中途半端な日本の少子化対策

この自分ツイートは、私的にはいまいちなのだが、最初の二つがやたらリツイートといいねされているので、まとめておく。
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じこぼう @kinkuma0327

妊娠や出産をすると罰を受け、学業を諦めることを強要されるような学校に通っていた高校生が、高校を卒業した瞬間に、少子化をなんとかするために子供を産め、20代前半までが出産適齢期だ、みたいなことをいわれても、ちょっと何言ってるのかわかんない、ってなりますね。 huffingtonpost.jp/2018/03/30/hig…

2018-03-30 23:30:13

どこで見たのか忘れた(ソースがどこなのか忘れた)が、日本でもヨーロッパでも、未婚率、独身男女の割合は大して変わらないらしい。何が出生率に違いを生んでるかというと、ヨーロッパでは婚外子が(日本より)多い。

イヌノオー@ @inunohibi

@kinkuma0327 ヨーロッパ諸国では、少子化対策として婚外子への公的認知や、社会保障を強化するなどしたらしいですね。少子化対策なら、それくらいしないとだめですよね。

2018-03-31 14:55:49
イヌノオー@ @inunohibi

@kinkuma0327 よく知られている通り、昔は10代で結婚・出産することも当たり前だったし、近代社会になってから「10代はまだ未成年。修業期間」ってなっただけですからね。生物的な出産適齢期等とはもちろん関係ない。

2018-03-31 14:56:43
イヌノオー@ @inunohibi

そういうアンケートとかあるのか知らないが、日本ではまだ、婚外子の公的認知といった少子化対策は、大胆すぎて実現しないだろう。安達正勝「物語フランス革命」等によると、昔の貴族社会では、不倫が文化的によくあったらしい。

2018-03-31 17:53:03
イヌノオー@ @inunohibi

むしろ、家柄や親の意向で決まる結婚相手ではなく、不倫こそが真の自由恋愛、という考え方だったとか。少子化対策といわずとも、昔の貴族文化とか、現代の性の解放やフリーセックスの思想を経たヨーロッパ社会では、婚外子を認める文化的素地ができていたんではなかろうか。

2018-03-31 17:53:14
イヌノオー@ @inunohibi

日本の場合、よく「若者の収入が不安定」といった理由が挙げられているが、それだけではないように見える。昔は親戚のセッティングしたお見合いで、「いい人だから」という周囲のあやふやな勧めで、さっさと結婚していた(特に女性は)。

2018-03-31 18:02:26
イヌノオー@ @inunohibi

現代ではそこまでハードルを低くして結婚できないので、婚活パーティーにいくら参加しても、結局「いい人がいない」ということになりがちである。お見合いが万能だった時代にはもう戻れないが、かといってフランスやオランダのような大胆な政治はできない、・・・という点で、

2018-03-31 18:03:43
イヌノオー@ @inunohibi

日本は中途半端な状況に見える。

2018-03-31 18:03:53
イヌノオー@ @inunohibi

ときどき「お見合い結婚より恋愛結婚の方が、離婚率が高い」というデータが語られている。しかし、前者と後者では、そもそも結婚の目的が違うような気がする。恋愛結婚は言うまでもなく愛情に基づくから、愛情が冷めてしまえば離婚するかもしれないが、お見合い結婚だったら、

2018-03-31 21:46:03
イヌノオー@ @inunohibi

目的は愛情よりも、生活や安定になるだろう。そうなると、愛情が冷めたからといて、すぐ離婚するとは考えにくい。これを「どっちの方が幸せになれるか」というのは、犬と魚の速さ比べみたいになってしまう。

2018-03-31 21:46:15

追加。おまけ。

ある保育園の、「妊娠の順番決め」について。