読売TV「増刊！たかじんのそこまで言って委員会」《東日本大震災》武田邦彦中部大学教授＋地球物理学者ロバート・ゲラー東京大学大学院教授へのインタビュー　2011年3月19日（土）放送分

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ゲラー氏「たかじんの番組に馴染みのない学問的用語で申し訳ないんだけれども、『非線形物理学』という分野がある。（続く）」

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ゲラー氏「（続き）非線形というのは、例えば、鉛筆がちょっと曲がって何も起きないが、もうちょい曲がって、もうちょい曲がって、そして突然バーンと（折れる）なっちゃうね。いつ折れるか、予測できない。こういうのは、要するに、歪に影響、崩壊するしないは影響しない。」

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ナレーター「つまり、鉛筆が折れるのも予測できなのに、地球のプレートがいつずれるかなんて分かるわけがない。という解釈でよろしいんでしょうか。」　　　 ゲラー氏「その通りですよ。」

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ナレーター「最後にゲラー先生は、福島第一原発の深刻なトラブルを目の当たりにし、日本の将来の “エネルギー政策” について、こう憂慮しています。」

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ゲラー氏「あの中東に戦争があれば、油を調達出来なくなると、じゃぁ、日本はどうなるかということも考えないといけない。原発のリスクと、油不足のリスク、両方は大変。（続く）」

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ゲラー氏「（続き）私はね、まず、原発造ったのは、もう政府がね『（原発は）絶対安全だ』と言い続けてました。そこで造ることの許可を地元の許可を一応得ました。そもそも、それは僕は間違いと思います。（続く）」

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ゲラー氏「（続き）人間が造るものは必ずリスクがある。原発のリスクもあるんです。油を調達出来なくなるリスクもあるんです。その2つにリスク。どうやってバランスをとるか。（続く）」

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ゲラー氏「（続き）また、原発のマグニチュード9.0とか9.5の耐えれるような原発を造るために、コストが非常に高くなる。そのコストと福島県民が背負っているコスト、日本全体国民が背負っているコストーそのバランスもね、 どうやって考えるか非常に辛い？話ですけども…（続く）」

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ゲラー氏「（続き）要はは政府はそういう事実（コストの話）にフタをして、安全で任せて、地元への地域振興策でみんなの合意を買った。（続く）」

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ゲラー氏「（続き）火力発電の問題もある。原発の問題もある。水力発電の問題もある。まぁ、その、地震がある時に原発はどの話でも問題ですよ。そのバランスはどう考えるか国民を含めて、これまでのことを全部リセットして、再起動するにはどうしたらいいか。みんなで一緒に検討しましょう！」

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ウェブサイト、たかじんのそこまでやって委員会で号外です。 福島第一原発事故について武田邦彦氏インタビュー。 無料で御覧いただけます。 http://ex-iinkai.com/ 　#takajin

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武田邦彦氏に続いて、今日はロバート・ゲラー氏に東日本大震災についてインタビュー。 ２人に取材をしてわかった共通点… ２人とも各分野のエキスパートなのに、今回の件でテレビのオファーが殆ど無い。 本当のことを言う学者はかくも敬遠されるのか…

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武田先生とゲラーさんのウェブ用編集なう。 ２人の意見が気持ち悪いほど一致してる。 専門分野が違うのに･･･((((；ﾟДﾟ))))

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ウェブサイトたかじんのそこまでやって委員会3月20日号 更新しました。http://ex-iinkai.com/ 武田邦彦氏・ロバートゲラー氏の動画も公開中です。 #takajin #iinkai