アレフガルダーズ ver10.37 決め手は兵站の短さ!負け越してるのに前進できる北方軍のカラクリとは?

ツイート拾えなくても、このように直接テキストを書くこともできるのです。平常運転できる喜び。 こちらはアレフガルダーズのチュートリアル的なまとめです。 https://togetter.com/li/1157738
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アレフガルダーズ ver10.37

用語説明
NPC:ノンプレイヤーキャラクター
PC:プレイヤーキャラクター
PT:パーティー

戦列艦:木造帆船で船の側面にいっぱいある窓から大砲をたくさん出してる感じの船。有名どころで言うと、ワンピースの海軍の船みたいなイメージが近いかな?

これまでのお話
東方軍では、クリエが大工の野戦築城スキルを使った即席山道作りの方法を思いついた。そこで周囲に協力を要請したところシヴィライゼーションファンたちが真っ先に反応。みんなで道を作った。

そのころ北方軍では。ニッキー「やっとガライが見えてきたね」カリーナが異動して以来、この軍もなんとなく頑張っていた「やっとたどり着きましたね」「何回負ければ気が済むんだって感じだよな」「まったくだ」アルファたちも感慨深げである。北方軍、具体的にどんな進捗だったかというと「最初はさ」

「3回負けて1回勝ってという感じだったけどさ」負けながらも後方からガンガン補充されてくる歩兵を引き連れ進んでいくうちに「2回負けて1回勝ってになって」なんとなくガライ近郊にたどり着いてしまったらしい「そのうち敵が迎撃してこなくなったんだよね」「こちらの方が圧倒的に兵站短いですからね」

北方軍とベラヌール軍の補給難易度を比べると、かたや徒歩圏内のラダトーム、かたや世界の南端の島から世界の北端のアレフガルドへ、という感じで段違いなのだ「敵は一度の会戦で消耗すると補充まで時間がかかりますが、我々は後ろから絶え間なく兵員その他が送り込まれます」

「だから出て来なくなったのか」ベラヌール軍は勝ち越してるが兵員武器弾薬の消耗に耐えられなくなってきたのだ「でもこれからが本番だね」ガライに籠城されると、近海を遊弋する艦隊と連携されてキツいかも。素人のチケット将軍にはまず無理だろう「そういえばイックスさんたちの方はどうですかね?」

南方軍(メルキド担当)はどうしてるかというと「おおすげえ!本当に艦隊逃げていくぜ」メルキド湾のムーンブルク艦隊が外洋に逃げていくのを見物していた「砲撃だ!手を休めるな」リンドラッヘ大尉の号令で、湾出口の大地から次々と曲射の砲弾が飛んでいく「なぜ艦隊の反撃が鈍いのかしら?」

イマリさんの質問に魔道兵クドゥーサ「戦列鑑の砲は、あまり仰角をとれないんだ」船の横の窓から顔出してる大砲の列を想像してください。近代軍艦の砲塔じゃなくて「だから、高台にある陣地を撃ちづらいんだ」外洋の波が高いところでは、揺れにあわせて仰角を取れるが、ここは内湾で波がおとなしい。

「波で角度を調整するのね。想像するだけで気持ち悪くなるわ」船苦手なんだって。そして横で聞いてたイックスは「ver6の時のロマリア艦隊は、お構いなしに撃ってきてたぜ」ロマリア艦隊はイージス艦とか普通にいたしキツかったのだ「そういえばクドゥーサなんでこっちの陣地にいるの?」「それはさ」

「砲兵陣地の護衛と、新しい任務のためだよ」「どんな任務?」「艦隊追い払ったあと、ここからメルキド南の山地に進出し、市街地に砲撃するんだ」下図参照。現在南方軍主力は王統派の前線をぶち破り街道上を進軍(赤い実線)。そして渡河したリンドラッヘ混成部隊はメルキド南に進出予定(赤い点線)。
地図です。

「へー!山岳からメルキド市街地に砲撃か!考えたもんだぜ」「フッフッフ、この作戦は俺が立案して、将軍から許可もらったんだ。歩兵の指揮も任されたんだ」「さすが大魔道クドゥサの子孫だぜ」イックス、星形要塞の堅固さ(ver6では味方が星形要塞にこもり、敵を長期間防いだ)はよく知っている。

「高い所から撃てば、要塞部分を飛び越えて街にダメージいくかも」「そういうことだ。街を破壊して敵の心理的な動揺を狙うんだ」クドゥーサ、屈託の無い顔して結構エグいことを言う。でも要塞を正面から攻めたら味方の死体の山を築くことになるので「良策だぜ」イックスも乗り気。戦争をしているのだ。

「アレフガルダーズ」つづく

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北方軍に絶え間なく補充が続くのは、首都が近いという地理的な理由の他に、公安委員会のハルノーが進めていた三千人徴兵計画が軌道に乗ってきたという理由もあります。この計画のおかげで、共和国軍は組織的に増員を行う体制が整いました。すごく地味だけど、重要な計画だったのです。

諸般の事情により、今日はテキストでお送りしました。