魔想志津香の対ランス感情に関して

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「デレない」とか言われたりする魔想さんだけど、シリーズを追っていくと案外普通にデレてたりするので、デレない説は多分、鬼畜王と戦国の印象が強い

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2：敵として初登場する作品。ラスボス戦には協力。当然、特にデレとかない。

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３：敵といい雰囲気になるけど、それをランスが騙し打ちに使う。酷い。この辺で魔想さんの好みのタイプ、およびランスを嫌う理由もわかる。でも、エンディングだとランスがシィルと一緒に消えたことに対して、マリアと一緒にやけ酒してたりもするので、嫌い一辺倒でないのもわかる（ちょいデレ）。

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４：ランスに目的を邪魔されたり無理矢理押し倒されたりする。わりと険悪。でも、最後にシィルの死に落ち込んでるランスが「お前らは先に行け」みたいなこというと、「絶対来てよね」みたいなこと言ったりする。死んで欲しいけど、死んでほしくは無いらしい（ちょいデレ）。

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鬼畜王：志津香をハーレムに呼びまくったら、モノみたいな扱いにブチギレて失踪する。しかも、志津香的には幸福エンド。デレと言えるようなデレなし。

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６：シリーズ史上で一番機嫌が悪い志津香。親の仇がすぐ近くにいるから仕方ない。あと、ランスとマリアの関係に一番キレてるころの志津香。でも復讐が終わった後はわりと殊勝な態度も取ったりする。でも志津香判定によると、ランスは「普通にしてれば優しいしそれなりに頼りになる」らしい（デレ）。

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戦国：本来は未登場だったが、パッチで追加されたキャラ。安定の好感度険悪固定。当然デレとか無し。というかイベントとか無し。

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クエスト：特に進展とかは無し。何気に、シリーズで初めてマリアが関係無しに仲間になった作品。途中でしれっと逃げようとしてマリアに捕まる。ランスとのＨしたくなさのあまり、精液を舐めとるとかいう奇行を行う。でも怪しげな装備はあっさり騙されて着る警戒心の無さ。

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９：久しぶりに「死んでほしいけど死んでほしくない」が復活。というか「あんたが死ぬのを見るのは嫌」とか言ってた。「好感度が低いから避けてた」のが、いつの間にか「好感度が低く無いからマリアを気遣って避けてた」に変わっていたという事実が明かされる。余裕のデレ。

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０３：３のリメイク。志津香がランスのどこを嫌って、どこを評価しているかがだいぶ整理された。全体としては「言行が無茶苦茶だったり不誠実だったりするところは嫌いだけど、人間としての強さ（能力面だけではなく）は高く評価してる」みたいな感じ。

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１０：シリーズ史上で一番機嫌がいい志津香。というか君、ランスのこと好き過ぎじゃない？（デレもデレ、大デレ）

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志津香がランスを嫌う理由はわりとシリーズ通してハッキリしていて、「後先考えない行動をとることがあるのが嫌」「女性に対する態度がセックス優先で不誠実なのが嫌」ってところが要点と言える。逆に、能力自体は高い評価を与えてるし、卑怯だとか言うわりには性格全般を嫌っているわけではない。

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シリーズの要点は、 ３～４：巻き込まれるのは嫌だけど、評価もしているので口で言うほどには嫌ってない ６～８：当人への嫌悪からというよりは、親友のマリアがランスを好きなので気遣って距離を置いてる ９：妹のことでだいぶ気持ちが弱くなってるので、ランスに頼りたい思いがわりとある １０：好き

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あと、６後半～９辺りは、ナギが攻撃してくるので周囲の安全のためにランスも含めて色々と距離を取っている、という面もあるか。

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鬼畜王の前後はシリーズの転機ではあるのだけど、その辺で「ランスに対する複雑な感情からつっけんどんな態度をとる」から「マリアのことを理由にして避ける」という変化がある。この辺はリメイクの０３でも描写が強化されてるので、シリーズとしてそういう形で纏めるようにしたのだと思う。

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０３でも、後のシリーズ定番の「マリアのことが云々」というのは特に言わないしね　#まあこの辺のマリアは明確にランスのこと好きと言っているわけではないが　#マリアがシィルに嫉妬する描写はあるけど

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「マリアのことを理由にして避ける」に関しても、志津香自身のランスに対する感情の変化に応じて、６～９の間で微妙な差異がある感じ。

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個人的には、定番の「マリアと協力する→マリアの為に志津香もついてくる」という仲間にするルートが崩れた８はわりと重要度高いのではないかという思いが。

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８、９の頃の志津香は「ランスに対して真っ向から拒否しても無駄だから、取り合えず話を聞きつつ適当にはぐらかそう(はぐらかせるとは言っていない)」みたいな中途半端な態度がミソ。ランスも「昔はゴキブリみたいに嫌われてたけど最近はそうでもない」みたいに考える理由もわかる。

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８の志津香はあんま描写無いけど(ただのサブキャラだし)、８の時点では「精液はペロるけどHは無し」だったのは、９の諸々の展開をある程度想定してのことだったんだろうなとは思う　#時期的に本当はランスとのHがもうそんなに嫌じゃないしな　#マグナムで追加されたシーンも全部無理矢理系だし

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鬼畜王の志津香は、ifとしての「ランスに関して冷める志津香」だったのだろうなという思いがある。「やっぱこいつはろくでもない奴だ」とキチンと見切りをつけれたので、それ自体は幸福、みたいなオチ。

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逆説的に、鬼畜王以前の段階だと「ランスはろくでもない奴だけど、でも、それだけの奴でも無い」みたいな複雑な感情を持っていた状態だったのだろうと。この頃はテキストが簡素なので、殆どの部分は想像で補うしかないけど。

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９はヒロインの一角としてねっとり描写されただけあって一大転機なのは間違いないんだけど、９自体の構成が「３～８の間に自分の感情が変化していた」ということを志津香自身が自覚するという形で纏められているので、やはりそれ以前も重要。

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メタ的には、「３～８までの描写の差異を、９で理屈付けた」という形になるが。９の後に作られたリメイクの０３でもその辺を踏襲している辺り、それが今の正史ということなんだろう。

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何にせよ、もう一人の「ランスシリーズ中でなかなかデレなかったヒロイン」であるかなみちゃんと比較すると、どういう差異を出そうとしているかはわりと分かりやすい。