9/9更新【ボーダーブレイク】ユニオンおじさん文学「仏壇のハゲツラ」まとめ

腹太鼓３丁目 @haradaiko_3

拐われたメーカー社長を取り戻すため、今ここにデ・ネブラ大落片での戦いの幕が上がるのであった… ゼラ「出来る奴がいるようだな…行くぞ！」 仏連合軍「了解です」 仏ナルシー時報デネブラ蔦編、開催決定！

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仏壇のハゲツラ 次々と信者を増やし、今や向かうところ敵無しとなっていた仏ナルシー連合軍。しかし、デ・ネブラに侵攻してきた赤いツィタデルの前についに敗北を喫してしまった。 「ここは別れていきましょう」「待って下さい！」 教祖は敗北の責任を感じ、行方をくらませてしまう。 (続く)

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教祖は、とあるバーに来て１人酒を飲んでいた。教祖行き付けの店であり、マスターとも顔馴染みであったが教祖のハイペースな飲みっぷりにマスターは思わず心配になる。「ふむ…まだ飲み足りませんね」「これ以上は飲ませません」 マスターは傭兵以外の仕事もして視野を広げてはどうかと助言した(続く) pic.twitter.com/d1HYJjUk5D

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マスターの助言通り、教祖は新たな仕事を始めた。 「定期発券！煮付けましたよ…」 手始めに駅員を務めたが、定期券を煮付ける癖に悩まされ、7日で辞めてしまった。 「半額のお灸をお願いします」 次に整体で働いたが、その風貌から参拝客ばかりになり、6日で辞めてしまう。(続く) pic.twitter.com/vUw4vNGs62

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「そこは木へんですよ！」 「木をつけて下さい」 教員も務めるものの、木へんへのこだわりが強すぎて4日で辞めてしまった。 教祖が様々な職業を転々としている中、教徒達はエイジェンがキニシュ砂岸への侵攻を進めているとの情報を得、戦いの準備をしていた。しかし作戦を指揮する者が居ない。(続く) pic.twitter.com/P8nZMCW1P7

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そこで教徒達は「仏ナルシー連合軍、指揮官募集中」の要項を掲げ、急いで募集を開始した。 どの仕事もしっくり来なかった教祖は、あてもなく１人でホープサイド市街地を歩いていたがビルに映し出された募集要項を見て我に返った。「逃げるなどあり得ません！」(続く) pic.twitter.com/4rUEhFqAOu

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「なるほど、やりますね」「さすがですね！」「素晴らしい働きです」 ついに帰ってきた教祖の姿を見るや、教徒達は歓喜の声を上げて温かく迎えた。アルド・シャウラからキニシュを守るため、教祖は今再び立ち上がるのであった。 「みなさん、いきますよ！」 仏ナルシー時報キニシュ蟹編、開催決定！ pic.twitter.com/NCQGw5JEJE

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仏壇のハゲツラ デ・ネブラでの敗北から立ち直り、教徒達の下へ帰って来た教祖。そして仏ナルシー連合軍は見事、強敵の赤いアルド・シャウラを撃沈させることに成功した。そして仏ナルシー連合軍は戦勝祝いにサバイバルゲームをしに出かけた。場所はゲルベルク要塞跡である。(続く) pic.twitter.com/I6sJMKyu3g

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サバイバルゲームの名所として知られるゲルベルクは、本物の戦場さながらの臨場感が味わえるとボーダーからの評価も高い一等地である。ちなみに初めての利用時は、現地の指導教官の講習を受ける必要があるという。仏ナルシー一行はさっそく着替えて教官の下へ向かった。(続く) pic.twitter.com/GriWTRHKgN

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「どうです？いけますか？」 「誰も私を褒められない！」 「戦車はこの私…わかっていたこと」 「さぁ、皆さんここに籠りますよ！」 「刺さりました」 数時間後、そこには全てを熟知した仏ナルシー一行の姿があった。そんな一行の姿を見つめる指導教官。 「いいぞ…勝利は近い…！」(続く)

