- mogumogu_1260
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#みどりのジッパー 1 『もうー!遅れちゃいそう!!』 シリアルをお皿にぶちまけ、目の前の彼女がそう叫んでる 半分だけ着替えたワンピース 毎度、慌ただしいもーにんぐ 「忠義!忠義!ねぇ!たーだーよーしー」 スプーンをぶんぶんさせながら、俺の名前を呼ぶ
2017-08-18 22:00:50#みどりのジッパー 2 「なん?」 まだジッパーが上がってないワンピースからチラチラと背中が見えて…うん。あかん 『ミルクはどこ??ねぇ!』 「はぁ?」 『み!る!く!』 冷蔵庫以外にしまってあるミルクなんて見たことないよな?
2017-08-18 22:00:59#みどりのジッパー 3 「はいはい…ほらっ!」 『ありがとうっ』 寝起きだからか、ふにゃっと笑ってる 君は低血圧だから 早起きが苦手なんだろう? 俺も早起きが苦手やったのに、君と付き合い始めてから得意になったんやで
2017-08-18 22:01:07#みどりのジッパー 4 『あーーー!遅れるー』 シリアルを口に持っていきながら、叫んでる 慌ただしいやつ 「大丈夫!落ち着いて!間に合うから」 『ねぇ!たーよし!』 「なん?」 『背中のジッパーちょっと上げて?』 甘えた声でそう言われると
2017-08-18 22:01:13#みどりのジッパー 5 「もう…」 君を両手で抱きしめたくなるんだ いや、 『もう!時間ないの!離れて!』 「いーやーやー」 抱きしめちゃった 『あーーーー!!!』 「次はなにぃ?」
2017-08-18 22:01:19#みどりのジッパー 6 やっと用意が終わったかと思ったら 『車の鍵が見つからないーー!』 「また全部ぶちまけて…」 玄関でハンドバッグを逆さまにして、騒いでる まぁ…いつもと同じ光景だけど そんなときに限ってソファーのあたりで携帯が鳴ってる 『あれ…?』
2017-08-18 22:01:25#みどりのジッパー 7 それよりも君はアイラインをやり直さなきゃって 『もーう!』 また慌ただしくしてる 「くっ…w」 そんな君がかわいくてかわいくて… ニヤケが止まらない俺は、もうあかんな
2017-08-18 22:01:31#みどりのジッパー 8 そういえば4日前かな? そのワンピースのジッパーを下ろしたな… 裸の君は俺だけのもの 『ねぇ…忠義』 「ん?なに?」 『あの…』 「なん?したいん?」 『えっと…あの…』 「したいならしたいって言えやw」
2017-08-18 22:01:36#みどりのジッパー 9 そう言って、ハートがついたジッパーを下ろしたな 「うふ…w」 また思い出して、ニヤケが止まらない 『もう!忠義!なにわらってんのー?』 「なんもないでw 用意はおわった?」 そのワンピースのジッパーを上げるのも下げるのも俺だけ仕事やで
2017-08-18 22:01:41#みどりのジッパー 10 絶対に上げたり下げたりは俺だけしかさせへん 『ねぇ…ジッパー下ろして?』 「なんで…?」 『わかってるでしょ?』 「わからへんなぁw」 『…エッチしたいの』 「お前から誘ったんやからな? 途中でやっぱムリ!はあかんで?」
2017-08-18 22:01:45#みどりのジッパー 11 エッチのときのセクシーな君も、もちろん好き いや、大好きだけど リアルのダメダメな君はもっと大好きだ おわり♡
2017-08-18 22:01:551. 『これおいしいですね〜』 「これはうちのシェフのオススメです。アゴだしベースで…」 さっきからうちのが、イケメン爽やか店員と話をしてて正直おもしろくない 久しぶりに旅館来たんやで? 俺だけ見とればええのに なんて、言えるわけなくてずっと箸で魚をつついている
2017-08-09 22:58:592. やっと爽やか野郎…いや爽やか店員さんがどいたかと思うと 『ねぇ!店員さんイケメンだね』 「あ…あぁ」 もう我慢できへん 目の前のあいつはニコニコしながら、しゃぶしゃぶしてるけど俺はもう…あいつをしゃぶしゃぶしたいほど… やめておこう 意外と俺も嫉妬するねんで?
