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もずの木
@m0zu_txt
「グワーッ！」激しい爆炎に吹き飛ばされたオオトリが地面と接吻する！「オオトリ！」イルマが土壁で魔獣の追撃を遮りオオトリを庇うが、魔獣の爪は鋭い。『グモオオ！』土壁半壊！11 #e7Ltx
2018-06-18 21:05:20
もずの木
@m0zu_txt
「強いぞこいつ」「何とか街の外に誘導しないと……」このままでは市民が危ない。オオトリに肩を貸すジュセーを視認したのち、イルマは地図を開いてルート構築シミュレートした。12 #e7Ltx
2018-06-18 21:06:41
もずの木
@m0zu_txt
"土"の力の感知範囲にモズたちが入ってきたのはちょうどその時だ！勝利の法則は決まった！「走れ！みんなと合流するんだ！こいつはワシが誘導しちゃるウオオ！」歯磨き粉！坂○龍馬！ベストマッチ！13 #e7Ltx
2018-06-18 21:10:45
もずの木
@m0zu_txt
「変身！」しかし何も起こらない！「何やってんだよぉ！課長ォ！」「その名前で呼ばないでー！」オオトリの声を背に浴びながらイルマは魔獣を見据え、拳を地面に叩きつけた。土壁が魔獣を囲み、誘導ルートを形成！14 #e7Ltx
2018-06-18 21:13:03
もずの木
@m0zu_txt
『グモオオ！』かき鳴らされる脚！魔獣はイルマと共に一本道を疾駆せざるを得ない！「あっ！」ウカツ！先にすべきは拘束！15 #e7Ltx
2018-06-18 21:15:07
もずの木
@m0zu_txt
「あの人大丈夫なんですかね」ジュセーは背後を見やると困惑の色を浮かべた。「残党、どうしたっけ」オオトリは魔獣よりも気になるものがあるようだ。「全員始末したでしょ」「そうか？奴隷とか欲しくない？」予定座標が近づく。16 #e7Ltx
2018-06-18 21:17:31
もずの木
@m0zu_txt
「そこそこ！そこから地上に出てくれーっ！」遥か後方から響くイルマの声と、連続した破壊音。土壁生成で魔獣の勢いを削いでいるらしい。経験と能力の扱いに長けた彼女の妙技が、カメラ外で活かされている！17 #e7Ltx
2018-06-18 21:23:13
宮古 みやこ
@miyako385v2
止まらなくなりそうな課長ォ！もずさんの戦闘描写文章量自体は多くないのにスピード感溢れる場面が想像できてすごい好き… 10~15 #e7ltx
2018-06-18 23:05:00
もずの木
@m0zu_txt
「……あの人が来ないと地上出られなくないですか？」「草」笑っている場合ではない。だがその時、近くの天井に大穴が空いた！モズたちがジャストタイミングで到着したのだ！18 #e7Ltx
2018-06-18 21:26:24
もずの木
@m0zu_txt
「ぬん、待たせたか？」「モズ！僕らも今来たところ！」街外れのとある広場。モズが植物を繁茂させて土を抉るとそこには地下道が広がっていた。その地下道を通ってきたオオトリとジュセーが到着、リョー、モズ、ミヤコ、ネコ、コセンの5人と合流することに成功するのだった！20 #e7Ltx
2018-06-18 21:29:47
もずの木
@m0zu_txt
「モズさん、ここは」リョーはこの場所に覚えがある。先の事件で焼きかけた近辺だ。今でこそ人は退去しているが、それなりに賑わっていた場所だ。当時の騒乱と悲鳴は記憶に新しい。21 #e7Ltx
2018-06-18 21:32:14
もずの木
@m0zu_txt
「お待たせ！アイツももう来る、みんな構えて！」伸びた土壁からイルマがヒーロー着地した。「こんなに人数要るのかな？」とネコ。「来ちまったもんは仕方ない」コセンはきっちりと戦闘態勢だ。「帰っていいですか？」ミヤコ…… 22 #e7Ltx
2018-06-18 21:34:20
もずの木
@m0zu_txt
直後、空いた穴をさらに広げながら魔獣が到着し体高4mはあろうかという巨体が露わになった！「はあっ！」ミヤコが瞬時に周囲一帯を水のヴェールで隔離！「私たちが支える。リョー、君が倒せ」「は、はい！」リョーは拳の炎を握りこむ。いざ、修行の成果を見せる時だ！23 #e7Ltx
2018-06-18 21:36:44