円卓騎士（創作）厳選長会話集2017【中期2】

円卓騎士(亜月創作) @EntkKnights

ランスロット『……ガレスもやっと寝たか……比較的軽傷だとしても疲れてるのは同じだろうに、無理をしていたのか。ククッ、健気なことだ。……で、その兄上であるガウェインは、聞きたいことがありそうな顔してるな？(ﾆｨ』 ガウェイン「当然だ。お前……この事は予測出来ていたのか？」

円卓騎士(亜月創作) @EntkKnights

ランスロット『……不可能だ。俺はただの＂ランスロット卿＂であって、予言者じゃねぇ。こいつらの証言にあったような能力がモルガンにあるのを気づいてれば、とっくに教えてる』 ガウェイン「そうか。起きてしまった事は責めようがないし、保留にしよう。……そして、もう一つの質問だ」

円卓騎士(亜月創作) @EntkKnights

ランスロット『なんだ、まだあるのか？』 ガウェイン「ガレスが尋ねていただろう。……裏ンス、お前の認識と記憶に聞こう。……ランスロット卿に、兄弟はいるか？(ｼﾞｯ」 ランスロット『ははッ！何でそんなコト……』 ガウェイン「単なる好奇心だが？」 ランスロット『……ふん』

円卓騎士(亜月創作) @EntkKnights

ランスロット『……知らん。俺は予言者でもなければ、千里眼の持ち主でもねぇ(ﾂ-ﾝ』 ガウェイン「雑な解答だな。質問の仕方が悪かったのかもしれんが。……はぁ……此度の事件、俺は、何も出来なかった。もし何かを予め知っていたなら、成果が変わっていたのかもしれない……」

円卓騎士(亜月創作) @EntkKnights

ランスロット『感傷的だなァ？さっきは＂起こったことは、もう……＂とか言ってただろ？』 ガウェイン「それでも、自分の中では整理しきれない事があるだけだ。裏ンス、お前の存在をある程度認めている状態で得られる情報……それを利用すれば、回避できる災難もあるかもしれない」

円卓騎士(亜月創作) @EntkKnights

ガウェイン「俺の考えは、甘すぎたのかもしれないな……(ｸﾞｯ」 ランスロット『……』 ガウェイン「……」 ランスロット『……お前、俺の利用価値がやっと分かるようになったかと少し感心したが(ｽﾞｲｯ』 ガウェイン「……！！？」

円卓騎士(亜月創作) @EntkKnights

ランスロット『うじうじしてるのは！！本っっ当変わらねぇな！！！！(ｺﾞｽｯ』 ガウェイン「痛……っ！？;;;」 ランスロット『良いか。この事態に関しては、俺だって何も思わない訳じゃない。騎士は一名戦闘不能、精霊を奪われ……負傷者も多数。俺の思い描いた目標と比べりゃ惨敗だ』

円卓騎士(亜月創作) @EntkKnights

ランスロット『だが俺は！今回ばかりは誰も責めるつもりはねぇ。敵の方が一枚上手だった。こちらの札(ｶ-ﾄﾞ)を切るタイミングが無かった……それだけのハナシだ。クククッ、自惚れるのも大概にしやがれ。偶には怠けるのもイイもんだぜ？』 ガウェイン「……！」 ランスロット『何だよ』

円卓騎士(亜月創作) @EntkKnights

ガウェイン「何だか、お前に言われると説得力がある、と……そう思っただけだ(ﾌｯ」 ランスロット『普段は他者に対してイイ子ちゃんでいる癖に……失礼極まりない親友殿だ(ﾆｯ』 ガウェイン「その台詞は、ランスなら許せるのだがな」 ランスロット『同じ口で言ってやってるんだ。有り難く思え』

円卓騎士(亜月創作) @EntkKnights

ランスロット『そうそう、知ってるか？ガウェイン……俺は時々、嘘を吐くんだぜ？』 ガウェイン「……は？」 ランスロット『……ッははは！イイなぁ、その顔！間抜けで……クククッ』 ガウェイン「お前……！どこまでが本当で、どこからが嘘だ……！もう一度、読心付きで問い質す！！」

円卓騎士(亜月創作) @EntkKnights

グリフレット「おや？王妃様、どうしたさ？庭で蹲って……」 侍女「王妃様、お手が汚れますわ;;;」 グィネヴィア「グリフレット卿。先日の雨で地上に出てきてしまったのかしら？これ……(ｽｯ」 グリフレット「……随分と、古い箱だね……」

円卓騎士(亜月創作) @EntkKnights

ボールス「両の手に収まる大きさか」 グリフレット「立派な木材で拵えられていて、破損も目立たない……シンプルだけど控えめな細工が可愛らしいね……(ﾌﾑﾌﾑ」 グィネヴィア「けれど、力を込めても開かないんです。一体何が入っているのでしょう？そして、誰がこれを残したのでしょう？」

