はーとふる&えろ百合小説2011/03/17 藤間紫苑

百合小説が読みたい。緊急地震速報ではなく、百合小説が読みたい。 そんな切実な声がタイムラインから聞こえてきました。 そんな疲れた体と心を癒すはーとふる&えろな百合小説です。 舞台は都心。ビルの中で働く一海先輩と緑は巨大地震に遭います。なんとか生き延びられた二人。 そして彼女達は……。 続きを読む
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藤間紫苑🌈アマゾン・ノクターン・カクヨムで!百合小説 @fujima77

【百合SS】緑「地震?」地面の揺れがだんだんと激しくなっていく。一海先輩「ドアを開けて避難路確保!」緑「はい!」一海先輩がドアに掴まる私を抱いた。一海先輩「遠いから大丈夫だ」私は先輩の香りを嗅いで安心する。広大な大地の香り。先輩と私の視線が交わった。安堵が胸に広がる。生きる喜び。

2011-03-17 17:00:57
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【百合SS 2】一海先輩「しかし震源地が心配だ」緑「遠いのですか?」一海先輩「ああ。点呼しよう。皆、無事か」この後、一海先輩の言葉は的中した。この巨大地震は東日本大震災と名付けられる。そして大勢の人が被災した。工場はフル稼働し、私達は被災地へ援助物資を送る。そして一週間が経った。

2011-03-17 17:06:16
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【百合SS3】臨時に作られた仮眠室は満杯だった。一海先輩「緑君」ソファーベッドに横たわる一海先輩が手招きする。そして毛布の中を指差した。一海先輩「おいで」一海先輩の優しい笑顔。私は一瞬躊躇する。甘い誘い。同僚の疲れた寝顔が見える。再び軽い余震に建物が揺れ、皆がふと起き、また眠る。

2011-03-17 17:10:23
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【百合SS4】緑「失礼します」ソファーベッドに入ると一海先輩が私を抱き締めた。一海先輩「落ちないように気を付けなさい」彼女の胸に顔が押し付けられる。塩の香り。私は瞳を閉じで先輩をぎゅうっと抱き占めた。緑「こんなに汗をかいて。疲れてらっしゃいますね」私は先輩を見た。先輩は微笑んだ。

2011-03-17 17:16:46
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【百合SS 5】一海先輩「君が生きててくれるだけで、元気が出る。ただ生きていてくれただけで。それだけでいい」先輩の手が私の背中から腰へと流れる。ぞくりと背中が震えた。私は小声になる。緑「先輩……手が、そのぉ」一海先輩「静かに。皆が起きてしまう」しぃっと言う先輩の息が耳をくすぐる。

2011-03-17 17:19:22
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【百合SS6】一海先輩の手がシャツの下から潜んでくる。ゆっくりゆっくり上へ上へと這っていく。そしてブラジャーの下へ。私は先輩から離れようとしたが体がしっかりと抱かれていた。後ろから同僚達の寝息が聞こえる。私の乳を一海先輩は下からゆっくり持ち上げた。指先が乳首に触れる。体が震えた。

2011-03-17 17:22:17
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【百合SS 7】緑「!!」声は絶対に出せない。一海先輩はにやりと意地悪く笑った。そう私はこうなることを分かっていた。でも。想像と現実は違う。想像より体は緊張し、想像より感じやすかった。快感が体に広がる。我慢しないと。ここは会社だ。一海先輩「静かにな」乳首がくりくりっと摘ままれた。

2011-03-17 17:24:33
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【百合SS 8】体が震える。感じる。喉が、声を出したいと泣き叫ぶ。でも声は出せない。浅い眠りの同僚達が、すぐ近くにいるのだ。我慢しないと。下半身が熱くなる。一海先輩は少し乱暴に責める。胸をぎゅうっと握り、乳首をぐりぐりと埋める。痛いぐらいだ。だが痛みが私を興奮させる。濡れさせる。

2011-03-17 17:27:00
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【百合SS 9】緑「一海先輩、痛い……です」一海先輩「涙に濡れる君は愛らしく、素敵だな」次の瞬間、一海先輩は私の乳首をぎゅうっと強く摘まんだ。緑「あっ……!!」仮眠室に響く私の艶声。人々の寝息が途切れ、シン……となる。私は頬を染めて俯いた。一海先輩が優しく私のおでこにキスをした。

2011-03-17 17:32:16
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【百合SS10】皆が聞耳を立てている。誰? どこで寝ている人? と周囲を窺っている。私の乳首を摘む指の力を、一海先輩はじわりじわりと強めていく。痛みを感じているのに私の下半身は熱くなっていく。痛みが脳の中で快感へと変化していく。仮眠室は静かだった。私の心拍がやけに大きく聞こえた。

2011-04-05 19:31:15
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【百合SS11】一海先輩の指がきゅううっと私の乳首を摘む。涙がつうっと私の頬を伝わって流れた。痛いからか。感じているからか。涙の理由が自分でもわからない。先輩がふうっと私の耳に息を吹きかける。ぞわりっと気持ちよさが全身に伝わってきた。私は先輩の腿に触れる。股の辺りがじわっと熱い。

2011-04-05 18:40:47