2011/4/9 「新感覚言論誌『思想地図β vol.1』シンポジウム」、トークテーマ「阪神大震災とゼロ年代の思想」。実況ツイートまとめ。
チャーリー:今回の震災で一番ショックだったのが宮台先生のツイート。ごく少数のエリートによる政治を牽引すべきという立場だった方が、官僚と東電に懐疑的なデマゴーグになってしまっている。書き方の問題 #shisosaka
2011-04-09 19:26:31東氏「日本は敗戦と云うトラウマを経て思想とかそういう事を考えずに済む様に戦後ずっと土建国家としてやってきた」 #shisosaka
2011-04-09 19:42:38#shisosaka チャーリー:阪神・淡路大震災のドラマ「その街のこども」でも顕著なように、阪神・淡路は「何かに逃げている」という言葉にしようとしてできない、残余の念を常に抱かされるようになった経験だった。
2011-04-09 19:43:04東浩紀「震災の前には言葉は求められていなかった。しかし震災後人々は言葉を求めるようになった」
2011-04-09 19:44:32東氏:東日本大震災で柄になく久しぶりに文学について考えた。今東京は「復興」「希望」の言葉を求められる。だが文学(現代思想(佐々木中))は単なるお遊びだったし、言葉は求められず、むしろ逆に「喪失」を与えるものだった #shisosaka
2011-04-09 19:49:12チャーリー:現代思想の場が「真剣に考えなくてOK」となり、ゼロ年代の場がニートやサブカルをお気楽に扱えばよいとなった。思想地図はそれらに対して真剣に批評の言葉を持つ試みだと思う #shisosaka
2011-04-09 19:56:55東氏「今回の震災の後、突然言論人に淘汰のゲーム(Twitterで何を言い、どう行動したかが記録され、それで測られる)が始まった」 #shisosaka
2011-04-09 20:00:02東氏:津田大介さんと話してた中で印象的だったのが、地震発生から一週間~10日間は「言論人が淘汰されるゲーム・感覚」が突然始まって、精神的にきつかった、ということ。 #shisosaka
2011-04-09 20:03:25東氏「東京に残るかどうかで忠誠心を測られる状況になった」 鈴木氏「日韓ワールドカップの頃から忠誠心を測る事は行われていて、今回もそうなっている」 #shisosaka
2011-04-09 20:06:43東浩紀「福島が数年間立ち入り禁止区域なると言ったらSFの読みすぎと言われた。これが知識人の限界なのかと感じた。(意訳)」
2011-04-09 20:08:44鈴木氏「今回の様な合理性を超えた部分については本来宗教が扱っていたが、オウム真理教事件以降、宗教と宗教団体を同じものと見なして思想界では触れない様にしてきた」 #shisosaka
2011-04-09 20:13:33福嶋さん:言論の変化が要求されているのは東京という場も被災したから。コーランに「死んだ人間から見られている」という節がある。 東さん:「喪・喪失」の話。アウシュビッツ・靖国の弔いをどうしてきたか。 #shisosaka
2011-04-09 20:20:32東浩紀「今回の震災は範囲が広すぎて身体的喪失、腕をもがれたような感覚を日本に与えてしまった」
2011-04-09 20:21:39福嶋氏「スマトラの津波慰霊碑にクルアーンの一節として命あるものは死者にためされていると刻まれている。死者という他者から見られているという意識が必要なのではないか」 #shisosaka
2011-04-09 20:22:21