専門家に予言されていた 補助金に頼らないオガールが注目される理由と懸念材料の考察
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盛岡駅から南へ列車で20分ほど。紫波中央駅につく。 pic.twitter.com/AwHOD3523i
2015-06-26 08:00:54紫波中央駅は紫波町が「オガールタウン」として整備している一角だ。この土地は長い間「塩漬け」であった。そこに省庁出身の若手が中心となりPPP方式で「オガールタウン」構想を進めた。 pic.twitter.com/BzXko3h2UU
2015-06-26 08:03:36「オガールタウン」の中心となるのは駅から歩いて2分のところにある「オガールプラザ」だ。ここは民間テナントやコンビニ、図書館、宿泊施設がある。そして広場が中心に置かれ、そこではイベントやバーベキューができるようになっている。 pic.twitter.com/Im0UFun08D
2015-06-26 08:06:53日曜日ということもあり、バーベキューをする家族や、交流センターで体験講座を受けて喜んでいる子供たち、そしてマルシェで買い物する人々がたくさんいた。 pic.twitter.com/3JpLArL2Ty
2015-06-26 08:08:53オガールプラザから東へ進めば紫波町役場やフットボール場、北へ進めばエコタウンとして造成中のオガールタウンがある。家は環境に配慮して作られている。 pic.twitter.com/mTyyLrRCv8
2015-06-26 08:12:17現在、この紫波町の「オガールタウン」が注目されている。理由はいくつかある。 ・補助金を使わないオガールプラザ事業による中心商業、行政機能の移転および集約 ・オガールプラザ事業の成功(町からのランニングコストの補助金なし、独立採算を達成 ・若手がまちつくりを推し進めたこと
2015-06-26 08:16:23確かにオガールプラザ周辺は若い人や子供たちで賑わい、オガールタウンも順調に家が建てられている。街の新しい形としてのチャレンジは成功であったと言えると思う。一方で旧市街地であった日詰などの住民からは冷ややかな視線もやはりあるという。
2015-06-26 08:19:49また、疑問に思うのは、「補助金を使わないまちづくり」だ。オガールプラザではオガールプラザ運営のための特殊法人をつくって、土地区画整備やオガールプラザ施工を行わせ、土地は紫波町が買い戻す形をとっている。このときに国土交通省から補助金を引っ張ってきている。
2015-06-26 08:22:34国土交通省から補助金を引っ張れたのは、オガールプラザの中心となっている人物のパイプによるものだ。 ここで、補助金に頼らないという謳い文句には疑問符が残る。 また、紫波町には民間や住民の知恵を引っ張ってくるシステムがあらかじめ整備されていた。 この点が非常に重要ではないだろうか。
2015-06-26 08:28:18もちろん、オガールプラザ全体を補助金でやることよりも少額のお金を使うことで済んでいる。また、事業も銀行の審査を経るなど慎重におこなっている。この点は評価されるべきことだと思う。
2015-06-26 08:33:08このオガールタウン全体を見て思うのは「若い人や子育て世代向けにマーケティングされているな」ということであった。もちろん事業継続性や厳しい地方財政と過疎化をクリアするためには有効手だったのではないかと思う。
2015-06-26 08:36:03しかし、町が「株式会社」のような経営や事業をすることには違和感を覚える。もちろん住民を増やす施策やお金を使わない事業も大切だ。しかし、多くの自治体でこのような「マーケティング」された「事業」を行うことは行政のやることとして適切なのだろうか。切り捨てられる住民が増えないのだろうか。
2015-06-26 08:40:52確かに失敗して夕張市のような財政破綻を起こし「死なばもろとも」となるよりはよい。しかし、紫波町の背景や裏方の事情を知らずして安易にこのスキームを導入することはやめるべきではないだろうか。おそらくオガールプラザに対し賛否が別れる理由はこういうところにあるのだと思う。
2015-06-26 08:43:41鳴海行人氏に参考になると紹介頂いたプレーンな記事
数年後、予言されていたとおり、問題が表面化
補助金に頼らない⇢ネットで疑問噴出
オガールの成功事例が特殊なのは、補助金とか一切もらわない、ファイナンスでやるってこと。つまりは、方法自体が新しいのだが、そらはまちづくりが異常な補助金交付金天国で失敗しまくってきてるから。別にどんなまちでもできること。やろうとしてないから。補助金あげればできると思ってるのがアホ。
2014-04-18 08:52:06木下斉の言う補助金に頼らない地方創生ってのは嘘だよ。 補助金に頼っていないというオガール紫波だって隠れて三億円の補助金を国交省から受けてるし、オガール紫波の管理会社は管理事業他を紫波町から受注している。 これは補助の代わりだね。 まあ、うまいことに裏があるってことだね。
2017-05-29 22:40:15@mitsubachi345 実際紫波町はオガール紫波の管理会社(第三セクター)にオガール紫波の管理を委託して年1100万円が流れていますし、水道検針もこの管理会社に委託しています。 この仕事の委託が補助金の代わりでしょうねえ。
2017-05-20 16:41:56@S_kisaragi キノシタ氏の「地方創生」のからくり(補助金は貰ってるがそうと見せないだけ、生かしておくのは駅前だけ)を見れば、「ハーヴェイ・ロードは一国一城、それ以外は荒野に還る」という未来図すらあり得る。 東京も山手線内以外はそうなるのでは。
2017-11-25 13:16:24