『祝島は原発反対派の島』のレッテルは不本意

映画「祝の島」で祝島は原発反対派の島として有名になってしまったが、本来は歴史と自然豊かなしまだということがよくわかる。
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1番サード @shinomaru01

RT @koizumigofukute: これは聞いた話でって聞いた話を書くと風潮被害になっちゃうのかな?祝島の人達、今まで家に鍵かけたことなかったのが、カヤック隊が島に来るようになって鍵かけだしたって。伝統の島、同じ目的とはいえ、やはり他所からの来訪者、かみ合ってないのでは。

2010-10-09 18:10:41
1番サード @shinomaru01

映画「祝の島」について、上関のことを知らない都会の若者たちが誤解しているようなので指摘しておきます。あの映画で監督が行ったことは、祝島に「反原発の島」というレッテルを貼り、自分たちが行っている反原発運動の道具にしたにすぎません。祝島はいい島です。以下に、簡単に説明しておきます。

2010-10-11 23:21:07
1番サード @shinomaru01

祝島の良さは、歴史に育まれた伝統や文化、遠方との交流を通じて身に付けてきた社交性の高さと衣食住に関する知恵、良いものは積極的に取り入れる先進性、そして島という隔離された環境に見られる独自の自然などです。

2010-10-12 00:01:01
1番サード @shinomaru01

秦の始皇帝は方士(仙術使い)の徐福に命じて不老長寿の薬を探させた。祝島に立ち寄った際に見つけたのがキウイの原種とも言われる「コッコー」の実。この辺りで自生しているのは祝島と八島(現在は確認されていない)くらいで、離島という環境が自然を維持しやすい例であろう。特産品でもある。

2010-10-12 00:14:56
1番サード @shinomaru01

ヨモギ杖も有名。通常のヨモギと同種らしいが祝島には3m近くまで成長するものもあり、茎を乾燥させて杖にしていた。これを使うと長生きできるとか、中風にならないと言われている。なぜか昔の炭焼き跡付近で巨大化するらしい。祝島独自の自然、文化の例。

2010-10-12 00:21:54
1番サード @shinomaru01

石積みの練り塀や漆喰で固めた屋根瓦は、この辺りでは祝島にしか見られない独自の風景。波穏やかな瀬戸内海とはいえ、周防灘に浮かぶ祝島は強風にさらされる。こうした自然の脅威から家を守る知恵として、遠く南方の島々から伝わったものだと言われている。遠方との交流を続けてきた歴史的背景。

2010-10-12 00:31:06
1番サード @shinomaru01

祝島の人たちは来訪者に対して分け隔てなく親切で、もてなし上手である。(中電には違うかw)古くから海上交通の中継地だった祝島には、本土はもちろん四国、九州、遠くは遥か南方の島々から文化も言葉も違う人たちが訪れる。対応するためには高い社交術が必要となる。歴史が育んできた文化。

2010-10-12 00:41:42
1番サード @shinomaru01

「祝の島」で描かれていた「神舞」も、貴重な伝統文化。しかし、原発の推反対立構造を描くネタにされていた。原発問題が起るまで主催者でもあった宮戸八幡宮司の守友氏や、氏子総代を務めていた氏本(うじもと)氏について触れなかったのは、彼らが推進派だったためか。紹介内容も焦点がずれている。

2010-10-12 01:00:20
1番サード @shinomaru01

歴史、伝統、文化、自然などを描くことで祝島の良さを紹介したいのなら、少なくとも町史や関連資料などは熟読してほしいものだ。ま、良さを紹介するのではなく、反原発のネタとして扱うのならあれくらいでいいのかもしれないが・・・。

2010-10-12 01:06:53
1番サード @shinomaru01

祝島についての考察は、祝島在住の古老からの採話、町内の郷土史家からの採話と提供資料、歴史・民俗学者への取材、町史、周辺地域の歴史資料などをもとにしています。まだまだネタに困らないくらいありますが、いずれ折りを見て・・・。マナー違反である連続ツイートを陳謝 m(_ _)m

2010-10-12 01:15:17