2018年7月7日『語り継ぎたい映画がここにある！「この世界の片隅に」監督に聞く』 #この世界の片隅に #片渕須直 #この世界の片隅に映画版 #映画版 ＠NHK文化センター岐阜教室

ミ☆リ @minori_ironim

語り継ぎたい映画がここにある！　「この世界の片隅に」　監督に聞く 数分遅れで無事滑り込みました！！監督はこの後急遽用事ができたとのことで終了後すぐに帰られました。（各務ヶ原かなあ？） 雨の中ありがとうございました！！ #この世界の片隅に #片渕須直 pic.twitter.com/2bjit1cUN0

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ミ☆リ @minori_ironim

今日の大枠は、大和入港の日がどんな日であったか、そこから見える景色に実は隠されていること、青葉終焉の地での建物や縄跳び歌の考察をしながら、映画は決して絵空事ではない、あの風景は今のこの世界と繋がっており、皆どこかの片隅で生きているのだというお話でした。 #この世界の片隅に #片渕須直 twitter.com/minori_ironim/…

ミ☆リ @minori_ironim

お馴染みの監督のフォルダさばきはまるで『ここまで調べた〜』ミニ版のようでした。初めてご覧になったであろう方からは歓声が上がっていました。私ですら思わず叫んだビックリのネタもありましたw #この世界の片隅に #片渕須直

ミ☆リ @minori_ironim

それでは、本日のNHK文化センター岐阜教室での『語り継ぎたい映画がここにある！　「この世界の片隅に」　監督に聞く』について連ツイします。なるべく監督がお話しされたことそのまま書きます。監督は終始今現在の西日本の大雨の被害を気にされていらっしゃいました。 #この世界の片隅に #片渕須直

ミ☆リ @minori_ironim

私は5分ほど遅れて入室しました。本編が流されていて、周作と父が浦野家を訪れるところからすずさんたちが嫁入りするシーンまでが流されました。流した後で「ところでご覧になったことない人は？」と慌てて監督が尋ねましたが誰もおらず。 #この世界の片隅に #片渕須直

ミ☆リ @minori_ironim

私の入室までのやりとりはこちらの方々のツイートを参考にどうぞ。 #この世界の片隅に #片渕須直 twitter.com/yaju_jjg/statu…

やじゅ @yaju_jjg

何故今回『岐阜で？』という疑問を開始してすぐNHKカルチャー岐阜教室の方が解いて下さいました。2年前のNHKクロ現をご覧になり、是非とも教室にお呼びしたいと思ったものの忙しい監督のこと。２年越で実現したとのこと。その間に京都から岐阜に転勤されたりと、なかなか熱かったです。 #片渕須直 twitter.com/yaju_jjg/statu…

2018-07-07 16:14:43

ミ☆リ @minori_ironim

#この世界の片隅に #片渕須直 twitter.com/richaricha3/st…

リチャリチャ💉×４「僕は一生この世界します！」 @richaricha3

定刻14時になり、呼び込みではなく教室の方の後ろについてトコトコと監督も入場。教室の方が「地味な登場になってしまって...」と(笑) 監督プロフィール紹介後、こちらのツイートのように実現の経緯が説明されました。 twitter.com/yaju_jjg/statu… #この世界の片隅に

2018-07-07 17:10:32

ミ☆リ @minori_ironim

#この世界の片隅に #片渕須直 twitter.com/richaricha3/st…

リチャリチャ💉×４「僕は一生この世界します！」 @richaricha3

早速プロジェクターで映画の冒頭が映されましたが「いつもならここから中島本町の再現の話になるんですが...」と言いつつ早送りする監督。場面はすずさんの嫁入りシーンへ。ここですぐに、今日は現在大雨の被害に会っている地域を想いつつのお話になるのだろうなとの予感が。 #この世界の片隅に

2018-07-07 17:15:32

ミ☆リ @minori_ironim

（嫁入りの映像を流し）今のようなことですずさんがお嫁に行くときに出てきた地名は昨日からニュースに出てくるところ。当初、この作品は広島を舞台にしていることはわかっていたが、自分はマイマイ新子の上映で1回しか広島に行ったことがなく、原作に描かれていることが #この世界の片隅に #片渕須直

ミ☆リ @minori_ironim

どれだけ事実に即しているのかわからなかった。この頁ですずさんはふないりほんまち、横川、廣島、呉と移動する。ならば、と広島駅から駅がいくつあるか、当時の書き方で調べてみた。今はあるが昔はなかった駅や、今はない駅や。（ここで広島から呉までの駅一覧表が炸裂） #この世界の片隅に #片渕須直 pic.twitter.com/wBLQ02udCq

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ミ☆リ @minori_ironim

この作業で、広島から呉までの間に、いったい何が見えるのか調べた。さか、かいたいち、川がたくさんある。山から急激に降りてくる川。さらに駅一個ずつ、何があったか調べた。呉線は割と最後まで蒸気機関車が走っていた。なのですっごく写真が残っている、今で言う撮り鉄 #この世界の片隅に #片渕須直

