ロケット推進工学つぶやきまとめ

thgrace @thgrace

巻末にも書き記したが、山海堂版では適切な専門用語が使われてない場合が多い．たとえばオリフィスのCd(dは下付き)．排出係数などと書かれているが一般には流出もしくは流量係数．流体力学の基礎で習うのだが...この手の不備も多いので、修正している、#RPE再刊

thgrace @thgrace

このほか、山海堂版では流率という聞きなれない語が頻発する．知る限り1950年代ごろから今に至るまでの流体関連論文、書籍でも、kg/sやm3/sを示すのに使用する用語としてはほとんど使用されていないので、これは全面的に"流量"とした．#RPE再刊

thgrace @thgrace

このほか、山海堂版では流率という聞きなれない語が頻発する．知る限り1950年代ごろから今に至るまでの流体関連論文、書籍でも、kg/sやm3/sを示すのに使用する用語としてはほとんど使用されていないので、これは全面的に"流量"とした．#RPE再刊

thgrace @thgrace

このように単なる再刊ではなく各所に改訂を加えたのが今回の風虎版ロケット推進工学．もし複写でお持ちだったり、これから中古を探そうと言う方は、風虎版をお勧めする．新規に山海堂版をお持ちになる価値はもはやないから．#RPE再刊

thgrace @thgrace

このように単なる再刊ではなく各所に改訂を加えたのが今回の風虎版ロケット推進工学．もし複写でお持ちだったり、これから中古を探そうと言う方は、風虎版をお勧めする．新規に山海堂版をお持ちになる価値はもはやないから．#RPE再刊

thgrace @thgrace

山海堂の編集者と監訳の方からは許可済(道義的許可)．山海堂の翻訳出版権は7年でしたので、2003年ころには喪失(以降山海堂は販売できなかった)．問題の日本語文の権利は山海堂にあったんですが解散で権利消失．なので再利用オKでした(弁護士に確認済み) こういうこと、よくあるらしいです． #PRE再刊 twitter.com/nsoor1969/stat…

ヌスール @nsoor1969

どうやって和訳の許可をとったのか気になる。山海堂は潰れているわけだし。

2018-07-22 01:45:20

thgrace @thgrace

山海堂の編集者と監訳の方からは許可済(道義的許可)．山海堂の翻訳出版権は7年でしたので、2003年ころには喪失(以降山海堂は販売できなかった)．問題の日本語文の権利は山海堂にあったんですが解散で権利消失．なので再利用オKでした(弁護士に確認済み) こういうこと、よくあるらしいです． #PRE再刊 twitter.com/nsoor1969/stat…

thgrace @thgrace

万が一風虎版がよく売れたら(涙)、9thEDに着手したいが...風虎版を9thの章立てに再配列、過不足をチェックしたのち、担当を割り振って...って世の中忙しい人ばっかだからやってくださる人を見つけるのも一苦労しそう．ロケットエンジン(液固電)の専門家どうみても200人はいないよね...#RPE再刊

thgrace @thgrace

万が一風虎版がよく売れたら(涙)、9thEDに着手したいが...風虎版を9thの章立てに再配列、過不足をチェックしたのち、担当を割り振って...って世の中忙しい人ばっかだからやってくださる人を見つけるのも一苦労しそう．ロケットエンジン(液固電)の専門家どうみても200人はいないよね...#RPE再刊

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ロケット推進工学(Rcoket Propulsion Elements, RPE)日本語版、改訂第二版この夏C94/三日目W59bで頒布開始、予価5000円．質量1kgですが、電子版も準備中．今年の夏は、ロケットだ♡ #RPE再刊 pic.twitter.com/rOTi44tvVx

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thgrace @thgrace

「ロケット推進工学」というタイトルからして難しそ〜というイメージはありますが、実はサブタイトルがあって、「ロケット推進工学の入門書」．つまり実はいっちゃん簡単なロケットエンジン本でして、数式もそんなにないんです(つづく) #RPE再刊

thgrace @thgrace

「ロケット推進工学」というタイトルからして難しそ〜というイメージはありますが、実はサブタイトルがあって、「ロケット推進工学の入門書」．つまり実はいっちゃん簡単なロケットエンジン本でして、数式もそんなにないんです(つづく) #RPE再刊

