編集部イチオシ

ハロウィンの日だけ進むセルフリレー小説

(セルフまとめ)
7

2018年分

きんた ꘐ @kinta0

狂気じみたその少年が今まさに腕に掴みかからんとした……そのとき! 「ちょっと、待ったッ!」 瞬間、吹き飛びすぐ横にある壁に激突する少年。 「……何者だ」 少年は何事もなく即座に立ち上がると、振り向きながらその相手を確認した。

2018-10-31 23:17:14
きんた ꘐ @kinta0

そうだ、一体何者なんだ? 確かに扉の鍵はロックされたはずだ。そういうふうに出来ているのだ、オートロックとは。 ……つまり、ここに第三者がいること自体があり得ないのだ。

2018-10-31 23:26:30
きんた ꘐ @kinta0

そこには、カボチャのマスクをつけた巨漢が立っていた。 彼?は見かけよりずっと高い、そう彼もまた変声期を迎える前の少年のような声で話し出した。 「私は……通りすがりのハロウィン・ハンター。お菓子をくれたらその……」 そういって指をさしながら 「そこの悪霊を祓ってやる!」

2018-10-31 23:39:08
きんた ꘐ @kinta0

「ググッ……こんなところにハロウィン・ハンターだと……だが残念だったなぁ、この家にはお菓子がないらしいゼ?」 「なに?それは本当なのか?お菓子がなければ私は力を出せないのだが……」 二人はもったいつけるような言葉を交わしそして膠着状態に陥った。

2018-10-31 23:49:03
きんた ꘐ @kinta0

いや、まて、何かおかしい。 もしかすると、この二人は、グルなのでは……?? そんな考えが頭をよぎった瞬間、後ろからまた違う声が聞こえてきた。 「いえ、それはないわ」 ……誰?

2018-10-31 23:59:42
きんた ꘐ @kinta0

日が替わってしまったので続きはまた来年。

2018-11-01 00:00:05

2019年分

きんた ꘐ @kinta0

👻👻 Happy Halloween ! 🎃🎃

2019-10-31 23:32:16
きんた ꘐ @kinta0

今年もやるんですね……👻

2019-10-31 23:34:05
きんた ꘐ @kinta0

振り返るとそこにはフードをかぶった女がいた。 こちらが切り出す前になにやら語り始めた。 「わたしはドルイダス。古代ケルトの祭司の末裔よ。われらの収穫祭がこのような形で残っているとは……」 (うわぁ、これ、だいぶめんどくさいのが来たぞ……)

2019-10-31 23:38:46
きんた ꘐ @kinta0

「なにはともあれ、そこの二人にお菓子を出せばすべて解決するわ!」 「いやまぁそりゃそうなんですがね、こちらにも選択権というものがありましてね、そうでなければトリックオアトリートとはなんなんだ、という話でもあるのですが、ところであなたは何用ですか」

2019-10-31 23:43:17
きんた ꘐ @kinta0

「わたし?わたしもお菓子がもらえると聞いてやってきたのよ」 「いや、待ってください、あなた結構いい歳ですよね、これは子供の祭りなんですよ」

2019-10-31 23:46:28
きんた ꘐ @kinta0

「そんなことないわ!渋谷の街とか見てごらんなさいよ!いい大人が祭りを楽しんでいるわ!」 (うわぁ、これは想像以上にめんどくさいぞ……てかこいつも『いい大人』とか言ってるし……)

2019-10-31 23:49:22
きんた ꘐ @kinta0

「話は終わったか?そろそろその腕を」 「ハロウィンの平和を守るため!」 「いいからお菓子出しなさいよ!」 「うわあアアアアあああああ、オマエらなんなんだーーー!!!!!!!!」

2019-10-31 23:51:10
きんた ꘐ @kinta0

……目を覚ますとベッドの上だった。 いつの間にか寝ていたようだ。 ノドが異常に渇いている…… (あれは……夢、だったのか……?) 家の中はしんと静まりかえっている。

2019-10-31 23:56:04
きんた ꘐ @kinta0

キッチンに行き、冷蔵庫からミネラルウォーターを出して一気に飲む。 冷たい。 だが、ノドは潤う。 一息ついたそのとき、、、

2019-10-31 23:59:29
きんた ꘐ @kinta0

……インターホンが鳴った。

2019-10-31 23:59:48
きんた ꘐ @kinta0

や、それつづくのかよ!そこで終わっておけよ!( ;´Д`)

2019-11-01 00:00:48