#麻耶雄嵩入門 「蛍」。ノンシリーズ長編なので手に取りやすいと思いますし、一冊まるまるかけて仕掛けてくるので呆然とできてよいですよ。館に集った若者が次々に…という筋立てはオーソドックス。さて。
2017-05-25 01:30:56#麻耶雄嵩入門 「隻眼の少女」。推理作家協会賞受賞作。「貴族探偵」で多重解決の快感を知った方はより楽しめると思います。巫女服姿の隻眼の少女が探偵になろうと奮闘する話。そしてそれを支えようとする傷を負った主人公…と書くとなんかいい話そうですが、さて。
2017-05-25 01:29:14#麻耶雄嵩入門 「あいにくの雨で」は独立しており青春小説の側面もあるのでライトかな?(地獄行きの看板を隠しながら) 「神様ゲーム」は覚悟を決めた方からどうぞ。続編の「さよなら神様」にはネタバレはないのでどちらが先でも可。 「化石少女」「あぶない叔父さん」は実は未読なのでここでは略
2017-05-25 01:16:53#麻耶雄嵩入門 読めてないものもありますが。 普段からミステリを嗜み、異色の探偵ものに触れたい方にオススメ(順不同) 貴族探偵 あぶない叔父さん 神様ゲーム→さよなら神様(挑戦者向け) 探偵とは?と頭を捻りながら楽しめますよ。
2017-05-25 14:00:14個人的には鴉とさよなら神様が好きだけど、やっぱ最初に読むなら翼ある闇かなー これでハマったら大体の作品はハマりそう 最近なら化石少女とか読みやすい? #麻耶雄嵩入門
2017-05-25 16:50:28#麻耶雄嵩入門 「化石少女」、いいと思いますよ!美少女探偵のラノベみたいな舞台装置から繰り出される、麻耶作品で毎度お馴染みのクソ倫理観・精緻なロジック・むずむずする後味の悪さ・ラストの衝撃。短編だし、会話が軽妙なので読みやすい。
2017-05-25 17:46:37#麻耶雄嵩入門 「木製の王子」も、「翼」「夏冬」「痾」の後をお薦めしますが、そこまで神経質にならなくてもいいかな?ダミートリックが(読者に対して)鬼畜なところが大好きです。
2017-05-25 01:26:55#麻耶雄嵩入門 「まほろ市の殺人 秋―闇雲A子と憂鬱刑事 」も独立しており中編なので読みやすい。麻耶作品の中ではかなりライト(これで)。 四人の作家による同じ町を舞台にした競作の一編ですが、特にお互いにつながりはないのでこれだけ読んでも大丈夫。
2017-05-25 01:18:50#麻耶雄嵩入門 各作品のストーリーはこちらのbоtにまとめられているのでぜひご参照頂けると幸いです。 twitter.com/mayayutakabot/…
2017-05-24 22:39:01「翼ある闇 メルカトル鮎最後の事件」(1991年5月)講談社文庫 島田荘司、綾辻行人、法月綸太郎の推薦で京大推理研時代の21歳の時に上梓された衝撃のデビュー作。蒼鴉城で起こる大量殺人の謎に銘探偵メルカトル鮎、名探偵木更津悠也が挑む。本格ミステリのギミックを1作に盛り込んだ傑作。
2017-05-24 12:11:26おまけ
他にもミステリ読んでみたいなあという方に、個人的におすすめのガイドブックも置いておきます。
千街晶之「国内ミステリー マストリード100」
「貴族探偵」の解説も書かれたミステリ書評家が著者。100とか言いながら300くらい載ってます。鑑賞術という名の解説を読んでいるだけで、ミステリの多様なおもしろさがわかるようになっています。
追記
絶版本はamazonのマーケットプレイスで高値が付けられているようです。が、一般的な古書の基準でみるとあまりに高額ですので、個人的には、どうしても今すぐ読みたい!いくらかかってもかまわない!という方以外にはおすすめいたしかねます。