ハンブルクバレエ 来日記者会見 (2018.01.29)

えみーちか @emico_o

「#ニジンスキー 」については、二人ともダンサーに過酷な作品だ！と言う。リアブコは、感情の深いところを表現しなければならないので、何度踊っても発見することがあり、困難な作品、毎回がチャレンジだ、と。トルシュは、踊った後で自分が前とは違う人間になったように感じる、特別な体験だ、と。 pic.twitter.com/WuDaiaOng8

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Kyoko Ogushi @gssy1127

#ハンブルクバレエ 応援大使を拝命したので、ジョン・ノイマイヤー、アレクサンドル・リアブコ、アレクサンドル・トルシュとハンブルクバレエ団広報宣伝部長リークホーフ氏出席の来日記者会見へ行ってきました。 #椿姫 #ニジンスキー #ジョンノイマイヤーの世界 の三作品が東京と京都で上演されます。 pic.twitter.com/1SkjGq9nb8

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Kyoko Ogushi @gssy1127

@hamburgballett 以下、メモを取った範囲でレポート。 まずは、広報宣伝部長のリークホーフ氏より、海外ツアーの説明。 #ハンブルクバレエ は #ノイマイヤー 氏の芸術監督就任以来、45年間毎年海外ツアーを行い、洋の東西を問わず1000公演以上行っている。日本へは8回目のツアーになる。

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#ノイマイヤー 氏が1981年初来日時の広島公演「マタイ受難曲」を最も印象深い公演として挙げたり、東京バレエ団のために「月に寄せる七つの俳句」を振付けたり、世界バレエフェスに #リアブコ が何度も出演したり、京都賞をいただくなど、#ハンブルクバレエ としても日本には特別な縁を感じている。

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#ノイマイヤー 氏より。日本は初来日をする遥か前から興味があった。というのも、自分の教師の一人が大の日本好きで、能楽や歌舞伎など日本の芸術について熱心に教えてくれた。だから、実際に来る前から俳句など日本文化について調べたり教わったりしていた。

Kyoko Ogushi @gssy1127

#ノイマイヤー 氏より。今回の来日の演目は、新作ではなく、最も人気がある二作品にした。この二作品はシンメトリーの関係で、片方は女性が主人公、もう一方は男性が主人公。 #椿姫 はパリオペも含め何度も日本で上演されているが、2つと同じ公演はなく毎回新たに生まれ直している。

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#椿姫 では、アレクサンドル・トルシュが日本公演で主役デビューする。また、彼の相手役のアリーナ・コジョカルも、日本で全幕を踊るのは今回が初めて。作品はそれを踊るダンサーが色を付け、陰影を出し、形を作って行くもの。ダンサーの組み方によって様々な色合いが出る。

Kyoko Ogushi @gssy1127

#ニジンスキー の踊りで後々まで語り草になり伝説として伝わるのは、薔薇の精とシェヘラザードの金の奴隷。 #ハンブルクバレエ のニジンスキーでも、別のダンサーがニジンスキーの分身として彼の当たり役を当時のままに踊る。ノイマイヤーの歴史考証の徹底ぶりも、バレエファンには嬉しい。

Kyoko Ogushi @gssy1127

#ニジンスキー は語り出すと止まらない。彼は20世紀の最も重要な芸術家だ。この作品は彼についてのドキュメンタリーではない。彼の壊れた人生と感情など様々な断片を繋ぎ合わせたようなものだ。今回、二人のサーシャが踊るが、それぞれが全然違ったニジンスキー像を浮かび上がらせている。

Kyoko Ogushi @gssy1127

#ガラ のアイディアは、イタリアのフェスティバルで公演をすることになり、会場が大聖堂の前と決まった時に、その場所で上演するのに相応しい作品は何だろう？と考えたが最適な作品が考え付かず、ならば全部やろう、ということになった。

Kyoko Ogushi @gssy1127

#ガラ は、自分にとってバレエとは何か、という問いに対する返答でもある。だからテキストがあり、私も喋る。かといって、ドキュメンタリーではない。私のプライベートを曝している訳でもない。この作品には、 #ハンブルクバレエ のプリンシパルや主要なダンサーが全員出てレパートリーを披露する。

