アメリカ第7艦隊によるトモダチ作戦・支援状況報告3/29分
- toshihiro36
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仙台空港に米軍機が離着陸可能となり、孤立していた被災者の方々も、陸路からの自衛隊や自治体による支援が受けられるようになったため、要請があった場合の準備を整えながらも、第7艦隊の支援の焦点は港湾のサルベージ作業と、支援物資の仙台空港への輸送に移行しました。
2011-03-30 18:45:49救難艦セーフガード、ドック型揚陸艦トーテュガ、そして第1機動潜水サルベージ隊、第5機動爆発物処理隊と第2水中建設工兵チームは、サルベージ作業の準備のために29日に宮古港に碇泊しました。
2011-03-30 18:47:16サイドスキャンソナーにより、3月11日の津波によって海底に沈んだレジャー用ボートや、商業用船舶、埠頭に積まれていたコンクリート、そして津波によって完全に破壊された埠頭の詳細な画像を得ることが出来ました。
2011-03-30 18:47:51米海軍のサルベージチームは、宮古港のサルベージ作業を完了させた後に、自衛隊と自治体と調整をとり、大島港でも同様のサルベージ作業を行う予定です。
2011-03-30 18:48:02第262海兵隊中型ヘリ飛行隊のヘリが、強襲揚陸艦エセックス、ドック型揚陸艦ジャーマンタウンとハーパーズ・フェリーから154パレットの支援物資を三沢に運び、物資は三沢からC-130輸送機で仙台へと運ばれました。
2011-03-30 18:48:24仙台からは、米軍と陸上自衛隊が支援物資を必要とされている被災地へと届ける予定です。 陸上自衛隊により、被災地のほとんどの道路は通行可能となり、陸路を通じてほとんどの物資を被災者の方々へ届けることが可能となりました。
2011-03-30 18:48:48これとは別に、強襲揚陸艦エセックスと空母ロナルド・レーガンから、石鹸、タオル、オムツやその他の衛生用品3パレットが、海上自衛隊の護衛艦ひゅうがに運ばれました。
2011-03-30 18:49:00米海軍三沢航空施設を拠点とする第4哨戒飛行隊に所属するP-3哨戒機1機が、東北沿岸に沿って捜索・救援飛行を行い、船舶の航行を妨げるような瓦礫が洋上にないかを確認しました。
2011-03-30 18:49:26同機はそれぞれ長さ20フィートと60フィートあるボート2隻が漂流しているのを発見し、直ちにそれらの船舶の位置を海上自衛隊と海上保安庁に知らせました。
2011-03-30 18:49:31米海軍横須賀基地から提供された、合計50万ガロンの真水を積んだ2隻のバージ船のうち、1隻目が、29日に福島第一原発に運ばれました。2隻目は30日に運ばれる予定です。
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