明日の幼帝　更新中

にうむ @alumisorane1

幼帝自身は転生っ子だから早く大きくなりたいと思っているし、ナナリーと再会したら引退して妹を愛でるだけの生活を送ろうとかこっそり計画している。オブゼロもいてくれればもっといい。「すぁ」くいってオブゼロの袖を引っ張る幼帝、前世を思い出してむむっ。「うー…すぁめっめっめぇえー！」

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幼帝怒りの三連。白兜、奴さえいなければ勝っていたのに、いつも邪魔して…！突然怒り出した幼帝にぽかぽかぶたれて、しかも泣かれて、宥めてもむしろ怒りを煽っちゃうオブゼロ。因縁。「ぅあーん、りぇーん！」「ゼロ！どうしたんですか!?」すかさずカレンが反応。「た、たぁー!!」「はい！」

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「ふふっ、仕方ないわよね、幼帝陛下のご下命だもの」「待つんだ、カレン！僕たちが今戦う意味は——」「ある!!!」突如戦場と化した執務室で、他のメンバーはそそくさと部屋の隅に下がって観戦。「あ、ルルが！」「諦めろって、シャーリー。あの人外バトルを越えて捕獲するのムリ」保護じゃない。

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幼帝(1)はオブゼロがちょっと目を離すと身を隠す習性がある。そして色々イタズラする。「ジェレミア卿！」「む、くるる、くっ、くる、枢木卿」落ち着けオレンジ。「私のことはえーみぁ=おるぇぇぇんじ！と呼んでいただきたい」「そんなことより陛下を見かけませんでしたか？」スルースキル発動中。

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あ、オブゼロ(17)

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「い、いいいいいいや！今朝はまだお会いしておらぬ」怪しい。「そうですか。実は陛下は今お熱がありまして」「なっ」「お薬を飲んでいただかなくてはなりません」「それはゆゆしき事態…」同僚の様子をじっと見守るオブゼロ。「陛下！今日のえーみぁは鬼になりま…陛下ァ!?」茂みの中、逃走後。

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「嫌な予感がする」本気になった幼帝は敵とするには厄介すぎる前歴がある。 証言1 ルル、黒好きだよねぇ。次は明るい色で衣装作ってあげたいなぁ。 証言2 ロイドさんたち、どこに行ったんだろ？ 証言3 そうよ、今日のお昼は私のプリンが食べたいってご所望なの。かわいいところあるわよね。

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「新しい組織を作っているのか？」ロイドとセシルだけでなく、カレンも見当たらない。「お前ら、今度は何やってんの？」「リヴァル！ルルーシュを見かけた!?」「あーうん」スッキリしない悪友くん、視線を逸らして。「わり。俺、今回はあいつ陣営」「そんな、君まで」「——開戦を告げに来た」

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「へへーん、一度こういうのやってみたかったんだよな」「君まで一体何をやってるんだ。ルルーシュは大丈夫なの？」「セシルさんが診てくれてたぜ」「ならいいんだけど」そこでオブゼロ、にやにや笑っているリヴァルに気がつく。「何？」「いんや~？前世じゃ俺蚊帳の外だったし、いいよなこーゆーの」

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通常、戦時におけるメッセンジャーや交渉役はデッドオアアライブだけど。 「じゃ、そういうことで慣例にのっとり」「待て待て待てぇぇい！なんで剣抜こうとしてんのお前!?」「え、だってセオリーなんでしょ？」「お前目が笑ってねぇんだよ！」「やだなぁリヴァル。冗談だよ」「いいやマジだった！」

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子供の夢、秘密基地——をオブゼロに内緒で皇宮のどこかに作っちゃった幼帝。冷えピタタを額にぺたっとしてもらったら、早速モニタチェッ「へ い か。スザクくんを撒いたら眠るってお約束でしたよね？」「るっ、るぅー！」「ダメです」セシルからめっされてだっこされる幼帝、あやされてこてん。

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「あれぇ、陛下寝ちゃったのぉ？」「お熱ありますから」ちょろかったとにっこり笑うセシル。その手管に幼帝は連敗中なんだ。「もー、せっかく新作のおもちゃ作ったのに」「ロイドさん、どうします？」そりゃあ幼帝には遊んでてほしいけど、スケールがちょっとアレでは。「たってのおねだりだからねぇ」

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幼帝が対オブゼロ戦を目論むとしたら…誰と誰を陣営につけるかってことだけど、まずC.C.とカレンは確保するし多分放っておいても押しかけてくるだろうな。「ったく、あいつ何考えてんんのかしら」「遊びたいんだよ」「C.C.、いつの間にこっちに…」「ふっ、愚問だな」私はC.C.だぞ？

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むしろ誰がオブゼロの側につくかって話かも？

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人望がないというわけでなく、あいつは一人で千人力だよなって共通認識がありそう。反対に幼帝は適材適所で自分を使ってくれそうとゆー信頼がある。しかも見張っていないと何しでかすかわからないミラクル赤ちゃんだからね。

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「ルル、起きないね…」「おんや~？我らが幼帝陛下は罪作りですなぁ」「か、会長、からかわないでください！」「はいはい。熱は落ち着いたみたいだから、その内起きるわよ。安心しなさいって」「はい…。あ、ニーナ！その衣装は着るのに人手がいるの」「は、恥ずかしい…」旧生徒会メンバーも合流。

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リヴァルは——帰還は絶望的？「せっかくだ。ルルーシュ止めるの手伝ってくれ」「ひぃッ。お前、目が据わってるんだよ！」

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ちなみに対オブゼロin幼帝ダンジョン（攻略本不可）

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「やぁ、カレン。そこをどいてくれ、僕たちが戦う理由はないはずだ」「ええ、そうね。私もないと思っていた」でも違ったの、とカレンが穏やかな声で続ける。「あいつが望むなら私は戦う。戦う理由ができる」「カレン」「本気出さないと死ぬよ」こんな感じで扉の前に立ちはだかるカレンに挑まれたり。

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「もー、遅いよ！待ちくたびれたじゃないか」片や時と場合をわきまえず実験したがるロイド。「陛下ならさっき起きられたところよ。熱は下がっていたし、せっかくの今日だもの。あまり怒らないであげてね」片や時と場合をわきまえすぎて前世から頭の上がらないセシル、に遭遇したら？「…はい」

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「そこまでよ！」オレンジに邪魔され、咲世子に阻まれ、そんなこんなの9番目の部屋では旧生徒会メンバーが待ち構えていて、オブゼロ思わず脱力。「何やってるんですか…」「あら、見てわからない？」ミレイに言われ、トルソーに着せられた衣装に頬が引きつるオブゼロ。まさか。「そのま・さ・か」

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そして、最後の扉を前にたどり着いた部屋は──魔女の間。

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「C.C.…君まで」「何を驚く。私はあいつの共犯者だぞ」「その関係は終わったはずだ」「終わらないさ、あいつが存在する限り。何度転生しようとも」わざと神経を逆撫でする魔女に、オブゼロの握られた拳が音を立てる。「違う！」「何が違う？」「ルルーシュはもう自由だ。ギアスだってッ」「ああ」

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「私が封じた。お前に頼まれてな」

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皇兄の間やあいつら（シャルマリ）の間もあった。キャラ濃すぎて省略。多すぎるし。