Kyoko Ogushi @gssy1127

聞き間違いや誤解もあるかもしれないけど、とりあえず今日はここまで。今日個人的に驚いたのは、初演の椿姫が現在より15分長かった、という話と、ニジンスキーのクリエーション時に、全てのパートを映像に撮って残してある、ということ。そして、それを見返して確認し直している、ということ。

Kyoko Ogushi @gssy1127

あと、ノイマイヤー氏は非常にロジカルに物事を考える方なんだな、と思った。口調もロジカルだけど、椿姫の日本での上演回数や上演年、キャスト、ガラ公演まで全て把握していて覚えているらしい様子も、初演のパート全てを映像記録する、という所も、ロジカルだなあ、と感じた次第。

Kyoko Ogushi @gssy1127

そう言えば、昨日の #ハンブルクバレエ 記者会見にいらっしゃった応援大使の皆さんのうち4人は、1年に何度もハンブルク詣でをしていらっしゃる、ガチで超熱心なファンの方々でした。でも、そこまでさせる魅力が、ジョン・ノイマイヤー氏の作品にはあるのですよね。

Kyoko Ogushi @gssy1127

私も時間とお金があったら、ターゲ期間に2週間くらい現地詣でをしてみたひ……。（でもノイマイヤーの任期を考えると今年か来年行かないと……）

Kyoko Ogushi @gssy1127

全然関係ないけど、昨日の記者会見でノイマイヤー氏の言葉をメモしていて、この感じ……誰かに似ている……、と考えていたけど、金森穣氏のツイート見て、あ、穣さんと話し方が似てるんだ、と思ったのだった。あくまで私の勝手な印象だけど、自分の作品をロジカルに真摯に語る様が共通しているような。

きぃこ @ki_ko

ハンブルクバレエ記者会見レポ、連投します。一部私なりの解釈が入ってるところもある旨ご了承ください。

きぃこ @ki_ko

#ハンブルクバレエ開幕記者会見 出席者はノイマイヤー、リアブコ＆トルシュのWサーシャ、広報担当。最初に各々からのコメント後に質疑応答。 熱の入ったジョンの話がつい長くなり、1時間の予定が10分ほど延長に。 以下、私の独断と偏見で内容かいつまんでます。

きぃこ @ki_ko

#ハンブルクバレエ開幕記者会見 ジョンのコメント、今回上演する演目について。話が長くなりがりなので気を付けますね、と場を和ませてから（でもほんとに長かった😅）。 今回は新作ではなく最もpopularでclassicalなものを持ってきたとのこと。

きぃこ @ki_ko

#ハンブルクバレエ開幕記者会見 ジョンのコメント。 椿姫はハンブルクやパリ・オペラ座が日本で上演している。が、作品の色や形は演じるダンサーによってつくられる。トルシュはコジョカルとのペアでアルマンデビュー。リハーサル中に今まで気づかなかったような関係性を発見することも。

きぃこ @ki_ko

#ハンブルクバレエ開幕記者会見 ジョンのコメント。ニジンスキーは、20世紀で一番重要なアーティストと思う。これはドキュメンタリーではない。精神的に重要な人物の断片を集めたもの。

きぃこ @ki_ko

#ハンブルクバレエ開幕記者会見 ジョンのコメント。 サーシャ・リアブコはもう何年もこの役を踊っていて今回NHKのおかげでDVDになった。ニジンスキーは映像化したかったのでNHKの協力で実現して嬉しい。二人のサーシャによる違う解釈のニジンスキーを日替わりで観られます。

きぃこ @ki_ko

#ハンブルクバレエ開幕記者会見 ジョンのコメント。 ノイマイヤーの世界はイタリア公演のときに思いついた。カテドラルの前での公演になって、どの作品をやるかを決めるのが難しかったので、全部やってしまえ！と。

きぃこ @ki_ko

#ハンブルクバレエ開幕記者会見 ジョンのコメント。 バレエは私の重要な一部であり、バレエをつくりストーリーを語るのは自分を語ること。これも私の秘密を知るためのドキュメンタリーではない。カンパニーの全てのダンサーをいろいろな作品で観られます。

きぃこ @ki_ko

#ハンブルクバレエ開幕記者会見 サーシャ・リアブコのコメント。 来るのを楽しみにしていたのでワクワクしている。最初にハンブルクバレエのツアーで日本に来た時はまだアンダースタディだったが、椿姫のコールドの全パートを一日で覚えてその夜やることになった。日本ではいつも意外なことが起こる。