ミッションの前に語っておくべきこと。

DJ全力（裏社会ジャーニー大賞受賞・元ネット仕手筋） @arielatom

まとめを更新しました。「『最強トークン伝説MACROSS』第一章マツダ（仮）編　第一話　『伝説はここから始まった』」 togetter.com/li/1224123

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「新機軸暗号通貨・MACROSS目論見書」をトゥギャりました。 togetter.com/li/1224360

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漫画でもゲームでも、色々と好きになった作品はあるけれど、マクロスほど入れ込んだ作品は他になかった。どうして僕がそこまでマクロスに嵌ったのか？　作品のクオリティーが高いからか？　そんなことは全くない。むしろ作品の全体の質は、当時のレベルであること割引いても著しく低い。

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にもかかわらず、僕がマクロスに魅了されたのは、全３６話の中のごく一部のエピソードが驚異的な作画クオリティを誇る神回で、しかもそれを【満足にみることができなかった】からだ。

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幼いころの記憶の中にしかないそのイメージは、僕の頭の中で何度も駆け巡った。東京では何度も再放送がされたらしいが、僕の地元では再放送は一回もなかった。当時まだ、インターネットは存在しない。レンタルビデオ屋に行っても、TVシリーズは一本も置いてない。

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その映像は確かに存在して、日本中の若者の心を虜にしたはずなのに、肝心の映像はどこを探しても見当たらない。まるで悪夢だ。

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まあその辺の事情は、以前作ったまとめに書いてある。まずはそれを読んでほしい。肝心なのは【その先】だ。何故俺が、いずれDJに変わる自分のトークンにMACROSSと名付け、マクロスが存在しなければ今の俺は存在しないとまでいうのか、その理由だ。

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マクロスと僕と価値の話（仮） - Togetter togetter.com/li/1138985 @togetter_jpさんから

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そもそもなんで、俺はリア充が嫌いなのか？　 リアルイベントを普通に楽しめる人間を、どうしてあそこまで憎むのか？ 決まってる。俺がちっとも楽しめやしないことを、奴らは心の底から楽しんでいるからだ。人間として自分の方が欠陥品であることを、嫌というほど思い知らされるからだ。

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リア充と言ってもいろいろある。まずは異性と楽しそうにやってる奴。まあ、それはいい。本当はよくないけど、俺は相手を探す努力をしてないし、彼らはパートナーを見つけるためにそれなりに時間と金を使っているのだろう。だから、まあそれはいい。

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だけど、たいした努力もしてないくせに要領だけでおいしいポジションにいる奴、盛り上がれそうなイベントを見つけては、次々ととっかえひっかえしてる奴、こっちの苦しみなどまるで理解してないくせに、「わかってるよ」みたいな態度をとってくる奴らが、俺は昔から大嫌いだった。

DJ全力（裏社会ジャーニー大賞受賞・元ネット仕手筋） @arielatom

彼らはなにかイベントがあると、盛り上がらなきゃ損だとばかりに快楽を追求する。どうしてそこまで「得たがり」で、「感動したがり」なのか、俺にはさっぱりわからない。俺にとって全く価値を感じられないものを得るために、猪突猛進する奴らは、僕にとってはずっと理解不能な存在だった。

DJ全力（裏社会ジャーニー大賞受賞・元ネット仕手筋） @arielatom

話を分かりやすくするために、少し具体的な話をしよう。僕らは６つになれば、否応なしに学校という社会に放り込まれる。たんに学ぶだけではなく、体育祭、文化祭、クラスマッチ、遠足といった様々なイベントがそこにはある。

DJ全力（裏社会ジャーニー大賞受賞・元ネット仕手筋） @arielatom

修学旅行なんかは、その最たるものだろう。そして奴らは、それを楽しんだり、一生の思い出にするために死力を尽くす。体育祭で１位になったり、文化祭で表彰されたり、修学旅行で夜通し語り明かしたりする事に一体どれだけの価値があるんだと思うんだけど、彼らはそんな勘定は計算に入れてない。

