@itokenstein　伊東乾プレゼンツ・・・市民として、私は何ができるか・・・3.11大震災シリーズ

Ken ITO 伊東　乾 @itokenstein

明日のJBプレス「放射線量の正しい認識を持とう　ベクレルとシーベルト、その違いと歴史的経緯」念校を入れる。JBプレスは「１０の何乗」という数字を肩に乗せてくれる画面作りで本当に助かっています。川嶋編集長に心から感謝。

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大方予想したとおりの数字がやっと出てき始めましたね。「炉心安定」早くて２，３ヶ月（学会）「廃炉」核燃料取出しまで順調にいって５年、現地の汚染除去を含めサラ地に戻すのに、やはり早く行って５年、あわせて最低１０年（米国４社と合議で作られた東芝の工程表）

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特に東芝の数字、確たるデータは手元にないですが、先ほどのツイートはBodansky(2004)で見るwasteの発熱量が一桁下がるのに１０年、を参考にしました。同書のデータから使用済み燃料のセシウム137ストロンチウム90大半が崩壊するのに６～７００年程掛かる事は折り込み済として

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放射線本第二章にあたる部分に跡でまとめ直すつもりの　今日リリースした日本ビジネスプレス連載です　http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/5865

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ご存知の方も多いと思いますが国の予算は言葉の政治で「既に役割を果たしている」と言われると負け、新奇なもので価値ありと評価されるとお金がつくパターナリズムです。地震予知という言葉は嘗て存在しなかったものが天気予報と同様行けそうだという事で、転がり始め人事含めて動くと戻れない一例か。

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放射線関係でメディアから貰う連絡は原則すべてお断りしている。僕は芸術音楽家に過ぎず僕の作品や演奏を一切知らずに放射線関連で連絡して来る人の気が知れない。僕自身対談でお目に掛かる際は可能な限りの相手の全著作に目を通してからでないと会わない。狭いかもしれないが真実のない対話は無意味。

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僕の仕事は極めてマイナーな伝統に立脚した音楽で、リスナーも少なく経済が成立しにくい状況はあり、少しでも間口を広げられればと本を書いたりネット連載したり橋渡しに努力しています。が３代４代かけてやってきた本筋があり、親にあわせる顔がない事は出来ません。本末のケジメはつけています^^;

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自分の仕事は細かく考えながら進めており、一般に趣味歌舞音曲と思われ易いクラシックの芸術音楽が、本来は大変慎重な準備を経て作られている、その一端を広く社会に知ってもらいたい底意で、ネット連載では人文社会科学的な背景から進んだ科学技術も活用して音楽に取り組む断面をお見せして来ました。

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今回の震災や原発災害は悠長な事は言っておられず、自分の身を守る上で必要な基礎を広く共有しなければ、という考えで、今こうなっていますが、これは仕事ではなく人間として必要な事をしてるのであって、逆に人の本道にもとる事は出来ません。私の身の丈にあった範囲で出来る事をする、これに尽きます

Ken ITO 伊東　乾 @itokenstein

今まで書かなかった事だけど、震災直後、現地で責任を持つある友人から、頭を整理しようと深夜僕のベートーヴェンのＣＤをかけたところ２楽章の途中から突然勇気が沸いてきた、明日もまた最前線だけど頑張ろうと思う、と連絡を貰いました。こういう頑張っている友達の力になりたい、と強く思いました。