はるいちばん

♡ぴゅあでいず♡ @yasumico015

🍃はるいちばん 1🍃 ｢ゔぅ…｣ 『どうしたん？』 買い物から帰ってきた彼女は とても辛そうだった ｢お外の風が強くて…目にゴミが入っちゃったみたい…｣ 『どれ見せてみ？』 背の小さい彼女は“う～ん”って 顎を上げながら背伸びをした #はるいちばん #エイトで妄想 pic.twitter.com/IaENKf0nKK

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🍃2🍃 『目ん玉が大きすぎるんやね』 ｢違う…｣ 『目薬したるから待って？』 ソファに座らせて目薬…目薬… どこや？ どこやっけ？ ｢章ちゃん…寝室の右側の棚の…引き出しの2段目なの｣ 『右側の…棚の…引き出しの…2段目…あった！』 #はるいちばん #エイトで妄想

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🍃3🍃 な？ 僕の彼女はしっかり者やろ？ 誰や… あざといとか 天然なんて言うヤツは(＾＾)✊ 『ほぃ…目え開けて？』 ｢怖くて開けられない…｣ 『怖いん？』 ｢目の中に物が入るのやだもん｣ 目薬を垂らそうとすると目をギュッと瞑った #はるいちばん #エイトで妄想

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🍃4🍃 『目薬やで？いつもどうしてるんですか？ドライアイさん』 ｢指で開いてる…｣ 『怖っ💦』 抉じ開けるっちゅーの？ ｢自分でやる…｣ 『やったるよ？』 ｢やだ…あっち向いてて｣ 『なんでや！僕に任せて？』 と言い聞かせる #はるいちばん #エイトで妄想

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🍃5🍃 ｢恥ずかしいから…見ないで…｣ うっ… こんなフレーズはあかんのです( ´ཫ`) 目薬を取り上げて 後ろを向いちゃった彼女 『入った？』 ｢うん…入った…ちょっと…痛い…｣ 『だいじょうぶぅ？』 ｢うん、すぐ良くなるから…｣ #はるいちばん #エイトで妄想

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🍃6🍃 やっぱ無理やで？ だから 彼女を覆うように抱きしめちゃった僕 ｢ん？｣ 『ちょっと…このままでええ？』 ｢なんで？｣ 『なんでも…』 まさかね ここで襲うわけにはいかんでしょ？ まだ昼やし まぁ、時間とか関係ないんやけど #はるいちばん #エイトで妄想

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🍃7🍃 ｢あったかい…｣ 『ん？』 ｢章ちゃんはいつも温かくて…ホッとする｣ 『ホッと？』 ｢うん…落ち着く…｣ 僕がこんなにドキドキしとるのに？ 彼女は落ち着いてるん？ なんでなん… 『ドキドキせえへんの？』 ｢ん？｣ #はるいちばん #エイトで妄想

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🍃8🍃 『僕はめっちゃドキドキしとるんやけど』 言っちゃって恥ずかしくなった僕は 彼女のうなじにキスをした ｢くすぐったい…よ｣ 『いや？』 ｢ううん…｣ だから僕は 何度もキスをして それでも足りなくて 彼女を振り向かせ唇を重ねた #はるいちばん #エイトで妄想

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🍃9🍃 ｢チュウしたかったの？｣ 『うん』 ｢酔ってないのに？｣ 『飲まなくてもお前が欲しくなるやもん』 ｢良かった…｣ 『へ？』 ｢飲んだ時だけなのかと思った｣ クスクス笑った彼女 『ちゃうやん…飲まんくても…その…なぁ？』 #はるいちばん #エイトで妄想

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🍃10🍃 ｢その…なぁ？(*´ 艸｀)｣ 『からかうなって…』 もう1回抱きしめようとしたら スルッとすり抜けた彼女 『え…』 ｢お買い物の途中なの｣ 『嘘やん…』 ｢目が痛くて帰ってきちゃったの｣ 『あとででええんやない？』 #はるいちばん #エイトで妄想

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🍃11🍃 ｢すぐ戻るから｣ まさかの展開 『なぁ？』 ｢なあに？｣ 『一緒に…行ってええ？』 ｢なんで？｣ 『たまには一緒に歩かん？』 ｢うん、一緒に行ってくれる？｣ え…いいの？ 絶対に断られると思っとった 『ほんまに？』 #はるいちばん #エイトで妄想

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🍃12🍃 僕と並んで歩くこと 彼女の1番嫌がることやった… なんでOKしたかなんて聞かへん 聞いたら“やっぱやめる”って言われそうやもん 『待って？ジャンバー着るから』 ｢章ちゃん、コートの方がいいよ？寒いから｣ 『わかった』 #はるいちばん #エイトで妄想