スルメスメルマン @surumesmellman

あいつらは学生時代に海外に行って「人生観が180°変わり」、新卒で入社しては大して好きじゃないやつらのことを「最高の同期」と呼ぶ。海外に行って人生観が360°変わった俺からしたらゴミみたいな連中だよ。 twitter.com/arielatom/stat…

DJ全力（裏社会ジャーニー大賞受賞・元ネット仕手筋） @arielatom

争いに敗れれば号泣し、うまくいけば心から嬉しそうな顔し、友との思い出をまるで勲章のように語る。それでいて、一度卒業してしまえば、お互いに連絡も取りあわない。僕にとって彼らは理解不能で、羨ましいを通り越して、もはや恐怖の対象だった。

スルメスメルマン @surumesmellman

「ライ麦畑でつかまえて」の主人公が嫌う上っ面だけのFAKE野郎、それが世間一般で言われるパリピ脳の"リア充"の実態だよ。表向きは仲良くして、影では平気で悪口を言うようなやつらだ。 twitter.com/arielatom/stat…

DJ全力（裏社会ジャーニー大賞受賞・元ネット仕手筋） @arielatom

そしてこれは、別に学校内のイベントに限った話じゃない。放課後も部活にいそしんだり、地域の野球やサッカーのチームに属して、勉強でも娯楽でもない事を必死にやる奴らが大勢いる。しかもそれを、案外楽しそうにしているのだ。

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甲子園や国体といった、全国大会に出られるレベルの部に所属してるなら、まだ理解できる。だけど、一回戦突破が関の山のチームの練習に一生懸命になったり、たかだか校内というコミュニティの中で秀でた者と見なされることに、一体何の意味があるのが、僕にはさっぱりわからなかった。

DJ全力（裏社会ジャーニー大賞受賞・元ネット仕手筋） @arielatom

楽しいからやるというのであれば、勉強の中にだって楽しみはある。しかもそれは、いつかはやらなきゃいけない事だ。いつかやらなきゃいけない事を後回しにして、僕にはよくわからない青春とやらの為に貴重な時間を使う。分からないけどとにかく奴らは楽しそうで、俺はそれが忌々しくて仕方なかった。

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彼らは合理的ではない自分たちの行動をちっとも疑わない。そしていつも、彼らから見れば、全く協力的でないように見える僕を白い目で見る。 「違うよ、俺は頑張ってるよ。お前らみたいに、なんだかよく分からないものの為に頑張る気になれないだけだ」と、いつも僕は思っていた。

DJ全力（裏社会ジャーニー大賞受賞・元ネット仕手筋） @arielatom

とはいえ、学校というコミュニティの中で孤立するのはとても厳しい。かといって、自分にとって全く価値があるとは思えない事を楽しそうにやる振りなんて、とてもできない。だから僕はゲームを使った。ゲームなら周りの人間もそこそこやってたし、将来何の役に立たないとしても、それを楽しめるからだ。

DJ全力（裏社会ジャーニー大賞受賞・元ネット仕手筋） @arielatom

俺は努力して、学校の中で、【ゲームに詳しい人】というポジションを掴んだ。そして、ゲームを貸し借りをする中で、価値というものについて自然に学んだ。しまいには、ゲームを転売したり、攻略情報を売ったりすることで、小遣いまで稼ぐようになった。

DJ全力（裏社会ジャーニー大賞受賞・元ネット仕手筋） @arielatom

僕の周りには、少しずつ人が集るようになった。僕の傍にいれば、自分の持ってないゲームががやれたり、有益な情報が入ったりするからだ。放課後も、僕の家には誰かしら人がいた。一見リア充に見えるかもしれないが、そいつらは所詮、俺の持ってるゲームにしか興味がない。

DJ全力（裏社会ジャーニー大賞受賞・元ネット仕手筋） @arielatom

ともあれ、俺は対戦相手を確保できるし、場合によっては自分の持ってないゲームを借りられる。それ以上、深く考えるのは止そうと思った。そしてその構造は、今も大して変わらない。ゲームが相場に変わっただけだ。