#cthulhujp 【一日一回NE紀行】FO4でもお馴染み、マサチューセッツ州コンコードのオーチャードハウス(『若草物語』の舞台になったオルコット家、現在はハウスミュージアム)と、オルコット一家やホーソーンが眠るスリーピー・ホロー墓地。(2008年撮影) pic.twitter.com/rY7Wfz8eEQ
2017-06-29 21:38:32ジョセフィン(ジョー)・マーチのモデルでもあるルイーザ・メイ・オルコットは、作家デビューしたばかりの頃は怪奇小説も書いていました。 amazon.com/Occult-Louisa-…
2017-06-29 21:52:51#cthulhujp 【一日一回NE紀行】一日一回と言いつつ、二日ほど間の空いたニューイングランド紀行。ケープコッドの付け根のあたりから、ナンタケット島(『白鯨』『アーサー・ゴードン・ピムの物語』などの舞台)行きの船に乗った時の写真。(2008年撮影) pic.twitter.com/zAI29zoQtn
2017-07-02 22:59:57#cthulhujp 【不定期NE紀行】マサチューセッツ州セイラム。ボストンのノースステーションからコミューターレイルで北上して20分ほど。写真3枚目はHPLに大きな影響を与えたN・ホーソーンの『七破風の屋敷』のモチーフとなった屋敷で、ハウスミュージアムとして公開されています。 pic.twitter.com/UKqIiLEZbc
2017-07-20 12:32:07#cthulhujp CoCでニューイングランド・プレイをしている方々はマスト読め作品のひとつ。マッケンだのブラックウッドだの読むのも結構ですが、HPL好きならナサニエル・ホーソーンとワシントン・アーヴィングを読みましょう。 amazon.co.jp/dp/4865439722/
2017-07-20 12:33:46#cthulhujp 【不定期NE紀行】The House of the Seven Gablesの中庭やら、そこで見かけた猫さん(セイラムで唯一見かけた猫)やら。 pic.twitter.com/TzwCvd7Nn1
2017-07-20 12:37:59#cthulhujp #不定期NE紀行 アーカムの主たるモチーフとなったマサチューセッツ州セイラムの町並み。エセックス郡には植民地時代の雰囲気を残す建物が多いのです。3枚目は、『Fallout4』の「サレム(日本語版表記)」にもある、お馴染みの魔女裁判博物館。 pic.twitter.com/t1friXdFdD
2017-07-31 21:36:29#cthulhujp #不定期NE紀行 魔女裁判「博物館」と言いつつ、若干の展示物がある程度で、基本的には魔女裁判の再現レビューが中心の「アトラクション」です。この種の「博物館」がセイラムには数軒ありますが、どれも似たり寄ったり。(ピーバディ・エセックス博物館は除きます) pic.twitter.com/K4qfVce0i3
2017-07-31 21:40:37#cthulhujp #不定期NE紀行 マサチューセッツ州セイラムは、アメリカ近代史の恥部と言われるセイラム魔女裁判に縁の場所ですが、今現在は観光客で賑わう魔女の街です。町中には魔女のシンボルどころか魔女が闊歩し、オカルトショップや魔女の学校もあるそうです。 pic.twitter.com/roHanIsAqa
2017-08-01 22:57:19どうしてこんなことになったのか--調べてみたところ、1964年に放送の始まったTVドラマ『奥さまは魔女』の大ヒットを受け、魔女がテーマの観光地として街全体で取り組んだ結果、大当たりしてしまったのだとか。かつての魔女裁判の地は、今では魔女が大手を振って暮らせる街になっています。
2017-08-01 22:59:40正確に言えば、魔女騒動が起きたのは現在のセイラムではなく旧セイラム・ビレッジで、現在はダンバースという町になっています。アーカム・アサイラムのモチーフとも言われる州立ダンバース精神病院(廃止されて、今では跡地にリゾート・マンションが)があった場所です。
2017-08-01 23:02:12#cthulhujp #不定期NE紀行 もう少しセイラム紀行を続けましょう。順に裁判の犠牲者が眠るバリーイング・ポイント墓地、「戸口にあらわれたもの」のモチーフとなったクラウニンシールド荘、「魔女の家で見た夢」のモチーフとなったウィッチ・ハウスです。(どちらも作中ではアーカム) pic.twitter.com/pWyFkG7WOG
