プロレスとキン肉マンとビッグバン・ベイダーと私。
「有名レスラー」が亡くなるたびに、私は『キン肉マン』のことを考えるんだけど・・・それは私にプロレス知識がほぼ一切なくて、ただ『キン肉マン』を通じてのみ →続 肺炎で闘病、「ビッグバン・ベイダー」さん死去(読売新聞) - Yahoo!ニュース headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180621-…
2018-06-21 22:26:16→ 多少の知識を得ているからで、そしてその「多少の知識」は結構ばかにならない「歴史の道しるべ」だと思うのよね。戦国武将の書簡を読んで、当時の価値観や言葉の使い方を知るようなものでさ。たとえば →続 #ビッグバン・ベイダー
2018-06-21 22:29:42→ ビル・ロビンソンの名前を見れば「ロビンマスクの人だ!」ってなるし、テリー・ファンクを見れば「テリーマンの人だ!」ってなるし・・・で、そこからたまたま「・・・えっ、テリー・ファンクってベビーフェイス(要するに正義超人っていうか)だと思ってたけどアメリカでは →続
2018-06-21 22:33:30ヒールだったの!? そう言えば聞いたことが(ネットで見たことが)ある・・・テキサスとかカウボーイは、かつて米国のプロレスではヒール属性に使われていたと・・・ま、待てよ!? だから初登場時のテリーマンはああいうキャラなのか!!! ゆでたまご先生、私は理解したよ! 今すべてを →続
2018-06-21 22:36:04→ 理解した!!!」・・・みたいなことが結構ある。たまたまスピニング・トーホールドというプロレス技の外し方を読む機会があって(どういう機会だよって感じだが、そういうこともあるのだ)それを「へー」って思いながら読んでる内、ふと稲光のように『キン肉マン』の一コマが頭に浮かんで、→続
2018-06-21 22:40:37「思い出した!! これは!! 『キン肉マン』(初代)のタッグ編のときにテリーマンが(※キン肉マングレートではなく、テリーマンが)この外し方をやられていたシーンが確かに一回あった!! 言葉ではなく絵で表現されていた!! ゆでたまご先生、私は今すべてを理解(ry」みたいな事もあった。→続
2018-06-21 22:45:11→ ・・・そう、それで最初にも言ったように「これが(プロレスの)歴史を語り継ぐって事なんだなぁ・・・」と勝手に納得して感動することがよくあるわけだ。「私の知らなかった、『キン肉マン』の教えてくれた有名レスラー」がニュースになるたびに。で、それが今回は #ビッグバン・ベイダー な →続
2018-06-21 22:51:49→ わけだけれども・・・私が今回思い出した『キン肉マン』の一コマというのは、実はたぶんそんなに重要なコマではない。私の記憶が確かなら『キン肉マンII世』でアシュラマンが一回チラッと「ベイダー・アタック」を使ってるはずで、他にも作中で使用されてるかもしれないが、そこは覚えてない。→続
2018-06-21 22:56:28→ ただ、ともかく私はそのコマを初めて読んだときに「・・・いや、なんかこれ技名がついてるけど、ただ前進しているだけなのでは!?」と感じた記憶があり、そして多分、それは正しい認識だったのだ。現実の「ベイダー・アタック」も要するに、 #ビッグバンベイダー 氏が走っていって →続
2018-06-21 23:02:13→ アタックする・・・という技・・・なのだと思う・・・私は見たことないので実際は知らないんだけど・・・Wikipediaを見た限りでは合ってると思う。・・・で、『キン肉マンII世』の作中だとこの攻撃は成功していなくて、つまりアタックする前の段階までしか作中では描かれていない。ゆえに →続
2018-06-21 23:05:17→ 私が「前進してるだけ」と思ったのは、実はその通りなのである。この「~~してるだけなのに、なんか技名がついてる」という現象は、おそらくプロレスの世界ではよくあることで、たとえば「ジャイアント馬場がハイキックしてるだけ」という行為は、実際は『16文キック』という →続
