『うみまち鉄道運行記 サンミア市のやさしい鉄道員たち』の感想まとめ

「あれこそがロケット・マンなのだ」助役はサードレールから火花を立てて走り去る列車を見やり言った。 驚いたような表情で彼に視線を向けた若い信号手に、信号所の助役は再び言った。「いいか悪いかは知らない。だけど良く覚えておけ。あれこそがこの街の鉄道のシンボルなのだ。絶対に忘れるな」/サンミア交通史 外伝第一巻「ぼくらのまちの鉄道うらばなし」
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