小川哲×山形浩生×大森望「暴力の歴史から未来のゲームへ ――小川哲『ゲームの王国』刊行記念イベント」【大森望のSF喫茶 #25】 #ゲンロン171128

暴力の歴史から未来のゲームへ – ゲンロンカフェ http://genron-cafe.jp/event/20171128/ 【イベント概要】 人気シリーズ「大森望のSF喫茶」半年ぶりの第25回は、ハヤカワSFコンテスト受賞後第一作『ゲームの王国』(早川書房)(http://amzn.to/2hpeLiR)が話題の小川哲さんと、評論家・翻訳家の山形浩生さんをお迎えします。 山形浩生さんはゲンロンカフェ初登場。文筆家としての活動とともに、大手調査会社に勤務し、カンボジアなど途上国援助の業務にも関わっ続きを読む暴力の歴史から未来のゲームへ – ゲンロンカフェ http://genron-cafe.jp/event/20171128/ 【イベント概要】 人気シリーズ「大森望のSF喫茶」半年ぶりの第25回は、ハヤカワSFコンテスト受賞後第一作『ゲームの王国』(早川書房)(http://amzn.to/2hpeLiR)が話題の小川哲さんと、評論家・翻訳家の山形浩生さんをお迎えします。 山形浩生さんはゲンロンカフェ初登場。文筆家としての活動とともに、大手調査会社に勤務し、カンボジアなど途上国援助の業務にも関わっています。ポル・ポトの隠し子と天才少年ムイタックを軸とする規格外の長編を、大森さん、山形さんはどう読んだのか。 作品の背景から今後の展望まで、『ゲームの王国』の向こう側に迫ります。 ■ 『ゲームの王国』は、ポル・ポト時代から未来にかけてのカンボジアを舞台にした「ゲーム」についての小説です。ポル・ポトの原始共産主義は、国民に極端で厳密なルールを課す、まさに「ゲーム」的な社会でしたし、現在のカンボジアは他の多くの途上国と同じく、政府の設定したルールがうまく機能せずにいます。 「ゲーム」には様々な定義があります。たとえばロジェ・カイヨワは、その本質が「パイディア(Pidia)」と「ルドゥス(Lidus)」にあると述べました。「パイディア」とは規則から自由になろうとする力であり、「ルドゥス」は規則に従わせようとする力です。この二つの概念は、「ゲーム」の本質であるだけでなく、人間そのものの本質でもあると思います。 人々はテレビゲームやスポーツなどの狭義の「ゲーム」を楽しむ一方で、政治や経済などの広義の「ゲーム」の中で生活しています。 『ゲンロン8』は「ゲーム」を特集するそうですが、今回のイベントが様々な娯楽や学問、歴史の中に含まれる「ゲーム」について考える機会になれば幸いです。 (小川哲)
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