2018-06-21 23:08:12→ プロレス史に燦然と輝く素晴らしい「技」なわけですよ。以前、ゆでたまご先生が「悪魔将軍の『地獄の断頭台』って、要するに普通の「ニー・ドロップ」(なんだけど人気あるよね)」という指摘をしてらしたけど、それはつまり漫画の中で『16文キック』的な技が生まれたという意味であり、→続
2018-06-21 23:13:06→ それはもう創作者としてめっちゃスゴイ偉業なわけですよ。・・・で、#ビッグバン・ベイダー の話にもう一回戻るけれども、「ビッグバン・ベイダーのベイダー・アタック」は「ジャイアント馬場の16文キック」と同様に偉大な「技」なんだけれども、それは10年、20年、100年と経つうちに →続
2018-06-21 23:21:07→ 少しずつ知らない者が増え、やがては一部の研究家のみが古びた録画映像の中に知る「幻の技」になっていくのかもしれない。私とシェイクスピアは約400歳ぐらいの差があるけど、私はもう研究家の助けを借りてすらシェイクスピアの使ってる時事ネタの意味が理解できない・・・というか →続
2018-06-21 23:27:31→ そもそも解説すら見つからず、「これたぶん時事ネタのギャグだと思うんだけど何を言ってるのか全然わからん」みたいな事がよくある。私と手塚治虫は、まぁだいたい60歳ぐらいの差があるけど、それでも「これたぶん時事ネタの(ry 」みたいな事がよくある。で、私とゆでたまご先生は20歳ぐらい →続
2018-06-21 23:30:46→ 離れている。それはシェイクスピアとの歳の差に比べれば誤差のようなもんで、まぁざっくり言えば「同世代」ではある。でも、それは「手塚治虫と比べれば年が近い」レベルであり、まして「20歳ぐらい年上のプロレスファンの知識」となると「シェイクスピアの存命時の時事ネタ」ぐらい →続
2018-06-21 23:39:40→ 追体験の難しいものなのだ。・・・それでもなお、私は『キン肉マン』を通じて #ビッグバン・ベイダー に思いを馳せることができる。シェイクスピアの作品を通じてエリザベス一世や魔女狩りや地動説の登場について、当時の人々の感情を想像するのと同じように。それは私にとって非常に →続
2018-06-21 23:44:50→ 楽しい、すごく楽しいひと時であり、そういった時間を与えてくれる作品は私にとって「歴史の道しるべ」であり、また本当に得難い宝物なのである。・・・という事を表現したくてちょっと長々と書いてみた。前にゆで先生が『キン肉マン』を通じてプロレスファンが増えるといいな的なことを語って→続
2018-06-21 23:48:39→ おられたのを読んだので、私は・・・プロレスファンという域には全然達してはいないにせよ、ゆで先生のおかげでプロレスに興味を持った一人であることは確実なので、なんかそれを書き残しておこうかなと思いました。未来の誰かへの「歴史の道しるべ」として。(完)
2018-06-21 23:52:07こっそり勘違いしてた部分の訂正
↓
ここ
→ 理解した!!!」・・・みたいなことが結構ある。たまたまスピニング・トーホールドというプロレス技の外し方を読む機会があって(どういう機会だよって感じだが、そういうこともあるのだ)それを「へー」って思いながら読んでる内、ふと稲光のように『キン肉マン』の一コマが頭に浮かんで、→続
2018-06-21 22:40:37「思い出した!! これは!! 『キン肉マン』(初代)のタッグ編のときにテリーマンが(※キン肉マングレートではなく、テリーマンが)この外し方をやられていたシーンが確かに一回あった!! 言葉ではなく絵で表現されていた!! ゆでたまご先生、私は今すべてを理解(ry」みたいな事もあった。→続
2018-06-21 22:45:11