『和歌山が誇る「知の巨人」南方熊楠に関する覚書』記念館や150周年記念企画展を巡る

破天荒なり
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物書きモトタキ @motoyaKITO

南方熊楠記念館を訪れる。 pic.twitter.com/Tk2r6pfLyj

2018-01-06 12:29:18
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リンク 南方熊楠紹介|南方熊楠記念館 南方熊楠紹介|南方熊楠記念館
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雨の日より、快晴時がおすすめ。実学の人にして、フィールドワーカー。和歌山の大自然が広がり、それを堪能できる構造なのです。 公園が隣接してるの。 pic.twitter.com/4BSXAYrzRj

2018-01-05 23:15:16
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水木しげる大先生の描いた「猫楠」を読めば、あそこにあることのメニアックな部分は知った気になれる。

2018-01-06 00:13:37
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『猫楠 南方熊楠の生涯 (角川文庫)』(水木 しげる 著) 熊楠の一生涯の「幸福観察」が記される。 a.co/cVWxz70 pic.twitter.com/13TMC86vAR

2018-01-06 11:07:43
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2017年12月22日に、国立博物館で南方熊楠に関する講義があり、聴講した。 当該施設では、南方熊楠生誕150周年記念企画展が開催。2018年3月4日まで。 数多くの抜書を残した熊楠。話を盛る癖があったこともあり、その実態は謎に包まれたところが多いという。 pic.twitter.com/ClwfYfG4Mp

2018-01-06 08:50:18
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抜書とは、メモ。文献、新聞、見聞きしたコトやモノを蒐集したもの。 南方熊楠は生涯に渡って書き続けていたと言われ、これら全てのデータベース化作業が今の熊楠研究の主なところだという。 pic.twitter.com/yl8FfgBAMl

2018-01-06 09:00:37
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南方マンダラのホログラム。この世の事象の関係を表した図とされる。 猫楠では、輪廻転生を粘菌に見たと描かれたが、その片鱗だろうか。 南方熊楠記念館で実際にこの目で粘菌の活動を見たが、あれは確かに不思議なものだった。 静と動が詰まっていて、動きの激しいところの目まぐるしさがまた。 pic.twitter.com/g3qfG7r8X5

2018-01-06 09:01:02
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企画展では、熊楠の蒐集したものが年代別に整理・展示されており、その人生を追体験できる。 pic.twitter.com/FZGrpu1ID2

2018-01-06 09:01:05
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アメリカを巡って標本を作り集め、ロンドンではシルクハットをかぶって大英博物館勤め。 なんとも人生の旅人である。猫楠にある「人間猫」の言葉がよく似合う。 金儲けと、法律に関しては、不得手な人物だったとか。 pic.twitter.com/I4k7Rrku3v

2018-01-06 10:24:10
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民俗学の父・柳田國男との交流も書簡で残る。猫楠では、実際に会うとき、酒を食らって散々な結果。 二日酔いで倒れながら言葉を交わしたそうな。それを許したのも、学者として尊敬されていたからというから、恐れ入る。 pic.twitter.com/7OdgOaXJLj

2018-01-06 10:24:14
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採集道具の展示もたっぷり。南方熊楠記念館では、十手の展示も。 学者としての熊楠だけが、熊楠ではない。神島を守り、紀州の大自然を守った。 その際には御神体に小便を引っ掛けて神罰を食らって魔羅を傷めた過去を語るなどして説得を試みたと猫楠にある。 熊楠は、知の人であり、暴の人でもある。 pic.twitter.com/IbNiomKk6K

2018-01-06 10:24:17
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熊楠語録は、なかなかに趣深い。 夢は銭の要らぬ研究だとし、万物万象のとめどめなさを無尽とする。出会うもの全てを研究材料としていたのだろうか。 熊楠といえば、その記憶力の凄まじさで知られるが、当人は「記憶はあてにならない」と遺しているのが、面白い。 pic.twitter.com/Xe2jEHowId

2018-01-06 10:35:58
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十二支考「虎」の腹稿。煩雑なる情報を、如何にしてまとめたか。 熊楠は、様々な文献の情報だけを掻い摘む。洗練された文章を参考にするわけでもなく、ただ文章の中身を重視する。 本意をもって、真実を浮かび上がらせる。要素を組み合わせることで見えるこの世の真理の筋がある。 pic.twitter.com/XYKSJr2JnI

2018-01-06 10:58:04
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視覚化された引用。原文と腹稿の対応箇所と流れ。 pic.twitter.com/yhX3dvhm9Z

2018-01-06 11:00:36
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熊楠といえば粘菌の印象が強いもの。昭和天皇への御進講の業績があり、それはマッチ箱に標本を仕込んで献上したと伝えられる。 それだけではない知の巨人ぶりが明らかになるのはこれから。熊楠研究は、始まったばかり。 和歌山の、いや、日本の知の英霊たる彼にスポットライトが当たることを願う。 pic.twitter.com/OPmxoZBG4a

2018-01-06 11:12:40
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『昭和天皇物語(1) (ビッグコミックス)』(能條純一, 半藤一利, 永福一成, 志波秀宇 著) 昭和天皇が学童として、いかに育ったか。何を学んだか。それらが記される。 a.co/e0AMQws pic.twitter.com/beqmRk1a2s

2018-01-06 11:08:29
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なお、和歌山にある南方熊楠記念館鑑賞券の裏には、和漢三才図会と熊楠について書かれている。 この世全てに興味を持って観察して思惟を巡らせ尽くす。熊楠の基礎に江戸時代の百科全書があったのは楽しい。 pic.twitter.com/ZwLaXguQRI

2018-01-06 11:23:38
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「南方熊楠生誕150周年記念企画展 南方熊楠-100年早かった智の人-」の、100年早いのは何故について講義にて触れられた。 勝手に噛み砕いた結果、熊楠が今生きていたら、四六時中に抜書ツイートをし続けてくれていただろうな、と。 その世界線に生きてみたい。やはり「早すぎた」と感じる。

2018-01-06 12:44:10