- namihei1224
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0645起床。0740発。うだうだ支度しているうちにシゲが起き出し、見送ってくれた。ザックをホテルに預け(1FEC/日)、いざ出発。さらば僑園、さらばシゲよ。来年3月また会おう。一応マドリッドAMEXにラサから手紙を出してくれと言う。8月下旬頃、マドリッドに行く予定。 pic.twitter.com/c3utxL32lV
2017-06-10 08:44:090845ようやくモンゴル大使館着。もう結構列ができている。バスは立つと座るとでは雲泥の差だな。火車の座と臥の差くらいに感じる。特に混んでいて渋滞中の時は。長春行きの俺の荷はナップザックに入れきれず、サンダルはナップに紐で結わえた。聞いていた通り、モンゴルは手書きのビザ申請用紙。
2017-06-10 08:44:470915に受理され、トランジットビザ15US$、写真3枚持って下午1500に取りにこいという。火車の時間を言うと、1430でもいいとのこと。ちなみにExpressでなければ、明日仕上がり、10$。
2017-06-10 08:45:13ここへきてすご~~く後悔しだした。せめてモンゴルだけでもツーリストビザにトライすりゃよかった。シベリア鉄道の途中でウランバートルに2,3泊のストップオーバーは比較的容易らしい。もっともウランバートルのズルチンに手紙送っていろいろと3週間はかかるだろうが。
2017-06-10 11:21:15北京に着いてすぐ行動起こせばできたはず。でもやる気がおきなかった。中国に相当はまりすぎた。もとをただせば、4月30日に北京入りしていれば、つまり雲南の祭を捨てていれば、ソ連もモンゴルもあちこち旅ができたろう。やる気さえあれば。
2017-06-10 11:21:36色々調べてきたが、中国滞在が長引き、結局両国ともトランジットになってしまった。 pic.twitter.com/BKNZUyPd0Q
2017-06-12 13:13:16パイオニアの大事な心得のうち、①他人の行ってないところへ行きたい(単なる願望)、②やりとげる気合い、根性。②が俺にはなかった。①なんて誰にでもあるし、俺はそればっか先行してモンゴル・ソ連に向ける②が足りなかった。情けない。取り返すぞ!しかしこの暑さはさらに俺をぐだぐだにさせる。
2017-06-10 11:22:19なんとか友誼商店へ行き、パン2個、牛乳2本。電話するつもりが結局できなかった碓井氏などに手紙書いて、9日の新聞を読む。日本の新聞を読んでわかったけど、やはりあの警備は北大学生のデモ阻止が目的だったんだな。 pic.twitter.com/rqIW0xTSqi
2017-06-10 11:24:17紙の置いてあるトイレに行って、クーラーで少し気力が戻り、歩いて国際郵電局へ。ここRMBがOKのようだ。帰ってきたら小包をここで出そう。バス44路で2度目の内城一周。暑さと、バスに乗り遅れたので、雍和宮には行かず。乗り換え1回してぐるっとただ乗り。しかし本当に暑い。 pic.twitter.com/eNgggNw6Xs
2017-06-10 11:25:14もう1330だ。乗り換えてAMEXへ。地図を持っていないとつらい。バスの接続に失敗。1400ようやくAMEX着。ちょうど今日の分が届いていたが、俺宛没有。残念、帰ってきたらきっと届いているよな。ちょっと落ち込む。長春、延吉への旅はウニコの手紙携えず。写真は持ってきた。
2017-06-10 15:52:06そして再びモンゴル大使館へ。無いと言うのを、拝み倒すとすぐ出てきた。モンゴルもビザはパスポートに貼られない。ソ連も日本人が20FEC余計に払ったら、10日先のはずが、できてるのをすぐ持ってきたという話も聞いた。こういうもんだな、共産主義は。お役所仕事は。
2017-06-10 15:52:296月10日やはり写真3枚で申請し、即日(但し午後)発行されたモンゴルのトランジットビザ。即日発行なので15US$。やはりベルリン行きと書いてあるが、トランジットでなく普通の滞在ビザだったかも。 pic.twitter.com/M5CudnwFi3
2017-06-12 13:10:15このモンゴル大使館員も日本語少ししゃべれる。昔習ったって。オドロキ。これで北朝鮮、モンゴル両大使館で日本語で話せるということだ。再び友誼商店でコーラ355ml1.8FEC(安い!)飲みつつ、クーラーで身体と頭を冷やし、站へ。
2017-06-10 15:52:381500站着。うわあっと人。うわあっと暑さ。指示された2階の左側の人混みはとんでもないので、中央を進むと、ほらやっぱり。抜け道は必ずある。外人軍人軟席用検票口。坐の奴らが入るずっと前、1520にはもう乗車。そして上段なので通路の椅子とテーブルを占領確保。 pic.twitter.com/N4P21jCQV3
2017-06-10 15:54:231550予定通り発車。そして缶ジュース1.6元とピーナツ1.2元買って日記2日分書く。 pic.twitter.com/qjml36oUet
2017-06-10 15:55:461738弁当買う。2元。高い分、箱も中、丸見えで以前に軟臥で食ったような美味そうなやつ。やはり生活水準のアップは、多少のインフレと共に進むのは、どこでも同じようだ。まだ一度も停車してない。一息入れよう。ケツちょい痛い。さっきから前の中国人が俺に片言の英語と中国語で話しかけている
2017-06-10 22:34:16典型的おっさん。あまり乗り気がしない。もう中国に疲れ、あきてしまったんだな。長春、延吉、期待通りでかつ早く過ぎ去りますように!我ながら情けないけど。一度小さな最初の站で下り、秦皇島站でも下車。海は見えず。
2017-06-10 22:34:56まもなく山海関。ここでもとりたてて万里の長城の一端が見えるわけでもなくすぐ発車。ただ発車直前、哈爾浜ー北京の特急列車が追いついた。だんだん日が暮れてゆく。親父の送ってくれたAERAを読んでいて気付かなかったが、ふと西の空を見ると、真っ赤!
2017-06-10 22:37:23かつて雲南でみた夕焼けを越えるすごい色!真紅だ。今日は1300くらいから雲が出てきてて、(それでも暑かったが)その雲が染まった色は形容しがたい。思わず出入り口のドアまで行ってしばし見とれた。
2017-06-10 22:37:48大平原。その彼方に峻な形の山、そしてその上にすごい色の空と雲。ときたま現れる村々の家屋は明らかに関外を感じさせてくれる。寒い地方という家構えだ。ぽつぽつと灯がついていくこの時間、俺の最も大好きな時。 pic.twitter.com/32KW7FQqX4
2017-06-10 22:40:23思わず歌った、乾杯と二人歩記を大声で。席に戻り、上段に登る。2130突如消灯。同時に扇風機が回り出す。寝る準備を、暗闇でしつつ、懐中電灯で照らして日記を書く。明朝早く、満州国帝都に着く。少しわくわくするが、やはり北京への想いが捨てきれん。
2017-06-10 22:42:02こうも北京を去りがたいとは思わんかった。これ硬坐だったら、もう大変だったろう。今まで1ヵ月北京目指してきた旅の姿勢、そしてこの半端な22日までのひまつぶしといわれてもしょうがない東北の旅。しかし!
2017-06-10 22:42:29しかし、この10日間を有意義に過ごすのは、俺次第。気合い入れていこうと思う。この電灯の電池、カメラ📸で半分消耗したのを転用してるので、ついたり消えたり、薄暗い。今日はこの辺で終えるとしよう。おやすみ。💤
2017-06-10 22:44:12