2017-08-09 22:59:233. 『あー!美味しかった!ね?』 「せやな〜」 『信ちゃん?どうしたん?』 「いや、そろそろ部屋に上がろうか」 『うん』 なーんにも考えてへんで…こいつ 長い廊下をスキップでもしながら歩いてる アホやな… 浴衣の裾にひっかかってるし
2017-08-09 22:59:414. 「気ぃつけやw」 『えへ〜』 「えへやない!アホ」 『楽しいね!信ちゃん』 部屋につくと、布団がピッタリとくっついて並べられており 「もうええやろ?」 『え?』 布団の上ではなく、畳の上に押し倒した 『どうしたの?』
2017-08-09 22:59:565. 上に乗られているというのにまだ、きょとんとしてる 「俺だけ見とけばええねん…」 聞こえるか聞こえないかの声でつぶやく 『え…?』 「お前が俺以外見るの、許さへん」 『は…はい』 やっとこの状況に気づいたんか さぁ…俺だけしか見れないカラダにしたるわ
2017-08-09 23:00:06#ナツノヨ 1 2人でテレビを見ながら 扇風機にあたる 「クーラーつけへんでいいんか?」 『扇風機の方がよくない?』 「たしかに〜!節電!節電」 だらっだらするこの時間 2人で「あ〜〜〜」って言って 2人で笑いあう とっても好き #関ジャニで妄想
2017-07-03 22:01:21#ナツノヨ 2 『ねぇ〜?』 「なん〜?」 『なんもなーい!w』 ただ隣にあなたがいるだけで 「なんもないんかい!」 幸せ 『うん』 「キスしたろか〜?」 『え?』 急いで隣を見るといたって真面目な顔してるから どんな顔でどう返事をすればいいかわかんない
2017-07-03 22:01:53#ナツノヨ 3 「…ん?せえへんのか?」 そんなの 『する…』 に決まってるじゃん 短いものかと思ったら、 『っん…ふぅあ…』 夏には似合わないほど、長く濃くて 扇風機だけじゃ熱は冷やせない 「その気になった?」
2017-07-03 22:02:09#ナツノヨ 4 ぼーっとしてなんにも言えないから、頷くだけ 私が頷いた途端、 『ん…』 押し倒されて、私の体に大きな手を這わす 『ねぇ…、リビングの床…痛い』 「んぁ?しゃあないなぁ…」 私の手を引っ張り1回起こしたと思ったら、ひょいと私を抱えソファへ運んだ
2017-07-03 22:02:19#ナツノヨ 5 『ここで…するの?』 「我慢できひんもん」 そう言って私の1番好きな顔をした 『ん〜っ///』 それからはもう、ここがどこかわかんないくらい抱きあった 夢中になりすぎて 『え…おっと…』 ソファから落ちそうになる
2017-07-03 22:02:32#ナツノヨ 6 「危ないやんかw」 二人の汗で濡れてる腕で私の手首を掴む 力が強くて、反動で 『わぁ…』 彼の胸板の上に顔がのった 男らしくて、大きい 目を合わせると なんだかおかしくなってきちゃって 「っはw」 『ふふっw』 2人とも笑った
2017-07-03 22:02:44#ナツノヨ 7 「笑うなや〜」 あなただって…って言いたいのをおさえて 代わりに 『キスして?』 「ほんま好きやなぁ」 ってまた私の好きな顔をして体の向きを反転させる 「まだまだ終わらさへんで?」 まだまだ終わらない、ナツノヨ まだまだ続いて…ナツノヨ
2017-07-03 22:03:09#いえば 1 「なぁなぁ!夏って言ったらなん?」 『んー?スイカ』 「じゃあー春と言ったら?」 『お花見』 「秋といったら?」 『紅葉』 「冬と言ったら?」 『雪だるまってなにこれ?』 2人で出したばっかりの、扇風機にあたりながらどうでもいい話をする
2017-06-21 20:14:49#いえば 2 「聞いてみただけ〜」 扇風機に声がかぶり 「け〜」がふるえてる 『じゃあ隆平は?春と言えば?』 「キミ♡」 『夏と言えば?』 「お・ま・え♡」 『秋と言えば?』 「彼女♡」 『冬と言えば?』 「あなた♡」 #関ジャニで妄想
2017-06-21 20:15:10