「ホワイトカラーエグゼンプション反対緊急集会」実況まとめ

上西充子 @mu0283

高度プロフェッショナル制度とは、法律になれば、いろいろ前提条件や限定をつけつつ、要は労働基準法の割増賃金の規定の適用を除外するということ。昨日の法律案要綱。 pic.twitter.com/uCMBOr6CT1

拡大

上西充子 @mu0283

これから連合会館にて、ホワイトカラーエグゼンプション反対緊急集会が始まります。

嶋﨑量（弁護士） @shima_chikara

ブラック企業を促進し、過労死を生む労働時間法制に反対する集会を開催中。たくさんの方が会場に集まっていただいてます。 pic.twitter.com/7LmMYEGKU5

拡大

上西充子 @mu0283

日本労働弁護団会長 鵜飼良昭氏挨拶。 裁量労働制の拡大と高度プロフェッショナル制度は、労働時間法制の骨抜き。過労死促進法。ブラック企業の公認化。

上西充子 @mu0283

続き。労働法は労働者が立ち上がっていくときの武器。それが失われる。

上西充子 @mu0283

棗一郎弁護士。そもそも今、このような法改正が必要なのか。週労働時間60時間以上の過労死予備軍は474万人にのぼる。過労死防止基本法が昨年成立したが、今回の提案は真逆の方向。

上西充子 @mu0283

棗弁護士。今回の法案には、労働側が強く求めてきた、すべての労働者を対象とした労働時間の上限規制(インターバル規制)が盛り込まれなかった。

上西充子 @mu0283

棗弁護士。裁量労働制で過労死、過労自殺に至っている労働者は多数いる。今回の裁量労働制の拡大では、提案型営業が広く対象に入る恐れが強い。もう一つの類型も対象者が広がる恐れ。限定がされにくい。

上西充子 @mu0283

棗弁護士。高度プロフェッショナル制度。時間外・休日・深夜労働、すべての労働時間規制の適用を除外。対象業務は「・・・研究開発業務等を念頭に」と「等」がついている。省令での規定とされており、詳しくは未定。

上西充子 @mu0283

棗弁護士。高度プロフェッショナル制度では、労働時間を把握しなくても良いとされている。事業場内所在時間と事業場外業務従事時間を把握すること求められているが、それは労働時間とイコールではないので、その労働者が過労死した場合にも労災認定が困難になる。

上西充子 @mu0283

マタハラNETおさかべさやかさん。マタハラ問題の根っこは、性別役割分業と長時間労働。 ある内定女子学生の話。大手グループ企業の内定式で 「女性の皆さん、こんなことをいったらセクハラといわれるかもしれませんが、妊娠しないでください」 といわれた、と。

上西充子 @mu0283

長時間労働による過労自死で長男を亡くされた遺族の方。こなしきれない仕事を抱えて真面目に取り組み、おいつめられていった様子を語られている。詳細は差し支えるかもしれないので省略。

上西充子 @mu0283

労災申請中の当事者。外食で、朝の6時台から夜の22時ごろまでの勤務。採用時には、雇用契約書はないと言われた。固定残業代で、追加の残業代は全く支払われず。長時間労働で労働者が失うものは大きい。命に関わる。

上西充子 @mu0283

全国過労死を考える家族の会の方。小児科医の夫が過労自死。8年がかりで労災認定。有能で真面目で人柄のよい人が過労死に至っている。心も体も弱いから過労自死に至ったのではない。夫は高度プロフェッショナルの罠にかかっのだ、と今は考えている。

上西充子 @mu0283

家族の会の方。過労死防止基本法が成立してからわずか4日で、ホワイトカラーエグゼンプションの導入が閣議決定された。

YAMADA Shingo @syashingo

家族を過労死で亡くした方の話を聞くといつもこの詩を思い出す。 「大きくなったらぼくは博士になりたい　そしてドラえもんに出てくるようなタイムマシーンをつくる　ぼくはタイムマシーンにのってお父さんの死んでしまうまえの日に行く　そして「仕事に行ったらあかん」ていうんや」。

YAMADA Shingo @syashingo

@syashingo 岩城弁護士のはばかり日記　No.217 「詩」の力 yutachan.cocolog-nifty.com/blog/2014/11/n…

上西充子 @mu0283

川人博弁護士。アメリカを拠点とするグローバル企業は、世界各地に深刻な労働者の被害をもたらしている。そのような企業が日本で活動しやすくするために、日本の労働法を改悪するのは、もってほのか。しかし、経済産業省の官僚はその方向にとりわけ熱心。

上西充子 @mu0283

川人弁護士。過労死事案のほとんどでは、長時間労働と残業代不払いが一体となっている。残業代不払いを合法化すれば、長時間労働・過労死が蔓延する。残業代不払いは、現状では多くの場合は非合法。合法になれば、より安心して使用者は長時間残業をさせることができる。

上西充子 @mu0283

川人弁護士。過労死防止法。これは活用次第。過労死防止法をいかす形で、この法案の阻止を進めていきたい。

上西充子 @mu0283

中野麻美弁護士。ワークライフバランスのためには、1日単位の労働時間規制が必要。

上西充子 @mu0283

中野弁護士。不払いの違法労働の時間は増える傾向にある。

上西充子 @mu0283

中野弁護士。男性フルタイムの1日あたり労働時間をみると、1976年当時は1日10時間は17%程度であったが、2006年は43%に大幅アップ。

上西充子 @mu0283

中野弁護士。日本ではワークライフバランスが実現されていないことが男女間の待遇格差の要因。

YAMADA Shingo @syashingo

長時間労働は、政治について考える時間も奪う。という中野弁護士の発言はもっとも。