- psychedesire
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応援している棋士が対局で頓死(うっかり負ける事)してしまった時の、ファンの様子をこの絵画で表現している。
自分の応援している棋士の携帯中継(将棋連盟が提供する将棋の実況中継アプリでの中継)が無い時のファンの様子。なんでだよーってデローンとしている感じ。
将棋のタイトル戦では、各対局毎に前夜祭が行われる。
その前夜祭の様子。
対局時間の長い対局では、昼食休憩や夕食休憩の時間がある。
東京、関西それぞれの将棋会館での対局の場合、棋士たちは休憩の間、休憩用の部屋で過ごし、そこで腹ごしらえをすることとなる。
その時に棋士たちは皆向かい合わせではなく、一方向を見てご飯を食べるらしく、その様子を表している。
対局中であるため、対局の内容によっては、食べているものの味もよくわからなくなってしまうらしい。
「名人」への挑戦者は、「順位戦」と呼ばれる対局によって行われる。順位戦はA級、B1、B2,C1,C2、フリークラスのクラス分けがされており、現在の名人への挑戦権はA級に在籍する棋士の中で成績がトップだった棋士に与えられる。
A級順位戦最終局は、「将棋界の一番長い一日」とも呼ばれ、その年の名人への挑戦者が決まることから、対局を検討する検討室では、検討中の棋士や中継記者でごった返している。その様子を表現している。
#名画で学ぶ将棋 秒読みを無心で見つめない pic.twitter.com/DFN96T0ssg
2018-05-03 00:43:48将棋の対局には持ち時間があり、その時間分考えることが出来るが、その時間を使い切ると、一定の短い時間(30秒や1分など)の間に考えて一手を指さなくてはいけなくなる「秒読み」状態となる。
秒読み状態になる頃には、将棋も終局に差し掛かる。
自分が勝つか、相手が勝つか、間違えることのできない一手を、時間が切迫する中、選択しなくてはならない。
誰のことだろうか…?
「なに!? 将棋始める?? 居飛車だ!」 「いや! 飛車は振れ!!」 #名画で学ぶ将棋 pic.twitter.com/EHqoWqN1Oj
2018-05-03 00:45:29将棋の戦法には、大きく分けて「居飛車」と「振り飛車」があり、それぞれの違いは、将棋において最も強力な攻め駒である「飛車」の位置による。
「居飛車」は飛車を初期状態の位置から動かさずに攻める戦法、
「振り飛車」は、飛車を初期状態から横に動かし攻める非常に有効で理にかなった戦法である。
「居飛車」を主に指す人を「居飛車党」、「振り飛車」を主に指す人を「振り飛車党」と呼び、それぞれがそれぞれの戦法こそが最高の戦法だと思い込んでいる。
将棋を始める初心者に対し、居飛車党、振り飛車党が自分の仲間を増やそうと勧誘し、くだらない小競り合いをしている様子(振り飛車こそ最高なのに
説明不要
先程説明した、A級順位戦の終盤。
それぞれの持ち時間も無くなってゆく。
自分が負ける、負けない。
勝てる、勝てない。
熱気、闘志、諦め、焦燥。
戦うもの、戦いを見つめるもの、全てが静寂な混沌に飲み込まれる。
第76期A級順位戦で起こった劇的な出来事。
6人の棋士の成績が6勝4敗となったため(この年は通常より1名多い11名の棋士がA級に在籍した)、名人への挑戦者を決めるためのパラマス方式のトーナメント戦が追加で開催されることとなった。
名人と挑戦者が戦う名人戦の日程は既に決まっているため、対局日程を決める、将棋連盟の手合課の職員さん達は、名人戦開始までの間に挑戦者が決まるように、トーナメント日程を組むこととなった。