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sui_altair
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ヴェネツィア最古の居酒屋（バーカロ）ということで、「将国のアルタイル」19fasil「波頭の狩人蜂」に登場するチェチリア・ブレガの居酒屋モデル？と推定し訪問。しかし実際に訪問してみると狭い店内にテーブル席はなく、作中に描かれている居酒屋ではテーブル席があるので、もっと他のモデルとなる店があるのかも。
スイ
@sui_altair
初日は夕方に着いたので、ちょっと休んでから夜のバーカロ（居酒屋）巡りに繰り出してみた。特に16世紀からの老舗カンティーナ・ド・モーリはチェチリアさんの居酒屋さんのモデルと思われる。ワインがうめぇ…つまみがうめぇ…本場のバッテラマンテカートがうめぇ… pic.twitter.com/qgUVL1kKyw
2018-07-18 11:54:30
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Doは2、Spadeは剣の意。その名の通り交差した2本の剣がお店のロゴ。
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@sui_altair
ここはチケッティ（おつまみ）が本当においしいから！と連れて行かれたカンティーナ・ド・スパーダ。付け合わせとして白いポレンタが出てきて「現代イタリア人もポレンタ食うんか〜！」とびっくり。 Cantina Do Spade Calle del Scaleter, 859, 30125 Venezia VE, イタリア goo.gl/maps/982A2wQNg… pic.twitter.com/Z2cZgqHbQW
2018-07-19 19:58:20
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@sui_altair
リアルト橋のあるリアルト地区はもともと魚や野菜を扱う市場のある場所。早朝の仕事を終えた船乗りたちが酒をかっくらうためにバーカロ文化が発達したそう。この目つきの悪い有翼獅子の旗のある市場はディズニーシーでも再現されていたなあ、と思い出しました。 pic.twitter.com/hv2U2bGUJH
2018-07-18 11:55:57
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「将国のアルタイル」54fasil「冀う星々」（単行本10巻収録）で「黒獅子広場」として登場。
「将国のアルタイル」では18fasil「波頭の狩人蜂」（単行本4巻収録）に「水の社殿（やしろ）」として登場。
スイ
@sui_altair
2日目はヴェネツィア本島の玄関口であるサン・マルコ広場（黒獅子広場モデル）の観光。サン・マルコ寺院（水の社殿モデル）は朝から長蛇の列だったけど、事前予約すればTDRのファストパスの要領でスルッと入れるよ。宝物庫もパラドーロ（ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%83%91…）も素晴らしかった… pic.twitter.com/5AGCC8gdOb
2018-07-18 11:58:06
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@sui_altair
ガイドさん「あのライオン像はローマから持ってきたやつですね、翼もよそから持ってきた後付けです。あっそこにいる四人の像は盗人が石にされたものだと信じられてきましたが実際は第四次十字軍でコンスタンティノープルから持ってきたものです」 スイ（盗品ばっかじゃねーかこの広場） pic.twitter.com/f0ZkKgXBma
2018-07-19 14:27:47
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「将国のアルタイル」では「元首官邸（パラッツォ・ドゥカーレ）」として随所に登場。
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@sui_altair
サン・マルコ寺院のお隣、ドゥカーレ宮殿（元首官邸モデル）。豪華すぎてわけわからん。有名かつ巨大な壁画がわんさかある。牢獄はアビリガさんが捕まってたあそこかなと思うけど、格子が特徴的で脱獄は難しい。 pic.twitter.com/0YwtQ0QZ1k
2018-07-18 11:58:44
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@sui_altair
ドゥカーレ宮殿は国会議事堂とドージェの居住空間が合わさった宮殿だけど、大変残念ながら（大変残念ながら）（大事なことなので2回言いました）ドージェの住まいは非公開らしい。たまに公開されることもあるらしいけど今のところ予定はないって。 pic.twitter.com/npZUdQiwla
2018-07-18 12:04:02