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物理化学はちょっと..という方は、2から6章、全体の1/3の基礎編はスキップしましょう．7章からは数式が少なくなり、俄然面白くなります．7章は液体エンジンの基礎、8章は推進薬、9章は燃焼、10章はエンジンパーツ(ポンプとか‚です．この四章で150ページはあります(つづく) #RPE再刊

thgrace @thgrace

物理化学はちょっと..という方は、2から6章、全体の1/3の基礎編はスキップしましょう．7章からは数式が少なくなり、俄然面白くなります．7章は液体エンジンの基礎、8章は推進薬、9章は燃焼、10章はエンジンパーツ(ポンプとか‚です．この四章で150ページはあります(つづく) #RPE再刊

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11章から14章は固体ロケットで、液体ほど数式はないので面白く読めます．15章はハイブリッド、19章は電気推進です．この五つの章だけでも180ページありますから、数式だけすっ飛ばしても結構な分量です．なので初心者でも十分読めます．高校大学で基礎を学んだら残りの1/3をどうぞ(つづく) #RPE再刊

thgrace @thgrace

11章から14章は固体ロケットで、液体ほど数式はないので面白く読めます．15章はハイブリッド、19章は電気推進です．この五つの章だけでも180ページありますから、数式だけすっ飛ばしても結構な分量です．なので初心者でも十分読めます．高校大学で基礎を学んだら残りの1/3をどうぞ(つづく) #RPE再刊

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こんな感じで最初は読み物、ちょっと進めば基礎勉強用、最後はリファレンスとして読めるのがSutton本の強みです．そのほかいろいろご紹介できますから、コミケでお尋ねいただければと．#RPE再刊

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こんな感じで最初は読み物、ちょっと進めば基礎勉強用、最後はリファレンスとして読めるのがSutton本の強みです．そのほかいろいろご紹介できますから、コミケでお尋ねいただければと．#RPE再刊

thgrace @thgrace

@poke301qup 理論的なところとか性能を求めようとすると、その通りです．だからSutton本、実はきちっと流体力学、熱力学、燃焼学をやってないとわからないところも多いんです．でも、わかってくるとSutton本の解る範囲もひろがっていくんですよ、ぱあーっと．#RPE再刊

thgrace @thgrace

2015年に風虎通信さんから「 小型液体ロケットエンジンのつくりかた」という薄い翻訳本を上梓しました．これ、もっのすごく簡単にしたSutton本なんですね．なので、Sutton本に取り掛かる前の準備としてまとめました(つづく) #RPE再刊

thgrace @thgrace

どのくらい違うかというと、行が詰まってるのがSutton本、そうじゃないのが小型ロケットエンジンのつくりかた、です．Sutton本は当然ですがしっかり書いてあるから、とっつきにくい人も多いと思います．特に中学生や高校生の皆さんだと(つづく) #RPE再刊 pic.twitter.com/GvvGSW10HX

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thgrace @thgrace

どのくらい違うかというと、行が詰まってるのがSutton本、そうじゃないのが小型ロケットエンジンのつくりかた、です．Sutton本は当然ですがしっかり書いてあるから、とっつきにくい人も多いと思います．特に中学生や高校生の皆さんだと(つづく) #RPE再刊 pic.twitter.com/GvvGSW10HX

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でもやる気だけはあるんじゃあああという方は、まず薄い本をざっと見て、手計算してもらったのち、Sutton本に取り掛かっていただくのがいいかなと思います...宣伝になっちゃうので心苦しいですが、この二冊のつながりについてもずっと計画してたことなので、お話させていただきました．#RPE再刊

thgrace @thgrace

でもやる気だけはあるんじゃあああという方は、まず薄い本をざっと見て、手計算してもらったのち、Sutton本に取り掛かっていただくのがいいかなと思います...宣伝になっちゃうので心苦しいですが、この二冊のつながりについてもずっと計画してたことなので、お話させていただきました．#RPE再刊

thgrace @thgrace

小型液体ロケットエンジンの作り方の計算例は、中学生高校生のみなさんに試してもらい実証済みです．燃焼器の作図までできちゃいましたから、大丈夫どなたでもお気軽に燃焼器の作図ができます(キッパリ　#RPE再刊