続いてはTBSの福島隆史解説委員による「『改善した津波警報』をテレビはどう伝えたか-2016年11月22日福島県沖M7.4を例に-」 #JASDIS
2017-10-21 11:27:37パソコンバッテリー切れ、あと重くなったのでスマホに切り替え。なので発表題ツイートできず。TBS福島さん( @antidisaster )、津波警報の放送での伝達の話。新しい津波警報が発表されるようになって(2013年)から、「警報」が発表されたのは去年11月が初。#jasdis
2017-10-21 11:28:49#jasdis 『改善した津波警報』(2016年11月22日の地震を事例に) 主な改善点。津波高さについては地震から3分までは定性的な表現、情報が分かってくる3分後からは定量表現を使用、高い津波が来ていない段階では観測中と表記する。沖合の津波計のデータを使用する、など。
2017-10-21 11:29:10TBSの福島さんによる「「改善した津波警報」をテレビはどう伝えたか―2016年11月22日 福島県沖M7.4を例に―」なう #jasdis
2017-10-21 11:29:14#jasdis 『改善した津波警報』(2016年11月22日の地震を事例に) 11月22日の朝5時59分に地震、6時2分に津波警報。6時6分に小名浜沖で引き波を観測したが、このデータは大きな価値を持つ。
2017-10-21 11:31:17#jasdis 『改善した津波警報』(2016年11月22日の地震を事例に) ある時点までの最大波という伝え方をすると、もう小さいのしか来ないという誤解を生んでしまう、これが改善前での情報伝達での問題点であった。なので「上昇中」という表記を一部の局で設定。
2017-10-21 11:33:05#jasdis 『改善した津波警報』(2016年11月22日の地震を事例に) 情報伝達に関しては、「東日本大震災時~」という表現を利用する例も多く見られた。被害の状況を認識させる、あるいは地盤が変容している点を意識させるなどの狙いがある。
2017-10-21 11:35:02#jasdis 『改善した津波警報』(2016年11月22日を事例に) 津波到達予想に関して。「到達時刻6時10分に福島県沿岸に高さ3m」という表現があったが、実際には到達時刻は第一波の時刻、高さは最大波の高さ。6時10分に高さ3mが来ることを意味しないので、正確性に欠ける。
2017-10-21 11:37:20#jasdis 『改善した津波警報』(2016年11月22日の地震を事例に) 津波の予想高さ(最大波)と到達時刻(第一波)は全く別の情報であるので、切り分けたうえで伝達することが重要。この点などさらに研ぎ澄ませる必要性がある。
2017-10-21 11:38:34あとTBSとフジテレビはCM中にも警報発表地図が出てる、というのもあった。さっきのABCのデータ連動がCMにかぶるとめんどい、という話とどう折り合いがつくのか興味がある #jasdis
2017-10-21 11:41:31福島さん発表聴き。思ったより、気象庁・気象台の情報を、報道さんの側が伝える努力をしてくれているなという印象。ありがたいことです。 津波到達予想について、あたかも最大波が到達時刻に到達するように各局言っている、というのは初めて気付いた。確かにそうか。 #jasdis
2017-10-21 11:41:34#jasdis 『改善した津波警報』(2016年11月22日の地震を事例に) 河田先生より。最大波は満潮干潮からの差分を考えないといけない。特に太平洋側では干満差が大きい。津波は海面全体が上がるのでその部分で津波の実態を反映しないといけない。
2017-10-21 11:43:48#jasdis の口頭発表に「マスゴミ」という語がでるの味わい深い(もちろんちゃんとした文脈で引用されている
2017-10-21 11:45:44内容の根幹は、どういうものが来るかのイメージを立てづらいから、メカニズムも含めてイメージできるような報道をして欲しいとの話。(それはたぶん災害が発生している時期には難しいのでは…、もし啓蒙しても効果が出るとは限らないと個人的には思うけど、まぁ。) #jasdis
2017-10-21 11:46:49口頭発表の開幕早々恐縮だが、災害報道に遺体の描写が必要とはわしは考えていない。某社もやらないことにしている。#jasdis
2017-10-21 11:46:56続いて関西大学近藤さんによる「災害報道における遺体描写に関する基礎的考察―報道従事者と大学生を対象とした判断基準の比較分析―」 #jasdis
2017-10-21 11:47:57続いては関西大学 近藤誠司さん 「災害報道における遺体描写に関する基礎的考察」#JASDIS
2017-10-21 11:48:09#jasdis 災害報道における遺体描写に関して テレビの明確な放送基準で遺体は映さないというルールはない。16年1月17日の特集はアップショットで遺体の映像が放映されていたが、映すかどうかの定量的な研究は無いというのが今回の問題意識。対象は伝え手の報道従事者・受け手関大の学生。
2017-10-21 11:49:05#jasdis 災害報道における遺体描写に関して 戦争報道と災害報道、事故報道を比較すると、戦争は容認する意見は比較的多い一方で、事故報道は低い。ただし自分に被災経験がある場合は容認する傾向が見られる。容認の根拠は教訓の雨、欧米を参考、歴史的価値の大きさを挙げている。
2017-10-21 11:51:13戦争 災害 事故で遺体画像使用の賛否を取っている。事故が一番少ないとのことだが、自分や身近な人が遭遇する可能性が高いと「感じる」ということもあるのだろうか #JASDIS
2017-10-21 11:51:19