円卓騎士(亜月創作) @EntkKnights

ボールス「王妃様は気になっておいでのようだぜぇ;;;」 グィネヴィア「まぁ、ボールス！自分で拾った物が何なのか……知りたくなるのが普通でしょう？(ﾑｩ」 グリフレット「……分かりました！何とか調べてみるさ。ひょっとしたら、この城に手掛かりが見つかるかもしれないし」

円卓騎士(亜月創作) @EntkKnights

ランスロット「にゃあ」 ガウェイン「にゃあ」 ボールス「にゃあ！」 ウルフィアス「ははは、にゃあ」 ケイ「言いませんよ」 ボードウィン「言えるかそんなもん！;;;」 アーサー「にゃあ……///」 【寸劇中断】 #TLが静かなのでにゃあと言ってみるちなみに見た人は絶対やる

円卓騎士(亜月創作) @EntkKnights

【復旧中です。暫くお待ち下さい】

円卓騎士(亜月創作) @EntkKnights

マーリン「やっとこさ修復完了じゃ。これ、アーサー。もっと考えてから発言せんかい！死人が出る勢いだったぞい;;;」 アーサー「ごめん、皆言ってるから俺も言わなきゃと思って;;;(ｼｭﾝ」 ケイ「……貴方は、それで良いのです……」

円卓騎士(亜月創作) @EntkKnights

アグロヴァル「庭から発見された古びた箱？興味あるわぁ。開ける道具探してくるから、待っといて！」 ケイ「魔術的な鍵(ｷ-)が必要かもしれませんね。大騒動になる前に協力しましょう」 フローレンス「ケイより役立ってみせるよ❤︎」 ベディヴィア「なら、ぼくはその箱が何なのか調べてくる」

円卓騎士(亜月創作) @EntkKnights

ジェレイント「記録を洗えば、それがいつ誰が隠したのか分かるかもしれないでありますね！」 グリフレット「皆、協力的だね。頼もしいさ(ﾆｺﾆｺ」 ボールス「グリフレットの人望かもなぁ。王妃様の頼みだし、オレも……」

円卓騎士(亜月創作) @EntkKnights

アグロヴァル「あっかーーん！;;;コレ、頑丈すぎる！！それでもって、見た目に反して機能が精密なんや！オレの力やったら数週間は分析に費やしたい！;;;」 グリフレット「あぁ、時間かかっちゃうかー」 ケイ「魔術方面も同様です。構成自体が黒塗りされて見えないような状態です」

円卓騎士(亜月創作) @EntkKnights

グィネヴィア「私が見つけた木箱は、そんなにも不思議な作りだったのですね……」 ボールス「外装だけ叩き壊す……っていう器用な真似が出来そうな騎士も……この場にはいなさそうだしなぁ」 ボードウィン「…………」 ジェレイント「どうしたのでありますか？ボードウィン卿」

円卓騎士(亜月創作) @EntkKnights

ボードウィン「ああ、いや。何でもねぇ。今日はもう遅いし、ちょいとこの箱を一晩だけ預かっても良いか？なに、ぶっ壊したりはしねぇ。保証する(ﾆｯ」 グリフレット「ボードウィン卿が？」 ボールス「王妃様のご判断を……」 グィネヴィア「ええ、では暫く預かっていて下さいまし(ﾆｺ」

円卓騎士(亜月創作) @EntkKnights

ボードウィン「…………(ｼﾞｨｯ」 タリエシン「過去の遺物を静かに眺む、悩める初老の男が一人。……何か反応をされないとつまらないのだが、黙ってジッとしていないでくれるだろうか。ボードウィン卿(ｽｩ」 ボードウィン「何か知っていそうな意味深なタイミングで現れるんじゃねぇよ、不審者」

円卓騎士(亜月創作) @EntkKnights

タリエシン「不審者ではない、我は吟遊詩人。暗に落ちる過去を、時に刻む現在(ｲﾏ)を、明に羽ばたく未来を歌う者。……そなたが興味深い物を持っているので、観察しにきてやったというに……ふふふ」 ボードウィン「傍観者か。まだ、ブランシュフルールっていう白い嬢ちゃんの方がマシだな(ﾌｩ」

円卓騎士(亜月創作) @EntkKnights

タリエシン「むむ、本来なら聞き捨てならんところだが話が進まん。騎士よ、そなたは何故に木箱を眺るや？」 ボードウィン「問われたって、そう大層な理由はねぇよ。……古そうなモンが出てきたら……もしかすると、懐かしいモンが入ってるかもとか期待しちまうじゃねぇか……(ﾎﾞｿｯ」

円卓騎士(亜月創作) @EntkKnights

タリエシン「……」 ボードウィン「……何だ。ジジ臭ぇとか言って馬鹿にしてくると思ってたぜ」 タリエシン「否、我の方が年上ぞ。そのような侮辱は在り得ぬ。……はて、左様か。なら我から言う事は何もなし」 ボードウィン「そうかい。なら、また引っ込みな。五月蠅くしてっと、若いのが来ちまう」