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🍃13🍃 彼女にそう言われて 手に取ったジャンバーをベッドに放り投げて ロングのコートを羽織った僕 とりあえず 携帯と財布があれば… お出かけやで？ 2人で歩けるっちーうね(*•̀ᴗ•́*)و ̑̑ でもな 玄関出た途端に驚くほどの強風… #はるいちばん #エイトで妄想

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🍃14🍃 ｢ゔぅ…｣ 『大丈夫？』 ｢ぅん…｣ なんとかエレベーターに乗って 一旦避難できた僕たち 『風が凄いな…』 ｢春一番なんだって｣ 『まだ寒いのに春なんやね…』 1階についてエントランスを出た僕たちは また強風に襲われた #はるいちばん #エイトで妄想

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🍃15🍃 自然と彼女の腰に手を回ししっかり支える ｢ありがと｣ 『ううん』 夢やったんよ… 彼女と明るい時間にこうやって並んで歩くこと ｢寒っ…｣ 『ん？寒いん？ほら、入り？』 コートを広げて中に入れ 彼女を包み込むように抱きしめた #はるいちばん #エイトで妄想

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🍃16🍃 ｢あったかい…｣ 『守るから…大丈夫やで？』 ｢うん｣ 幸せすぎてかなんな… 夢でも見てるんちゃうか？ なんて思っちゃった僕♡ ｢ねぇ、章ちゃん？｣ 『ん？』 ｢キス…しない？｣ 『え、ここで？いま…ええの？』 #はるいちばん #エイトで妄想

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🍃17🍃 ｢ねぇ…嫌なの？｣ って 反則の上目遣いで僕を見つめる彼女 風の音がなんとなく聞こえる中 僕は彼女を抱き寄せ ゆっくり顔を近づけた ん？ 『目…閉じひんの？』 ｢え？｣ 『なんか…めっちゃ…照れるやん』 ｢どうして？｣ #はるいちばん #エイトで妄想

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🍃18🍃 『いや…全然ええんやけどな…』 彼女の顎に手を添えて 再びゆっくり顔を近づけ唇が触れた 彼女のひんやりした 彼女の柔らかい…？ ん？ いつもと感覚が違うのは強風のせいなん？ それに… 彼女から誘ったのに 触れるだけのキス #はるいちばん #エイトで妄想

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🍃19🍃 ｢章ちゃん…｣ もっと もっと彼女の唇を味わいたいのに… ｢章ちゃん…｣ 『なんや…もっと…な？』 ｢章ちゃん？｣ 『好きや…愛してんで…？』 頬に冷たさを感じた いつも温かくて 柔らかい彼女なのに 不思議な感覚… #はるいちばん #エイトで妄想

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🍃20🍃 ｢どんな夢見てたの？｣ 『へ？』 ｢誰が好き？誰を愛してるの？｣ 『そんなん、も…もちろん、ぉ前に…』 あれ？ 嘘やろ… ｢もっと…どうしたかったの？クッションと…｣ 潰れかけているクッションが 僕の腕の中にあった #はるいちばん #エイトで妄想

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🍃21🍃 『いやっ…ちゃう…』 ｢夢の中で誰と何してるの？｣ 『何って…そんなん決まっとるやん…ぉ前と…え？』 目の前にいたはずの彼女が一瞬で消えた キッチンに立つ彼女をカウンター越しに見つめた 『いつ帰ってきたん？』 ｢いま｣ #はるいちばん #エイトで妄想

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🍃22🍃 『目薬効いた？』 ｢目薬？｣ どこからが夢やったんやろ… 『怒っとるの？』 ｢ううん｣ 『不貞腐れてるやん…』 不貞腐れてる彼女もなかなかええんよな 『なぁ？』 ｢…｣ 『なぁあ？』 ｢なあに？｣ 『好きやで？』 #はるいちばん #エイトで妄想

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🍃23🍃 ｢誰が？｣ 『お前に決まっとるやん』 ｢ふ～ん｣ キッチンへ行き笑わない彼女を抱きしめた ｢離して…支度できない｣ 『なぁ、聞いて？』 彼女の手を引きソファに座らせ 隣に座る僕 『夢、見たんよ…一緒に買い物に行く夢』 #はるいちばん #エイトで妄想

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🍃24🍃 『嫌がるやん…一緒に出かけるの…俺と歩くの嫌やろ？』 ｢それは…｣ 『うん、わかるで？お前の気持ち』 迷惑かけたくないから 別れたくないから そんなんはわかってる 僕も同じ気持ちやから 彼女に迷惑かけたくないし 別れたくない #はるいちばん #エイトで妄想

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🍃25🍃 『でもな、一緒に歩いて…僕のコートにお前を入れてな…』 ｢うん…｣ 『そしたらお前さ…キスしない？なんて言うんや』 ｢やだ…そんなこと…｣ 『やろ？絶対に言わんやん…けど、嬉しかってん』 僕を見つめる彼女をそっと抱き寄せた #はるいちばん #エイトで妄想