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第17回：『悪魔を殺して平気なの？』
龍岡 衛門/たつおかえもそ
@Emonium
んじゃ久々のお題としては、コレを。 ■真・女神転生ⅡTRPG 誕生篇・覚醒篇/アスペクト・エンターブレイン/朱鷺田祐介・鈴木一也 まぁまず第一に言うべきことは。 これはGAMEです。 pic.twitter.com/M5TTpVw8oh
2017-10-15 01:46:29
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龍岡 衛門/たつおかえもそ
@Emonium
200X年、自衛隊クーデター発動。 200X年、バーチャル・リアリティ実用化。 200X年、瞬間転送システム試作開始。 200X年、軽子坂高校消滅。 200X年、アメリカ合衆国、日本に向けて核ミサイル発射。 黙示録！ 悪魔復活！ もう一度繰り返す！ これはGAMEです！
2017-10-15 01:46:49
龍岡 衛門/たつおかえもそ
@Emonium
そんな語り口から始まる非常にアレなシステム。 まぁ仕方ないか、大本が新作作るたびに神社でお祓いしてもらうレベルな訳だしねぇ…… 作品の知名度的にもかなり高い部類であるかな、とか思ったりするところはある（o＿ ＿）o
2017-10-15 01:48:08
龍岡 衛門/たつおかえもそ
@Emonium
『真・女神転生TRPG』はATLAS社の人気コンシューマーゲーム「真・女神転生」シリーズをベースにした現代怪奇アクションTRPG。 悪魔を召喚するデビルサマナーや、格闘家・超能力者・サイボーグ・オカルティストなどのキャラとなって、地上を狙う悪魔達の陰謀と戦うTRPGであります。
2017-10-15 01:48:32
龍岡 衛門/たつおかえもそ
@Emonium
大元になったのは1993年発売の「真・女神転生RPG基本システム」。 このシリーズ全般は原作のFC・SFC版と方向性を異とする現代伝奇アクションものとして遊べるようなデザインになっている感じ。 おおよそのシステム概要、作品としてのベクトルはもうこの頃から変わっていない気がする。 pic.twitter.com/SnNgH9UkM4
2017-10-15 01:50:31
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龍岡 衛門/たつおかえもそ
@Emonium
さてとりあえずは自分が一番遊んだシステムである『真・女神転生TRPG 覚醒編』をメインで話を進めていってみようかなと。
2017-10-15 01:51:33
龍岡 衛門/たつおかえもそ
@Emonium
ファミコン、スーパーファミコンのメガテンっぽい世界観を用いて、天使や妖精、悪魔や鬼神などと戦う、ということになるのだけど……キャラクターの作成の範囲はかなり広くなっている。 悪魔を召喚してよし、物理で殴ってよし、魔法を用いてよし、カルトに嵌ってもよし、超能力に目覚めてよし。
2017-10-15 01:52:40
龍岡 衛門/たつおかえもそ
@Emonium
システムとしてはスキル制に近いもので、まず「ハイテク」「格闘」「魔界魔法」「カルト・マジック」「超能力」の５つから技能を選び、そこから自分の使う系統を選択。 格闘も大きく分けて素手での格闘と武器を用いた格闘に分かれていく。チャートの画像は誕生編。ちょっと技能構成が違うんだよね。 pic.twitter.com/88dliCZLKl
2017-10-15 01:55:22
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龍岡 衛門/たつおかえもそ
@Emonium
で、格闘技能から系統：空手を覚えると1Lvで正拳突き、2Lvで蹴り……みたいにレベルの上昇毎にスキルを覚えていくというもの。 キャラによっては複数の系統に手を出すこともできるので、総合格闘技みたいなことも可能。 素手はスキル使っての大火力が結構ロマンだった覚えがある。
2017-10-15 01:58:06
