種骨髄移植を示唆している。つまり絵本「ぐりとぐら」は日本血液学会が画策した、血液内科への若手(幼児)勧誘のためのステマ。 #陰謀論

2016-07-16 07:19:53
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「おおきなかぶ」でおじいさん・おばあさん・孫らが「うんとこしょ、どっこいしょ。まだまだかぶは抜けません」とかぶを引いているシーンは、手術室で直腸異物を取り出そうとしている外科医・看護師・研修医らを描いた逸話。なお、かぶの主は「座ったらそこにかぶが植わっていた」などと供述しており、

2016-07-16 07:26:04
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絵本「裸の王様」は、製薬会社のセールストークに踊らされて我流の独善的治療でゴリ押しする教授を、頭脳明晰な新人医局員が"質の高いエビデンス"で教授をボコボコに殴りつけるカンファレンスの様子を描いた逸話。

2016-07-16 07:36:08
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絵本「はらぺこあおむし」は、月曜日から土曜日まで大量のアルコールと高脂質食を暴飲暴食したあおむしが急性膵炎になって腹痛を起こして泣いていたが、日曜日に消化器科に入院して大量輸液を受けてエレンタールだけを飲まされる保存的治療を受けたところ、腹痛が改善したというお話。

2016-07-16 07:40:36
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「幸せの青い鳥」の話は、チルチルとミチルの兄妹が最新最高のがん治療を求めて全国各地のがんクリニックをドクターショッピングするが、最終的には根拠のない自費診療クリニックではなく、身近な総合病院の内科医や外科医がやってる「標準治療」が最善のがん治療であったことに気づくという逸話。

2016-07-16 07:45:34
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絵本「ごんぎつね」は、何十年も朝から晩まで献身的に働いた町の診療所の1人院長が、ある日起こったたった1件の不幸な医療事故で村人に訴えられたことが元で診療所を閉じることになってしまい、「ごん、お前だったのか、地域医療を支えてくれていたのは…」と村人が気付くも時すでに遅しというお話。

2016-07-16 07:51:25
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「アリとキリギリス」は、麻疹や風疹やインフルエンザが流行る前からせっせと予防接種していたアリを見て、キリギリスは注射でわざわざ痛い思いをしなくても歌って過ごせばいいのさと笑っていたが、いざ麻疹が流行りだすと既にどこもMRワクチンは品切れでキリギリスは困り果てたという逸話。

2018-05-13 12:32:26
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「注文の多い料理店」は、ちょっとした風邪で受診しただけのつもりが、紆余曲折を経て高血圧と脂質異常症と血糖値異常と高尿酸血症と骨粗鬆症と前立腺肥大症と頸動脈狭窄症と(以下省略)を指摘されて投薬されてしまった人の、一言で言うならポリファーマシーの話。

2018-05-13 15:34:08
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「おむすびころりん」は、おじいさんが誤ってお昼ご飯のおむすびをネズミの穴に落としてしまったところ普段とは異なるスペクトルのピークが出ていることに気づき、これを単離したところノーベル賞級の世紀の大発見につながったという、基礎研究におけるセレンディピティの話。

2019-07-06 09:14:30
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「白雪姫」は、食物アレルギーによる重症アナフィラキシーに対するBLSの一例報告。

2019-07-06 09:16:12
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童話「おおかみ少年」とは、風邪や鼻汁や下痢などあらゆる軽微な体調不良に対して「狼が来たぞー!!」とメロペンバンコをやっていたところ、本当に肺炎になったときに血培でRRRRRRとなって困り果てるので気を付けようという抗菌薬適正使用を啓蒙するキャンペーン。

2019-07-06 09:29:51
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「街のネズミ、田舎のネズミ」は、普通に講演してもやいのやいの言われるのに、全国web講演になるとTwitterでもやいのやいの言われて、全国講演を依頼されるクラスのがんセンターの偉い先生も大変である。田舎の地方病院で地味な野生の医クラとして暮らす方が気楽だ、という話。

2020-06-22 20:00:14