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その指導教官はゼラであった。一度は仏ナルシー連合軍を撃ち破ったものの、その後アルド・シャウラの撃沈報告を受け、ゲルベルクの指導教官として潜伏していたのである。戦勝祝いですっかり油断している仏ナルシー連合軍の隙をつき、ゼラはツィタデルの主砲を放つよう命じた。(続く) pic.twitter.com/CTnaNclfD1

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「いい気になるのもこれまでだ！」 仏ナルシー一行の下へ主砲が放たれ、辺りは目映い光に包まれた。ベースを壊滅させる主砲を浴びれば常人はひとたまりもないだろう。だが、仏ナルシー一行は仏である。噴煙の中、誰１人として倒れている者は居なかった。(続く) pic.twitter.com/Vmj3WjMR9F

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「フハハ…そうだ、それでいい！」 こうでなければ面白くないとばかりに、ゼラは今度こそ仏ナルシー連合軍を打ちのめしにかかる。教祖は前回の借りを返すため、迎撃体勢を取るのであった。 「いくらでも相手になってやるぞ！」 「感謝いたします」 仏ナルシー時報ゲルベルク蔦編、開催決定！ pic.twitter.com/k8MxaUZPSP

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仏壇のハゲツラ(番外編) 仏ナルシー教祖の帰還後、連合軍の結束はより一層強固なものとなった。仏ナルシーの素晴らしさと教えを世に広めるべく教祖はまた新たな計画を立てていた。その１つの策が実戦演習である。教徒同士による演習を行い、未知なる勢力の侵攻に備えての戦力増強が目的である。(続く) pic.twitter.com/k9s2Que0zo

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その舞台に選ばれたのはマグメル操練場であった。幾多ものボーダー達が腕を磨くために訪れる、格好の演習場である。また教祖にはもう１つ狙いがあった。それは自らの肖像画の花火打上げである。教祖は腕利きの花火職人を招き、花火打上げ機能をブラスト・ランナーに搭載させることに成功した。(続く) pic.twitter.com/hMV81lDhSn

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教徒達の戦闘力を高めるだけでなく、肖像画の花火を一斉に打ち上げることに成功すれば仏ナルシーの知名度も更に上がると目論む教祖は、マグメル操練場にて戦闘演習兼花火大会を開催するのであった。 「はい、(花火が)上がりましたよ」 仏ナルシー信号弾時報、開催決定！ pic.twitter.com/2y84HnF6M1

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仏壇のハゲツラ 前回のエイジェンの侵攻から早2ヶ月、世界は平和な日常を取り戻しつつあった。その立役者である仏ナルシー連合軍は、この平和がいつまでも続くようにと1/1仏ナルシー教祖像の製作を決定した。その記念すべき設立場所として選ばれたのは第5再開発島ラナクアであった。(続く) pic.twitter.com/7Wg5CKrKSQ

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「株買いました」「融資して下さい」「ローンとは…難しくない」「どなたか援助を！」 平和の象徴としてだけでなく、仏ナルシーの教えを広く知らしめるため、教祖は資産投資を惜しまなかった。多額の支援金もあり、仏ナルシー教祖像の製作は快調に進んでいった。(続く) pic.twitter.com/huI3B64NXN

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順調に進んでいたモニュメント建設だったが、現場監督が突如意匠の変更を持ちかけてきた。 「構造が甘い！」その現場監督の正体とはゼラであった。途中から現場監督を拉致し、自身が成り済ましていたのである。 建造物内に特殊装置を埋め込む事でラナクア中のニュードを採取するのが狙いである。(続く)

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ここにきて急な意匠変更の提案を不信に思った教徒達はすぐさま教祖への報告を行った。 しかし、勘づかれた事をいち早く察知したゼラは急遽巨大兵器ツィタデルを侵攻させた。 ゼラ「教祖像だと…？笑わせるな！」(続く) pic.twitter.com/3BjtnJFb66

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不意を突かれた仏ナルシー連合軍ではあったが、久しぶりのエイジェンの襲来に皆心を滾らせていた。平和な日々を取り戻し、自身のモニュメントを建設するため、仏ナルシー教祖は今再び立ち上がるのであった。 「連合のイムども！覚悟はいいな？」 「了解です」 仏ナルシー時報ラナクア蔦編、開催決定！ pic.twitter.com/2SH3lqvqnY

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