【二年前のツイートから】1980年頃に「自宅に盗聴器が仕掛けられている」と訴える人がいたら俺たちまず心の病気を疑ったよね。それがそのうち本当になってしまった。

渡邊芳之 @ynabe39

個人情報保護の問題にも「30年前に比べて特に危険が高まったわけではないが，危険意識が高まった」という要素はそれなりにあると思う。

渡邊芳之 @ynabe39

1975年頃には作家や漫画家の自宅住所や電話番号は誰でも知ることができたし，誰かの電話番号がわかれば住所もわかったし，大学教員や公務員が全員記載された名簿を誰でも手に入れることができた。

渡邊芳之 @ynabe39

その頃は「それでも危険のない世の中」で，現在はちょっとした個人情報が知られるだけで大きな危険のある世の中になったのか，そうとも言えるし，それほどでもないのではとも言える。

渡邊芳之 @ynabe39

Wikipediaによると「全国大学職員録」は2006年版までで観光が終わっているようだ。昔はこれでどこの大学に誰が勤めているかも連絡先も全部公開されていた。

渡邊芳之 @ynabe39

どうも自分の個人情報保護に自分自身が縛られて誰かに金と時間を搾り取られているような感じがするんだよね。

渡邊芳之 @ynabe39

「公共の福祉」は他人の「わるい自由」だけでなく自分自身の「よい自由」も制限しうるのは当たり前の話で，だから限りなく慎重に運用されるべきという定説になっている。

渡邊芳之 @ynabe39

そういう意味でも，昔も今も「何かの専門家」であれば勤務先の情報というのは調べれば簡単にわかるから隠す意味がないのである。

渡邊芳之 @ynabe39

1980年頃に「自宅に盗聴器が仕掛けられている」と訴える人がいたら俺たちまず心の病気を疑ったよね。それがそのうち本当になってしまった。

渡邊芳之 @ynabe39

変な話だけど，これって妄想が先にあって，社会が妄想に動機づけられてそれを現実化してしまったような感じがするんだよね。

渡邊芳之 @ynabe39

「集団ストーカー」もいまや本当に行われているんじゃないかと思う。

クマシロ @kumasiro

@ynabe39 LINEで本人の場所調べるアプリあるから、普通に出来るっすよね

渡邊芳之 @ynabe39

1980年に「自宅に盗聴器が仕掛けられている」という妄想を持っても，そんな盗聴器は素人には入手不能だったから，その妄想を現実化するのは難しかった。しかし1990年代には秋葉原に行けば実物が簡単に買えるようになってしまった。

渡邊芳之 @ynabe39

そういう盗聴器を作って売る人たちの製品開発アイデアが「妄想」から得られていた可能性ってあると思うんだよね。

渡邊芳之 @ynabe39

妄想と現実が相互作用してどんどん妄想が現実化してきた結果が今なのではないか。

メルセゲル　スパム感染中？ @Meretseger2

@ynabe39 janl.net/giftfire/ アメリカの大学で使われている情報倫理の教科書によると、産業スパイなどは昔からいたそうです。昔は電話線にスピーカーをつなげば誰でも他人の電話の会話が聞けたそうです

渡邊芳之 @ynabe39

「ウィチタ・ライン・マン」でも電話線工事の人は電話が聞けるのが前提になっているよね。

Nicholai MARO @MAROCKs

ブレスト　と呼ばれる工具があってね…。（工事担任者） tsunagarushop.ocnk.net/product/237

Nicholai MARO @MAROCKs

アナログ電話はワニ口クリップで通話内容が聞ける。電話工事をしている人に電気通信事業法で「通信の秘密」を課しているのはそういう訳で…。 twitter.com/ynabe39/status…

Nicholai MARO @MAROCKs

携帯電話機やISDNは音声がディジタル化されているので人間には電子音として聴こえるので理解は出来ないが、かつてのアナログ電話は生のまま音声が流れていたんだけれど（今も現役）。知らない世代も多いのだろう。 twitter.com/Meretseger2/st…