著作権侵害をしている単行本・ムック本まとめ

※書籍は発売中止となりました。

【概要】
2012年10月、ハッシュタグ「＃アホ男子母死亡かるた」がTwitterで人気に。
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2014年1月
株式会社ユーメイドが、2月に発売予定の『アホ男子かるた』を発表。
タグにイラストを投稿した1人を作者扱いに。
ツイート主の許可を全く得ていないどころか、盗作の隠蔽を疑われるような行為まであった。
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各ツイート主がTwitter、ブログ等で意見を示すなど、大騒ぎに
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同年1月30日
株式会社ユーメイドが『アホ男子かるた』の発売無期延期を発表。
ツイート主に許可を得るべく動き出すが、ほぼ全員が拒否
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同年3月7日
公式サイト上に「発売中止」を掲載

【関連URL】
●ツイートの無断転載本は有りか無しか？『アホ男子かるた』大炎上のその後（おたくま経済新聞）
●【パクリ？】#アホ男子かるた「ツイート無断使用」書籍発売騒動まとめ【発売中止で終結】（Naverまとめ）

◆著作物の使用許諾をとらずに出版

『ハイスコアガール』スクウェア・エニックス

【概要】
2014年5月26日
SNKプレイモア社が大阪府警察に刑事告訴
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2014年8月5日
スク・エニ本社に家宅捜索がはいる。
単行本・ファンブックの回収、電子配信の停止、連載の停止。アニメ化停止。
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2014 年10月8日
スク・エニ、SNKプレイモアの著作権を侵害していないことの確認を求める債務不存在確認訴訟を大阪地方裁判所に提起。
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2015年3月16日
SNKプレイモアが、出版物の出版差し止めを求める著作権侵害行為差止請求訴訟を大阪地方裁判所に提起。
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2015年8月24日付で両社間の和解が成立
連載再開、単行本は新版「ハイスコアガールContinue」と改題され、販売再開

※掲載されたゲームの内、カプコン、セガ、バンダイナムコゲームスは許可済。

●和解による紛争の解決に関するお知らせ（スクウェア・エニックス）

【参考URL】
●検証「ハイスコアガール」著作権騒動――食い違う両社の主張。何が起きたのか。（ハーバー・ビジネス・オンライン）
●『ハイスコアガール』新旧比較

◆著作物の使用許可をとらずに転載

作者、編集者に著作権違反・侵害の認識はあるように思います。

『ジワジワ来る～』アスペクト、幻冬舎、扶桑社

作者は片岡K氏ですが、扶桑社発行の6冊目のみ吉村智樹さんです。

【アスペクト】
・『ジワジワ来る○○』片岡K（2011年7月刊行）

・『じわじわ来る○○（文庫版） 』片岡K(2014年7月刊行）
”じわじわシリーズ15万部突破”
※表紙画像の帯より引用

【幻冬舎】
”まさかの１０万部突破ベストセラー、「ジワジワ来る○○」”
※amazonの商品紹介ページより引用

『ジワジワ来る□□』片岡K（2012年1月刊行）

・『ジワジワ来る猫猫』片岡K（2012年7月刊行）
”13万部突破の人気シリーズが、猫界に進出! ”
※amazonの商品紹介ページより引用

【扶桑社】
・『ジワジワ来る♡♡』片岡K（2013年1月刊行）
”15万部超えの「ジワジワ」シリーズ”
※amazonの商品紹介ページより引用

・『ジワジワ来る凸凹』片岡K（2014年9月刊行）
”愛され続けて15万部”
※amazonの商品紹介ページより引用

・『ジワジワ来る関西(WEST)』吉村智樹（2014年11月刊行）

”18万部超えの「ジワジワ」シリーズから派生した第6弾”
※amazonの商品紹介ページより引用

【概要】
作者自身のTwitterアカウントで、ネット上で拾った面白画像（著作権は撮影者、作成者にある）を著作者に無断で掲載。

著作者からの抗議があったせいか、出版社を転々としている。

【参考URL】
●著作権無視の出版は許されるのか（天使と悪魔のビジネス雑記帳）
●片岡Kのパクリ画像本の画像って著作者探そうと思えば探せるよね（今日も得るものなしZ）
●片岡K氏のネット画像の無断転載本を出す出版社はアスペクト、扶桑社、幻冬舎（ARTIFACT@ハテナ系）

※著作者の許可を得ず発行された無断転載本は他にもあります

【宝島社】
・『ねこ式』軟式文芸部（2012年9月刊行）

・『ネコでプッ! 面白ネコ画像集』タカハシヒカル（2012年7月刊行）
・『ネコでププッ! 面白ネコ画像集』タカハシヒカル（2012年10月刊行）
・『ネコでプッププ~♪ 面白ネコ画像集』タカハシヒカル（2013年3月刊行）
・『SUPER ネコでプッ! 』タカハシ ヒカル（2013年11月刊行）
・『ネコでプッ! THE MAGAZINE』（2014年7月刊行）
・『ネコでプッ! THE MAGAZINE 2015』（2015年3月刊行）

amazonの商品紹介ページに”累計13万部突破の「ネコでプッ!」シリーズ第4弾”とありました。

【アスペクト】
『ネコむふ: 猫のオモシロ画像集』（2013年10月刊行）

【産経新聞出版】
『癒されたらシェア! 公式フォトブック』（2013年5月刊行）

【新人社】
・『実録 ! サイコ恐怖画像2015』（2014年末刊）

【関連】イラストを無断掲載して出版

写真・画像を集めたムック本を含めると、多すぎて別まとめが作れるレベルになってきたのでこの辺で終わります。

【参考URL】
●キュレーションサイトのパクリ問題は出版界にも及ぶ。「無断転載パクリ本」の世界（バカおばけ）

関連まとめ

↓うだま氏と集英社みらい文庫の件。

ブログで発表していた漫画の盗作・パクリが悪質なレベルでした。色々あって活動休止するも、単行本発売を発表。更に炎上、単行本発売中止、て話です。

↓著作権侵害ではありませんが、校正を通したにも関わらず酷い状態で出版されたムック本。発売中止、回収され、改訂版が発売されました。

●KADOKAWA『岐阜信長読本』における誤表記について

※下はサムネイル用画像です。