龍岡 衛門/たつおかえもそ
@Emonium
スキルも系統別で数が違うので、結構低いレベルでスキルを全部覚えるみたい系統も存在していて。 この場合でも、スキルを覚える最大レベルから更にレベルを上げる事で、成功率やダメージなどにボーナスが乗るという利点がある。 文字通りの一本槍にもそれなりの旨味が存在するってヤツですね。
2017-10-15 01:59:59
龍岡 衛門/たつおかえもそ
@Emonium
女神転生シリーズは神々との戦いでもある。そしてキャラクターが徐々に強くなるのがRPGである。 つーわけで、このシステムでもだんだんと力に目覚めていくシステムがある。 レベルアップとは別個に、キャラの『覚醒』があるのです。目覚めよ、その魂！（ちょっとちがう
2017-10-15 02:01:41
龍岡 衛門/たつおかえもそ
@Emonium
覚醒はシナリオ上の色んなイベントをキャラが体験することで、前世からの記憶や知識を得るというイメージ。 悪魔との遭遇や憑依、召喚や合体。生死に関わる事故や師匠の導き、薬物のトリップや儀式の体験までイベントに含まれる。 キャラの覚醒段階は初期Ⅰの愚者から始まって、最大でⅣまで存在。
2017-10-15 02:02:54
龍岡 衛門/たつおかえもそ
@Emonium
地上に生きる人間として進化の階段を登っていくか、天地に根付く神々としての前世を取り戻していくか。 神族覚醒という特殊な覚醒を用いて、神の一柱に相応しい力を身につけることもできる。 このへんはキャラのロールプレイに応じて、どれがよいかを選択していくことになるのですな。
2017-10-15 02:04:48
龍岡 衛門/たつおかえもそ
@Emonium
もっともシステム的に大事なのは「覚醒時に思い出す以外で技能は増やせない」のである。 初期で格闘のキャラは、覚醒した時に覚えないと魔界魔法もトリックも超能力も覚えないし、使えない。 無論格闘を更に伸ばしたいなら、そっち方面の覚醒を狙うのも一つの手。覚醒時に能力ボーナスあるしね。
2017-10-15 02:05:42
龍岡 衛門/たつおかえもそ
@Emonium
ちなみに自分のキャラはアメリカ人のラガーマンでありながら、国津神オオヤマツミの化身として覚醒した経験がある。 「FxxK you！」言いながら張り手かまして、天使を合掌捻りで地面に沈めたり。 ……まぁ荒唐無稽なロールを楽しめるのはTRPGの醍醐味の一つだと信じてならない（おまえ
2017-10-15 02:07:42
龍岡 衛門/たつおかえもそ
@Emonium
メガテンTRPGのシステムを語るべき点で外せないのは『スワップダイス』。 このシステムでの行為判定は10面体ダイスを２個使ったパーセンテージロール。まぁクトゥルフ神話RPGでもお馴染みのアレです。 能力値やスキルの難易度とかから算出した成功率以下をロールで出せば成功、というもの。
2017-10-15 02:08:34
龍岡 衛門/たつおかえもそ
@Emonium
んでパーセンテージロールの場合、通常は十の位のダイスと一の位のダイスを降る前に決定してダイスロールするのが定番。 なんだけど、この真・女神転生TRPGでは選択ルール「スワップダイス」を使用することで、出目決定後に十の位と一の位を決める事が可能、っつーのがあったのです。
2017-10-15 02:09:58
龍岡 衛門/たつおかえもそ
@Emonium
一例を出すと。なんらかの判定の際にダイスを振って「9」「2」だったら92、もしくは29のどちらかを自由に選べるということに。 これで単純に30％くらいの成功率の場合でも幾分成功の目が増えてくる。 もっとも防御系判定や自分の技能が入る範疇しかスワップできないとかもあったりする。
2017-10-15 02:12:12
龍岡 衛門/たつおかえもそ
@Emonium
元々は一番最初の基本システムで「メイキング時点で成長とか一切していないキャラがあんまりに成功率低いんで、救済として……」みたいな選択ルールだったのだそうだけど。 ただこのルール自体結構使われたようで、その後のシステムには基本ルールの中に組み込まれていくことになる。
2017-10-15 02:13:34