マスコミは「高プロは時間ではなく成果」「柔軟な働き方」なる誤報をやめてね。
高プロは「時間ではなく成果で評価」する働き方ではない。
5.23衆議院厚労委員会での質疑
『「高プロは、時間でなく成果で評価される」と繰り返す安倍首相に対し、高橋氏は「成果と賃金がリンクするとは、法案に書いていない」とただし、残業代や深夜割増手当を払わないだけだと追及しました。
加藤厚労相は「成果給を入れるかどうかは労使で決める」と高プロと無関係だと認め、』
高プロは「柔軟な働き方」でもない。
「働き方改革」一括法案、連日24時間勤務の命令も可能に。制度の欠陥では、との問いに厚労省担当者は沈黙
○ 裁量労働制とは違い、高度プロの法案要綱には、「労働時間の指示をしてはいけない」という禁止規定がない。これはどういうことか?
● ……(答えず)
始業時間や終業時間、休憩といった規定(所定労働時間)が高プロでは除外されるという規定はどこにもない。「仕事が早く終わったから帰ろう」「今日二日分がんばって、明日は休もう」といったことを決める裁量は労働者に与えられない。
なのになぜ、そういう誤解、報道が後を絶たないのでしょう?
高プロは「柔軟な働き方」「時間ではなく成果」という喧伝、ほぼ誤報と確定したが、この誤報がどれだけ報道されたかを見ると真っ青になる(画像はサビヲさん @burabenhp )のもの pic.twitter.com/87NGZbfp76
2018-06-01 21:16:05などなどなどなど!
ではなぜこんな「誤報」が罷り通ったのか
「高度プロフェッショナル制度は労働時間と賃金を切り離し成果で評価する制度」「柔軟な労働」っていう誤報は、昨日の竹中平蔵を最後に、嶋崎量さんの記事後少なくともツイッター上ではほとんど見られなくなった。今日の福島みずほさんも効いてるのかもしれない。
2018-05-31 23:58:29じゃあなんで衆議院通過までそんな誤報が罷り通ったかを、ごくごく好意的に解釈すると、厚労省の「働き方改革の実現に向けて」にある法案の「概要」と「 法律案要綱」だと思うのよね。
2018-06-01 00:00:33「働き方改革」の実現に向けて
ここのことです
「概要」のどこに高プロが位置づけられているかっていえばこれ。「多様で柔軟な働き方の実現」に、わざわざフレックスタイムと並べて置いてある。 pic.twitter.com/nE36djMEKO
2018-06-01 00:03:56「法律案要綱」ではこう。「成果型労働制」と見出しつけちゃってる。 pic.twitter.com/OmA7uZRaLF
2018-06-01 00:05:55念のためこれが法案本文の見出し付け。 気の早い人は概要だけ見てミスリード。ちょっと注意深い人でも「法律案要綱」を見た後でまさか法案原本が違ってるとは思わんだろ。 なぜこのような情報の出し方をしたかってことは厳しく追及されるべき。 pic.twitter.com/EQ4HULFp6l
2018-06-01 00:10:20日経や読売、毎日、日テレといったメディアや、磯山友幸、城繁幸といった誤報記事を書いた(書かされた?)人は、提灯のそしりを免れたくなければなにかひとことあっていいんじゃない? 衆議院審議中の世論は半分あんたらがつくったようなもんだぞ。
2018-06-01 00:16:25なにはともあれマスコミ各社、「高プロは時間ではなく成果で評価」「柔軟な働き方を実現する」の誤報をいいかげんやめてもらえませんか!?
今日のNHK #シブ5時 最悪です。一部の労働者を労働時間規制の保護から外し、割増賃金も払わなくても良くなる所謂「高プロ」を、またぞろ「成果主義」であるというデマを流しています。労働関係の識者が盛んに指摘している通り、法案の何処にも成果主義である旨の記載はありません。断固抗議します。 pic.twitter.com/VsL7ql3fhO
2018-06-04 17:09:07「時間ではなく成果」が誤報であることを伝えない実質デマ記事。 争点は“高プロ制度” 「働き方改革」参院で審議 5.tvasahi.jp/000128856?a=ne…
2018-06-05 19:41:41