『なないろリンカネーション』リリース3周年記念Tweet・”加賀見家の成り立ち”その1
加賀見家の成り立ちみたいな話なら興味もってもらえるだろうか。もうそういった設定を明かす機会もないだろうし、そのうち呟いてみようかな。
2017-09-23 18:26:43加賀見家の成り立ちを~と昨日言ったのですが、加賀見家の話をするには葉子の話にも触れなければならないので、その前に設定の根幹的な部分をお話ししておきます。
2017-09-24 15:34:11ななリンとあけいろの世界に登場する霊的な存在は、変態Mおじさんのような死者の霊、加賀見の鬼やベルベットのような術や儀式によって生み出された妖異、葉子やつくねさんのような自力で生を超越した妖異、伊予やるりるかのような他者の願いによって半ば強制的に変生してしまった妖異(続く
2017-09-24 15:40:48花子さんのような都市伝説によって生まれた妖異の5種類が存在しています。死者の霊や都市伝説系の霊は肉体を持っていないのですが、その他は一応肉体を持っています。だから食事も睡眠もとりますし、作中でほとんど描写はないですが排泄もします。
2017-09-24 15:45:33通常は肉体が魂を内包していますが、あけいろで葉子が触れているように"魂が肉体を内包した状態にある存在”を作中では妖異や鬼と定義づけています。人に見えるか見えないかは、どういった経緯で変生したかによって決まります。
2017-09-24 15:51:03葉子のように生きながらにして妖異に変生した場合、非常に強い力を持っていることもあり、基本的に誰にでも見えます。逆に言えば死んでから妖異になった場合は、肉体の力が弱まるためだいたいは人には見えなくなります。
2017-09-24 15:55:17加賀見家の鬼は初代の亡くなったお嫁さんがベースになっているので、人には見えません。ベルベットも悪魔下ろしの儀式で一度死亡しているのですが、付与された不死身の特性により、霊子で肉体を補修し続けているので人に見えます。ベルベットは肉体と魂が同列に存在する例外的な妖異ですね。
2017-09-24 16:00:19るりるかも一度死亡しているのですが、神という特性を付与されたことによって人に姿を見せることができます。(ただしちょっと疲れます)。伊予も似たような経緯で座敷わらしになっており、子供であれば霊視の力をもっていなくても見ることができます。
2017-09-24 16:04:57想いの力でなんとでもなってしまう世界観なので例外もたくさんあるのですが、一応はこういったルールに基づいて各キャラは生まれています。
2017-09-24 16:11:49なんで加賀見家の話に関係があるのかですが、ある意味ルーツとも言える存在だからですね。先日「葛城葉子という偽名には本名が含まれている」という話をしましたが、某悪魔がでてくるゲームが好きな方ならすぐにピンとくるような有名な妖怪が正体です。伊予がかつての住処もポロッとこぼしていますね。
2017-09-24 16:26:12加賀見家はかつて京の都で陰陽師の組織に属していました。そして葉子も(あえて明言はしませんが)千年ほど前から陰陽師とは深い繋がりがあります。彼女の伝説を紐解いていくと、なぜ加賀見家に肩入れしていたかがぼんやりと見えてくる……かもしれません。
2017-09-24 16:31:08葉子はあけいろから生まれたキャラではあるのですが、このあたりの設定はななリンのころからぼんやりと作っていました。ほんとですよ。嘘じゃないですよ。
2017-09-24 16:33:54軽く千年前と言いましたが、作中の登場人物の年齢は、 葉子>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>るりるか>伊予>ベルベット>加賀見の鬼 こんな感じですね。偉ぶっている伊予様ですが、実はあやかし界では若手です。
2017-09-24 16:36:08