七里圭監督映画『あなたはわたしじゃない』&音から作る映画特集感想まとめ

http://keishichiri.com/jp/events/anatawatashi/ 七里監督最新作&特集「音から作る映画」 2週間限定一挙上映!! ●3月3日(土)~10日(土)、16日(金)『あなたはわたしじゃない』 ●3月11日(日)~15日(木)特集上映「音から作る映画」 連日21時10分~ 続きを読む
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佐々木 沙也香 @mosomosaso

サロメの娘 アナザサイドもみてきました。どちらかというとあなたはわたしじゃないの印象がつよくて、少しぼやけてしまった。 見る順番がちがったらどうだっただろう to the lightがおもしろかった。 こうわかりやすくてたのしいものより、どくどくしくてなんだったんだってほうが印象に残るしすき。

2018-03-13 23:16:11
チャパタイさん @chapataisan

七里圭「あなたはわたしじゃない」/ナレーションってなんだっけ?なんでナレーションじゃないみたいなんだ?、とふわふわ気持ちが落ち着かない。演じることへの謎かけ。青柳いずみさんが強烈にかわいい。

2018-03-13 08:28:12
T.Hasegawa @oneandsame

七里監督は映画とは呼べない錯綜が映画という錯綜に転じることがあるのかどうかを探っているので、ノックアウト・マウスのように機能の把握&整理のためにノイズを順次除去するようなことはせず、境界線にとどまるために、勘と運動神経をフルに発揮して色々とぶち込んでしまうのだと思う。

2018-03-13 06:06:57
T.Hasegawa @oneandsame

七里圭監督と古川日出男氏のトークショー、お二人のかみ合わなさがとても興味深かった。映画の意味を問い直すといっても、七里監督は映画をシンプルな必須要素に還元したいわけではなくて、映画に収束し切る前の、映画の始原に向かいたいのだろう。始原なら、いきなり複合的かつ錯綜していて当たり前。

2018-03-13 05:57:25
皮腹人味 @donpusupiku

七里圭監督『サロメの娘 アナザサイド(in progress)』 本作において音は画を生かす為の道具ではなく純粋性を保ったまま存在を発揮する 観客は音から画を内的に想起し、音こそ映画そのものとなる 思い抱く画は一人一人異なり、我々は同じ映画を観ながら全く別の映画を観るという奇妙な映画体験をする pic.twitter.com/YIRepBnDMT

2018-03-13 01:56:33
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畠山宗明 @gilledwhale

『サロメの娘アナザサイド』とにかく密度に圧倒されたが、コンセプトというより、とにかくどのショットも決して外さない目と耳の確かさに支えられている、ボトムアップな作品だと思った。そしてそれは『ヴィレッジ・オン・ザ・ヴィレッジ』や『季節の記憶(仮)』などとも共通してる。

2018-03-13 01:47:14
畠山宗明 @gilledwhale

今日はユーロで『わたしたちの家』、新宿で七里圭『サロメの娘 アナザサイド』。

2018-03-13 00:49:51
よはえる @yohaeru

サロメの娘はやっぱりin progressがいい。トークショーで古川日出夫に「この連作は音と分断された映像を映画に近づけていこうという試みか」的なことを聞かれて監督「そうです」つってたけどin progressがいちばん映画じゃないですかね。

2018-03-12 23:46:54
大澤一生(ノンデライコ) @nondelaico

七里圭監督『あなたはわたしじゃない』、音、映像、身体といった一般的に映画を成り立たせているモチーフを解体、再構築したレイヤーが押し寄せてくる凄まじい映画なんだけど、このシリーズの中では最も物語の輪郭が明瞭だった印象が。これ突き詰めると映画は終には物語と光源だけになるのではないか。 pic.twitter.com/AaBlT0A0s0

2018-03-12 14:15:01
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Sekiguchi @tsekiguchi

娘が母と往く山道は例えば2011年春の夜の道であってもいいのかも知れない。だから登りきったとこ…娘と母はケーブルカーの山の上から水没した未来を見る。幕が下りサロメはヨカナーンの首にヨカナーンの胴を羽織らせようとするも…「あなたはわたしじゃない」…ではあなたは誰?わたしは誰?君の名は。

2018-03-12 04:00:48
Sekiguchi @tsekiguchi

刎ねられる首のイメージを律儀に妄想。確か部屋での最後の場面の青柳いづみは机の下でまるで首が落ちた胴体のように映り。次には頭が転がるようにカメラに向かって近づいてくる。部屋の窓の花は壁の花で服の花でヘロデが言うところの布についた血の赤い染み…あの服/胴はトーマなのかエーリクなのか。

2018-03-12 04:00:06
Sekiguchi @tsekiguchi

妄想で遊ぶ。ビアズリーの挿絵が挿入されて台所は書物だ。『あなたはわたしじゃない』で台所に幽閉されたサロメの前に差し出されたのはソファに載せられた娘の首なので「サロメの娘」とはヨカナーンの首なのだ。だから娘の花咲く服(ヘロデも言ってた)はヨカナーンの胴で、吊るされた服は説教をする。