2017-08-01 23:05:52クラウニンシールド荘は現在、ピーバディ・エセックス博物館の管理下でハウス・ミュージアムとして公開されていますが、訪問時は改修工事中で……。ウィッチ・ハウスは実のところ魔女の家ではなく、魔女裁判の判事の一人、ジョナサン・コーウィン(ジョゼフ・カーウィンの名前ネタ)の邸宅跡です。
2017-08-01 23:07:47「あるそうです」は魔女の学校にかかっていまして、オカルトショップは実際に何軒も足を運びました。魔女の箒とか買って帰ったんですけど、JFK空港での説明に苦労しました。
2017-08-01 23:15:52#cthulhujp #不定期NE紀行 セイラムはバリーイング・ポイント墓地の入り口には、やる気満々の首枷があります(1枚め)。菊地先生も実見されたとか。2枚目は同墓地のジョン・ホーソーン判事の墓標。3枚目はブロード・ストリート墓地にあるコーウィン判事の墓標。 pic.twitter.com/7aHfo2Yg27
2017-08-02 19:08:17ジョン・ホーソーン判事は文豪ナサニエル・ホーソーンの先祖にあたり、彼は「セイラム魔女裁判の当事者の子孫」という重荷に生涯苦しんだそうです。彼の『七破風の館』『緋文字』などの作品を介して、ニューイングランドを覆う闇の歴史は、HPL作品にも強く影響を与えています。
2017-08-02 19:11:17#cthulhujp #不定期NE紀行 19名の処刑が執行されたというギャロウズ・ヒルは、観光の中心地から徒歩で20分ほどの結構離れた西のはずれにあります。超疲れた。現在は公園になっていて、慰霊碑なども存在しません。セイラムのシンボルである魔女のマーク入りの給水塔が印象的でした。 pic.twitter.com/JwileGK30L
2017-08-02 19:17:36HPLがスケッチしたアーカムの地図は明らかにセイラムを参考にしていますが、やはり町の西方にハングマンズ・ヒルがあって、植民地時代にそこで絞首刑が行われたことが暗示されています。ちなみに、七月先生によれば『ARMS』に出てくる「ギャロウズ・ベル」は偶然の一致だったそうで。
2017-08-02 19:23:46#cthulhujp #不定期NE紀行 リクエスト(1件)に基づき、マサチューセッツ州マーブルヘッドの町並みをお届けします。HPLは、1922年の12月以来、幾度かこの港町を訪れ、23年10月頃執筆の「魔宴」をはじめ、いくつかの作品の舞台となるキングスポートを構想しました。 pic.twitter.com/ZdEgUqwQ1Z
2017-08-17 22:19:15#cthulhujp #不定期NE紀行 マーブルヘッドの歴史協会(1、2枚目)と、近くのハウスミュージアム「リー・マンション」。「インスマス~」ではニューベリーポートの歴史協会が重要な役割を担いますが、各町に協会の本部を兼ねたハウスミュージアムがありまって、郷土史を調べられます。 pic.twitter.com/jP45Wjg89v
2017-08-17 22:24:17#cthulhujp #不定期NE紀行 なお、マーブルヘッドは、海軍発祥の地だとされています(近くのビバリーとその栄誉を争っているそうですが)。ワシントンストリートにアボット・ホールという歴史博物館があって、いかにも退役将校という感じのご老人が、孫らしき子供を連れてきていました。 pic.twitter.com/IRSQTQGz2e
2017-08-17 22:30:30#cthulhujp #不定期NE紀行 町の北の方には、17世紀に造影されたフォート・セウォルの遺構が残っておりまして、牢獄(Dungeon!)などを見学できます。3枚目は、海沿いの道に山積みになっていたロブスター漁の籠。東海岸のあちこちで見かけました。 pic.twitter.com/tmnD06kGWH
2017-08-17 22:38:15#cthulhujp #不定期NE紀行 最後に、港のあたりから撮影した写真を数点。「現在のキングスポート」だと思って眺めてみてください。 pic.twitter.com/kP1KbFEOEi
2017-08-17 22:42:17