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@sui_altair
なお最近はこんな事件もあったのでドゥカーレ宮殿の入場時の検査は大変厳しくなっていた。 カタール王家所有の宝飾品、ベネチア展覧会で盗難 被害1億円超 afpbb.com/articles/-/315…
2018-07-18 12:05:26
スイ
@sui_altair
フランス国王をヴェネツィアのドージェが迎えた時の様子を描いた絵。外国からの使節団はリド島で迎えるのがならわしで、背後の凱旋門は紙や木で毎回作るハリボテ。いまのゴンドラとちがってこの時代は屋根つきだった（右下参照、アビリガさんが乗ってたアレですね） pic.twitter.com/FhMyEYrPoO
2018-07-19 23:08:14
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※アビリガが屋根つきのゴンドラに乗って登場するのは、「将国のアルタイル」18fasil「波頭の狩人蜂」冒頭部分。
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@sui_altair
ガイドさん「この天井の壁画はヴェネツィア共和国の政治がさまざな徳に基づいて行われていることを示す絵ですね〜。鷹は傲慢さの象徴なので、その羽根をむしっている女性（2枚目）は謙遜を示します」 スイ（初めて海の都に来たマフ君かな） pic.twitter.com/1AHXXnBqew
2018-07-19 17:04:48
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※「将国のアルタイル」17fasil「海の都」で主人公・マフムートがアントニオ・ルチオを問い詰めるワンシーン。
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@sui_altair
この壁画（中央上部の女性に対して妖精たちが海の幸を捧げている）もそうだけど、ヴェネツィアという国そのものは概ね女性として描かれてる。海神は男として描かれることが多いから、かの有名な「海との結婚」もそれに準じたものということになるかな？ pic.twitter.com/UgaDKX92UY
2018-07-19 22:51:29
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@sui_altair
ヴェネツィア人、自分らの勝利の記録を立派な絵画にして宮殿に飾るの大好き。1枚目はたぶん第四次十字軍のコンスタンティノープル攻略、2枚目がキオッジャの戦い（対ジェノヴァ戦争）、3枚目はレパントの海戦（対オスマン帝国戦争）。たぶん海の都でも央海海戦の後はこういう絵を描かせてるはず…！ pic.twitter.com/ibMdVnAlKZ
2018-07-19 22:59:56
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@sui_altair
ドゥカーレ宮殿でいっちゃん有名な絵は16世紀にティントレットが描いたこの世界最大の油絵「天国」だけど、これはドゥカーレ宮殿が火災にあい再建にあたって発注されたもの。近年は火災で失われた14世紀のフレスコ画の下絵も発見され宮殿内に展示されてる。キリストによるマリア戴冠の図。 pic.twitter.com/U0ncFkcxvk
2018-07-19 23:22:25
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@sui_altair
高官を務めた貴族。左の3人はヒゲを生やした伝統的な15世紀イタリア風のスタイル、右の3人は16世紀以降に流行ったカツラ＋ヒゲを剃るフランス風スタイル。全員スソのとこがアーミン（オコジョ）。 pic.twitter.com/98wRA1OLoN
2018-07-19 23:12:44
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@sui_altair
ドゥカーレ宮殿には武器庫がある。4枚目の「C・X」の刻印はヴェネツィア共和国の秘密警察のような組織である十人委員会のマークで武具防具にも刻印されたとの説明。なにそれかっこよすぎない… pic.twitter.com/2KNrjF0Y6n
2018-07-19 18:54:15
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@sui_altair
ドゥカーレ宮殿武器庫近辺にはこういう形の灯篭？が多く飾られてるけど、頭頂部に三日月があしらわれていることからもわかるように、1571年のレパントの海戦でオスマン帝国から分捕った戦利品だったりする。 pic.twitter.com/gKtWlSmgXN
2018-07-19 18:57:39
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「将国のアルタイル」54fasil「冀う星々」（単行本10巻収載）に登場。