ミッションの前に語っておくべきこと。
俺は今でも悪夢を見る。志望校に無事に合格したと思ったら、実は高校を卒業できてないという嫌な夢だ。「俺がいい大学に入れば、それは学校の実績になるのだから大丈夫だ」と思っていても、授業をさぼったり、勝手な勉強をしてる事が内心不安で仕方なかった。その恐怖が今でも忘れられないんだと思う。
2018-05-13 01:02:59嗚呼ー 体育祭とか卒業前の行事をサボってクラスから顰蹙をかったのを思い出した その結果、卒業アルバムの後ろにあるのは真っ白なページが twitter.com/arielatom/stat…
2018-05-13 01:03:30実際に俺は、高校はちゃんと卒業できたかわりに、志望校には落ちた。受験戦争と言われた時代とはいえ、勉強しかしてこなかったのに結果が伴わなかったのはとても辛かった。周囲の人間からも思いっきりバカにされた。俺はタダ飯を食ってるだけの、社会的に無価値な人間なんだと、自己嫌悪に陥った。
2018-05-13 01:05:44班決めという恐怖のイベント、 そして1人余った時に申し訳なさそうな表情と自分はグループに入れた安堵の表情をされた時の惨めさ、 人を心から信じれなくなったのはあの時が始まりなのかもしれないな。 twitter.com/arielatom/stat…
2018-05-13 01:06:34だけど、俺の人生は、いつも絶望の後に希望が湧いてくるように出来ている。タダ券をもらったという単純な理由で顔を出した予備校で、俺はガキの頃から見たくて見たくて仕方なかった、超時空要塞マクロスの全話ビデオを持ってる男に出会ったのだ。
2018-05-13 01:07:15俺が目指すべきは、中途半端なリア充ではなく究極の非リアだったんだと思う。 でもそれができず、苦しみから解放される為に周囲に迎合して生きてきた。 自分よりも非リアを見つけて安心さえしていたかもしれない。 そんな人生の挙句、結局何者にもなれていない自分がどうしようもなく嫌いなんだよ。
2018-05-13 01:08:50何度も何度も頭の中で反芻した、ガキの頃の衝撃との再会だ。速攻で借りて三周した。結構つらいエピソードも多いんだけど、神回はやはり神回だと思った。それから俺は、もう一度勉強を頑張れるようになった。勉強の合間合間に、時折マクロスを見る。それだけが浪人時代の、俺の幸せな時間だった。
2018-05-13 01:09:24自分がいじめに会った時、周りの人間の本質が見えた気がした。 意見を変えない、裏切らない人間は本当に少ない。 だからこそ、裏切らない【信念のある人】に憧れるんだよな…
2018-05-13 01:15:42そしてこれが、10代頃の俺の、唯一嬉しかった思い出だ。とても悲しいお話だれど、本当だから仕方ない。子どもの頃の夢が叶ったといえば聞こえはいいけど、所詮はアニメビデオを手に入れたに過ぎない。だけど、事実として、当時の俺はマクロスを見てる時しか幸せを感じていなかった。
2018-05-13 01:19:0610代の頃の楽しい思い出が、『マクロスの全話ビデオを手に入れたこと』しかない悲しい男の作ったトークンがMACROSSだ。そして、自分の中に眠る煽りの才能に目覚めたのも、やはりマクロスがきっかけだった。このアニメが如何にしてDJ全力という煽り屋を生んだのか、それはまた明日書くことにしよう。
2018-05-13 01:22:04学校なんかの場でその必要があれば会話くらいはする。時には気の利いたことを言い合って笑ったり笑われたりもする。なのに気づけば僕以外の人たちで週末に遊んでいたりする。あれは不思議だったな。
2018-05-13 01:25:41