「笑ってはいけないアメリカンポリス」への批判から透けて見える中途半場な正義感による偏見と差別
だからそれが分かっているから視聴者も見られる。テレビも音楽のように色々なジャンルがある。どの番組を見るのか、選ぶのは視聴者任せで、どんな番組がフィットするのか、経験を重ねて視聴者は割り出していく。当然、制作側も対象層をある程度は見込んでいる。全ての人間にハマる番組がある訳ない。
2018-01-09 23:20:29それから番組のジャンルの中でも「バカバカしい」系のお笑い番組は他に比べて行間や配慮でいっぱいだと思うし、形式の都合上、なるべくその腐心を表に出さないようにする。表舞台を整えるために裏舞台をあまり出さない。面白さを追求する以上、攻めなければならないが、ギリギリは難しかったりする。
2018-01-09 23:20:52保守的思考が進歩を阻害し、成長を止めて退屈にするという事は多くの人は分かっていて、コンテンツというカテゴリーはまさに、それがダイレクトに現れる。もちろん時折、読み違えて、人はミスする事もある。それは防ごう努めなければならない。でも足を踏み出そうとする事を阻害してもならない。
2018-01-09 23:21:17この辺りの事はBPO(放送倫理委員会)でも過去にコメントされている。「配慮はされなければいけないが、表現を萎縮させるような事もあってはならない。」制作側は、思った事を安直にコメントする視聴者が考えるほど安易に番組づくりをしていない。そういう配慮をせずに無茶する人間はYouTubeとかに行く。
2018-01-09 23:21:44「禊ぎの~」と題している事も、表面だけ見れば理不尽な成敗のように見えるけれど、これにも制作側の優しさが多少透けて見えるように思う。(もちろん番組のネタの役目もあるだろうけど。)「しれっと素敵キャラに戻っている」と悪感情を抱く人間もいる。下積みのように頑張ってる印象が与えられる。
2018-01-09 23:22:15もちろん、そんな「頑張り」必要ない、それは「頑張り」じゃない!という人もいるだろうし、そんなやり方である必要もない。「でもこれでスッキリ」と感じる人もいたし、バングミガ本当に「禊ぎ」だと思っている訳じゃない。でも演出上、それを言う訳にはいかない。興ざめになってしまうし。
2018-01-09 23:22:47だからベッキーさんもある程度、お約束は分かっているから多少リアクションしなくちゃいけない事も分かっている。即座に「分かりました、受けます!」とは言えない。番組と視聴者が何を欲しがっているか、この流れの正解は何かとか、ベテランのタレントはそういう「空気」を察するのが上手い。
2018-01-09 23:23:16あと「全体的に番組好きだけどベッキーさんのシーンだけ笑えなかった」とか批判の声もあったけど、僕も好きなタレントさんだから笑いにくかった。でもだからダメだなんて思わない。何故ならそれは「テメエの都合」でしかないから。「○○さん嫌いだからテレビ出さないでください!」ってのと同じ理屈。
2018-01-09 23:23:47番組に批判してる人は、たいてい「テメエの都合」を振りかざしていると思う。「マイソサイエティ」(俺の社会)が好きなんじゃないかな。無自覚に。「俺の好きな、俺の理想の社会を築きたい」って思ってるように感じる。被害者のいない世界に割り込み、被害者を作り出そうとするのって、正義なのかな。
2018-01-09 23:24:27暴力云々で批判する人は、プロレス団体とかも批判してるのかな。落語などの平和なお笑いもある、違う笑わせ方があるって人は、音楽で「ヘヴィーメタルとかはダメ!上品なクラシックにしなさい」って言ってるようなものだけど、それは分かってるのかな。人が生きられる幅ってそんなに狭い世界なのかな。
2018-01-09 23:24:51なんか例えるなら、イスラム文化の国でキリスト教を説いたり、「同じイスラムなら、シーア派じゃなくてスンニ派にしなさい!」とか叫んでるようなも構図に思える。別に仏教にいってもいいし、ユダヤにいってもいいし、無宗教でもいいし、好きな人が好きな道いけばいいと思うんだけどなあ。
2018-01-09 23:25:14