配達員くんとお花屋さん

つ @2miki_

運送業だいちゃんと花屋りっかちゃんのロマンスのはなししてくれるんですか？

つ @2miki_

お花の配達をしてくれるお兄さんに会うために自宅配送する姑息なせらりのはなしで台無しにしてしまう

つ @2miki_

なんかもっとこう 小さな花みたいな可憐な恋愛をしてほしいよこのだいりつには

つ @2miki_

わたしはもっと 荷物の受け渡しで手が触れ合って「わ、悪い……」「ご、ごめん……」ってなるだいりつがいい

つ @2miki_

ブーケが入ったダンボールをものすごく慎重に扱う大ちゃんをくすくす笑って「有りがたいけど、そこまでしなくてもある程度固定されているから、普通に運んで？」っていうお花やさん

つ @2miki_

「いつもご苦労様。これ、俺からの気持ち」って荷物もって両手塞がってるだいちゃんの胸のポケットに小さな花をさしてくりっかちゃんいる

つ @2miki_

「３丁目の山田さん、あんたの選んだ花すごく喜んでた。高齢で独り暮らしだから、生活が華やぐって」「ふふ。喜んでもらえてよかった。君が届けてくれたお陰だね」「俺は別に……」

つ @2miki_

「君みたいな格好いい人が花束を持ってきてくれたら、ドキッとしちゃうだろうなぁ」って冗談混じりに言われたのを真に受けて後日仕事終わりに大きな花束抱えて「これ、お届けもの、です」「俺に？誰からだろう？」「……っ、それじゃあ、」って押しつけて逃げて、「あれ……これ、差出人がかいてない」

つ @2miki_

って気付いて、胸の高鳴りが止められないの。後日きた大ちゃんに「あれ、本気にしていいの？」ってきいて「……なんのこと、」「はぐらかさないで。俺は、君に本気になる覚悟、あるよ」「……本気じゃなきゃ、あんなでけえ花束買わない」「……よかった。ほんとうに、ドキドキしちゃったんだから、」

つ @2miki_

「責任とってくれなかったらどうしようかと思った……」「なんだそれ」「あ、でも。次からはお花を買うときはうちに来てね？浮気したら、承知しないかもよ？」「肝に命じておく」

つ @2miki_

配達員くんとお花屋さんの初めて、水仕事でカサカサの手を「あんまり見ないで……」って恥ずかしがるお花屋さんが愛しくて思わず手を掴んで指にキスしちゃう

つ @2miki_

配達員くんのハンカチに花の刺繍が施されてるのをみて「貴方も花がお好きなんですか？」って声かけたのがハジマリ

つ @2miki_

パラの大ちゃん「春はいろんな花が咲いててランニングしてても気分がいい」って言うからお花好きなんですよね 好きなんですよ

つ @2miki_

常連のおばさんが配達員くんをみて「格好いいお兄さんだねえ！」ってお花屋さんに話しかけるから「でしょう？俺の、恋人なんです」ってニコニコしてしまう あとで配達員くんにめちゃくちゃ怒られる

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けど次の日には町中に広まってて、配達にいくと「最近お花屋さんとはどうなの？」とか知らないおばさんにきかれたりする

つ @2miki_

「あたしもあと20年若かったらお兄さんのこと狙ってたかもしれないけど、相手があの美人さんじゃあねえ！」って大声で言われていたたまれない配達員くん 「ははは……どうも……」とか適当に相槌打ってやり過ごそうとするけど「これ、あのこに届けてやって」「いや、今日はもうあの店には寄らな……」

つ @2miki_

「店じゃなくてあのこん家に行くんだよ！若いんだから、やることやっちゃいなさい！」「は、はあ……」みたいな言われておばさんにわたされたお菓子持って花屋さんのおうちへ……

つ @2miki_

配達員くんと花屋さんのあさごはん エディブルフラワーを散らしたとろふわフレンチトーストとハーブティー

つ @2miki_

優雅な朝食なのに「昨日の大はすごかった……」とか溢すので配達員くんが噎せこむ

つ @2miki_

「すいません、泊めてもらって、朝飯までごちそうになって……」「もう。そういうよそよそしいのはナシだよ。俺がわがままを言って君を引き留めたんだから」「でも、」「そういえば、まだ名前で呼んだことなかったよね」「は」「大。また泊まりにきてくれるよね？」「……そういうの、ずりい……」

つ @2miki_

「大は、俺のこと名前で呼んでくれないのかな～？」「えっと……」「……」「……」「世良、里津花」「里津花……さん」「……（むすーっ）」「いや、知らなかったっつか、あんた、名乗らなかっただろ、名札にも名字しか書いてねーし……その、」「そうじゃなくて、さん付けなの？」「う……里津花」

つ @2miki_

「はい。里津花です」「その、これからもよろしく……」「はい。公私ともどもよろしくおねがいしますね、配達員さん？」

つ @2miki_

配達員くんとお花屋さん、「日頃肉体労働頑張ってる大くんにお兄さんがマッサージしてあげる♪」「別にいらな……うわっ」「ん～ お客さ～ん、凝ってますね～」「っ、いいって、あっ、」ってじゃれてほしい

つ @2miki_

は～ お花屋さんは結婚式のブーケを自分でつくるし 配達員くんは結婚式でお花屋さんのことを軽々と抱えてしまう 配達員くんとお花屋さんの結婚式見たい

つ @2miki_

お花屋さんちゃんにこういう！ドレス！きてほしい！最早お花屋さんちゃんっていうかせらりにきてほしいだけなんだけど twitter.com/2miki_/status/…