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鉄道ファンの撮った写真。坂や小屋浦は絶好の撮影ポイントだった。こうのさんの原作『この世界の片隅に』では昭和9年から昭和20年までが描かれているが、それ以外の時期の写真も調べてみた。たくさん写真を集め、それぞれ一覧表と照らし合わせて、どの駅とどの駅の間か #この世界の片隅に #片渕須直

ミ☆リ @minori_ironim

並べ直してみた。（やったことわかります！？膨大な列車の写真をデータに当てはめて撮影場所を特定し、広島から呉までの地図を昔の列車の写真で作っちゃったんですよ！！）そうしたら「このカーブの先にはこれがあるんだなあ」とかがわかった。すると、呉には行ったことが #この世界の片隅に #片渕須直

ミ☆リ @minori_ironim

ないのに、段々だんだんこういう場所なんだなと馴染んできた。本当にたくさん写真がある、航空写真。国道31号（戦争中は32号）は、自分の中ではずいぶん最近まで32号という記憶。今の広島や呉ではない記憶を持っていた。呉に行くには山があって山道があって川があって。 #この世界の片隅に #片渕須直

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ちなみに本日の私の“まろやかに言ってクレージー”ポイントその①はここw #この世界の片隅に #片渕須直 twitter.com/minori_ironim/…

ミ☆リ @minori_ironim

（ここで写真を探すのに少し手間取る）写真集めすぎるのは良くないですね、発見できなくなる笑。これは江戸時代の呉、全然街じゃない。呉は、明治19年、鎮守府を作ろうということになった、最初は横須賀しかなかった。軍艦を作って、それをサポートする街を作ろう、と #この世界の片隅に #片渕須直

ミ☆リ @minori_ironim

できた街。一方で広島は江戸時代からの城下町。原爆が落ちなかったら今の金沢みたいだったのでは？昭和20年の8月6日の直前に広島を通過した人の記録で、黒々とした屋根が見えて立派だとあった。かたや呉は人工的にできた街。対照的。昔は海沿いには道はなく、広島からは #この世界の片隅に #片渕須直

ミ☆リ @minori_ironim

山から行っていた。そこに、海沿いに鉄道を作った。さらに国道32号を外側に作った。それまでは広島から呉まで行くのにはずっと山越えしていた。（この辺りから監督のフォルダさばきが炸裂！！） #この世界の片隅に #片渕須直

ミ☆リ @minori_ironim

昭和20年3月19日の写真。呉の海が見え、飛行機から撮られた写真。空には（白黒写真だけど）色とりどりの煙がある。これは映画ですずさんと晴美さんが段々畑で空襲に遭った、あの日本当にアメリカの飛行機から撮られた写真。青葉はこの辺にあって、煙幕を張って見えなく #この世界の片隅に #片渕須直

ミ☆リ @minori_ironim

している。駆逐艦、利根、日向、白いのは病院船、榛名とある。この辺は周作さんの勤めていた軍法会議所、その奥に父の入院した海軍病院。すずさんが周作に帳面を届けるのはここ。その後ろに眼鏡橋。晴美ちゃんが「お船見よう」と言ったところ。（すべて航空写真で説明） #この世界の片隅に #片渕須直

ミ☆リ @minori_ironim

すずさんの家はこの辺。この先に熊野という筆を作る場所がある、それを通って行くと広島へ繋がる（本当に写真上で広島までの山道が示されて驚きました！）。もう情報出てるからいいと思うけど、すずさんの家はこうの史代さんのおばあさんこうのさんのお宅があった家。 #この世界の片隅に #片渕須直

ミ☆リ @minori_ironim

すずさんのモデルはおばあさんではないけど、その場所をすずさんの家にしようとなった。ここが三ッ蔵、この辺が遊郭。遊郭だけは他の場所と比べて不自然に碁盤目に整備されている。僕たち、いや僕は ー最初スタッフは自分しかいなかったのでー 全部本当にある場所を #この世界の片隅に #片渕須直

ミ☆リ @minori_ironim

描きたかった。映画だし、アニメーションだし、見栄えよく、描きやすいように、そういうのをやめようと思った。今まではそうじゃなかった。魔女の宅急便のときは、ヨーロッパのこことこのを合わせるといい街ができる、とかしてた。今回はそういうことをやめよう。 #この世界の片隅に #片渕須直

ミ☆リ @minori_ironim

全部本当のことを描こう。（私的本日の感動ポイントその1） #この世界の片隅に #片渕須直

ミ☆リ @minori_ironim

大和入港の日。原作では、19年◯月、としか書いてない。『昭和』がない。これは、『平成』に出る雑誌のその年のその月にちょうどなるように計算して描かれていた。連載を読んでいた人はすずさんと同じ時間だけ過ごさないと読めなかった。丸2年間。映画はそうはできない。 #この世界の片隅に #片渕須直 pic.twitter.com/bxmEB6pcxD

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