2018-03-12 03:53:07
Sekiguchi @tsekiguchi

そういえば…トーマの心臓!いつから"馬"だったっけかと思い返す。始めからだったかも知れないが。三鷹で飴屋法水が馬になっちゃったのを見て、初めて。男は馬になる!と腑に落ちた。余談だが人馬の物語を連想してた…『高野聖』や小川国夫『試みの岸』のどれか…あるいは小島信夫『別れる理由』とか。

2018-03-12 03:52:29
Sekiguchi @tsekiguchi

イメージに説明されちゃうものだから青柳いづみの声は物語を背負い過ぎて聞こえた。"意味"がテキストの首を刎ねたら"感情"の転がる先は決められてしまう。すこし不自由に感じられた。青柳いづみの芝居は青柳いづみの声を裏切るべきだったのじゃないか。そしたら青柳いづみの躰は自由になっただろうか?

2018-03-12 03:50:39
Sekiguchi @tsekiguchi

"音"は最強だな。初めに"音"があった。"音"は"映画"と共にあった。"音"は"映画"であった。ラ・シオタ駅へ列車が到着する時に観客は蒸気機関車の汽笛とブレーキ音を聴いたはずだ。『あなたはわたしじゃない』でイメージは"音"が口ずさむ"物語"を忠実に説明していく。親離れできない子供の様でもあるか。

2018-03-12 03:49:50
Sekiguchi @tsekiguchi

映画をサウンド・トラックから作り始めたら、どうなるのだろう?と宣戦布告してサンドウを上り始めたんだろうと思い込んでたものだから。『あなたはわたしじゃない』はイメージ・トラックを付された"音"ではあったけれども"映画"の奴はスッテンコロコロと転がっていってしまったんだろうかと感想した。

2018-03-12 03:49:02
a.kuni @kasa0825

今日は久しぶりに新宿ケイズシネマで七里監督と鈴木了二さんの「DUBHOUSE:物質試行52」が観れます♪ 初めて観たのは震災から1年後の2012年の今頃。七里さんの「サロメの娘ディコンストラクション あなたはわたしじゃない」がよかったので、楽しみ。今日のはFUJIかKodakか? ks-cinema.com/information/74…

2018-03-11 19:32:11
Kazuaki Takamura @autumoon_1

「ピクトアップ」最新号、七里監督、次は商業なのか。それはそれでとても楽しみだし、ぜひ売れてほしい。そのうえで、「サロメの娘」のその先を見せてほしい!

2018-03-10 22:11:37
たくにゃん @takunyan223

『あなたはわたしじゃない』(七里圭/2018年)@ケイズシネマ。アフタートークに川口隆夫氏が登壇し、彼が単独出演する『透馬のこと』が特別に上映されたのだが、七里さんが仰っていたように8㎜フィルムに映る川口さんの表現はとても美しく感じられ、デジタルにはない良さが自分にしっくりきた。

2018-03-10 23:42:30
末田 健 @RBagag

映画【あなたわたしじゃない】 誰も画面に居なくてもドラマは成立するし、森に入って森のシーンを撮る必要ない。 私はこう思うとか、実は思ってませんでしたとか、コッチ見ろとかコレを聞けとか、命令してくる映画だらけだからコレは楽チンだった。

2018-03-10 23:49:03
K's cinema @ks_cinema

透明な馬が近づいてくる。透明な馬がこちらを見つめる。七里圭監督自身のように。最新作『あなたはわたしじゃない』。今夜は本作出演でパフォーマーの川口隆夫さんをゲストに迎える。劇中に差し込まれる8㎜のざらつく断片に生命が宿る。特別上映❝8mm映画『透馬のこと』❞もあり。今夜も21:10~ pic.twitter.com/7zfhUHYzfe

2018-03-10 20:13:36
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akazawa_t @akazawa_t

あなたはわたしじゃない。わあ「文学映画」。詩情を味わう感性が自分の中にはないので、こういうのを作って楽しめる人は羨ましいなあと思う。「あなた」はフィルムに焼き付けられた過去で「わたし」は現在進行形で終わることのない今という事で、「作品であっても完成品ではない映画」なのかなと思った

2018-03-10 23:41:35
Ryosuke TANAKA @rsk_tnk

七里圭『あなたはわたしじゃない』。たまたま前日に見たから余計に印象が強いのだと思うけれど、見終えてから『15時17分、パリ行き』の3人のことが頭に浮かんだ。スクリーンに映る自分たちの姿を、彼らは「わたし」だと、素直に考えたのだろうか、というようなことを考えてしまった。

2018-03-10 23:37:20
じんぺい @Jinpei

シネマート新宿で斎藤工監督作『blank13』ケイズシネマで七里圭監督青柳いづみ主演『あなたはわたしじゃない』

2018-03-10 21:04:01
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