アーセナル・プレイヤー・パフォーマンス・センター訪問記 (2018.8.15 Arseblog News)

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mygunner @mygunner98

アーセナルは昨季£30mかけてコルニーをリノベートした。そこには選手の心身福利のためのハイテク設備であるプレイヤー・パフォーマンス・センターも含まれる。センターには科学者、医者、フィジオ、マッサージ師、心理学者、最先端のジムマシン、そしてバーガスの心意気が揃っている。(Arseblog News)

2018-08-20 00:45:01
mygunner @mygunner98

ツアーはセンターの選手の更衣室から始まった。更衣室に入る前に靴を脱ぐ。真っ白な更衣室は言うなれば風水づくしで、動きの邪魔になるようなものはほとんどない。部屋の角は丸くなっていて一体感を表している。(Arseblog news)

2018-08-20 00:45:36
mygunner @mygunner98

更衣室に続いて医療施設が並ぶ一角がある。マッサージベッドがあり、テープや薬の類が並ぶ。寒冷療法の部屋では、選手は –60度の部屋で数分過ごした後、次の–180度の部屋へ進む。2月のエステルスンド戦対策にはぴったりだが、これは筋肉の回復に有効なのだという。(Arseblog news)

2018-08-20 00:46:05
mygunner @mygunner98

次に、元からコルニーにあるジムを通りぬける。まだマシンはあるし、時にウォームアップやダウンをここで行うこともある。だが新しいジムはもっと広くて22世紀仕様だ。壁には想いを掻き立てる引用句が書かれている。アカデミーの選手のスペースは少し違うところにある。(Arseblog news)

2018-08-20 00:46:38
mygunner @mygunner98

壁は汚れなき白、天井はガラス張りで自然光が入り開かれた雰囲気を創る。コルニーは緑に溢れ片田舎の様相だから、気を散らせるものがない。新ジムは2035年に映画ロッキー4が作られたなら使われそうな施設だ。(Arseblog news)

2018-08-20 00:47:05
mygunner @mygunner98

壁にはEVERYTHING MATTERSと書かれる。筋肉や腱の怪我から復帰中の選手のために床の弾力が様々なレベルになっている。水治療用プールからジムへと床の質が変わっていく。一部の床ではバウンドするほどに柔らかいスポンジのようになっている。(Arseblog news)

2018-08-20 00:47:52
mygunner @mygunner98

ジムの真ん中には40mのトラックがある。ウエイトマシンには、選手が自分の名前をどこで入力しようと、その選手に合ったデイリープログラムやトレーニングメニューがすぐに iPadに表示される。3Dスキャンで選手の体脂肪率を調べることもできる。(Arseblog news)

2018-08-20 00:48:18
mygunner @mygunner98

3Dスキャンにより選手の遺伝的および身体的な強い部分と弱い部分を見つけることも可能。またバーチャル・プレーバック・テクノロジーも開発した。選手がヘッドセットをつけると、バーチャル・リアリティで本当の試合の瞬間に戻れる。ピッチをパノラマで見て状況を分析できる。(Arseblog news)

2018-08-20 00:48:57
mygunner @mygunner98

凄いのはヘッドセットをつければ誰でもエジルやオーバーメヤンに成り代わって、彼らがある動きをした時の彼らの視点で状況を見ることができるのだ。トップのスポーツクラブはこのようなところから他者と違いを生むために金をつぎ込んでいる。(Arseblog news)

2018-08-20 00:49:26
mygunner @mygunner98

アカデミーの選手たちはその教育の一環としてコーチングバッチの資格の勉強もする。選手として花開かなかった場合もすぐに他のキャリアに切り替えられるようになる。(Arseblog news)

2018-08-20 00:49:46
mygunner @mygunner98

バーガスによれば、選択すれば選手は睡眠中に検査も受けられる。プログラムは選手の身体データに基づく特注で、長距離ダッシュする選手とあらゆる方向に細かく動く選手など、特定の動きの違いによっても異なる。なおPLでは過去4年でスプリント量が65%も増加したという。(Arseblog news)

2018-08-20 00:50:11
mygunner @mygunner98

個々の選手のプロフィールのDBを持つStatDNAは他クラブも分析する。アーセナルは彼らを調べることができる。例えば相手選手の運動量が65分で極度に減りがちな場合、その情報は毎日パフォーマンス研究チームのブリーフを受けるコーチ陣からエメリにすぐに伝えられる。(Arseblog news)

2018-08-20 00:50:47
mygunner @mygunner98

怪我のデータ分析は独立性を維持するためにコンサルタントによってまとめられる。また選手の心理や感情の情報についても定期的にデータ化され必要に応じて個人のプログラムにフィードバックされる。(Arseblog news)

2018-08-20 00:50:59
mygunner @mygunner98

例えば他クラブでは復帰時期をわざと遅く発表して、早期復帰をよく見せようとするところもある。バーガスによればアーセナルは、怪我情報について可能な限り正確なものを発表する方針。復帰時期が遅れる時に世間から叩かれるリスクを伴うことは承知の上でそうしている。(Arseblog news)

2018-08-20 00:51:33
mygunner @mygunner98

このオープン精神から、パフォーマンス研究チームはツイッターアカウント(@ArsenalSEMS)を開いた。(Arseblog news)

2018-08-20 00:51:51
mygunner @mygunner98

バーガスはまた、選手の身体を追い込みつつ壊さないバランスを見つけることについても話した。痛みは高度なチューニングの代償でもある。時に発生する怪我はハードワークに伴うものだ。例えば、昨季のリーグ杯決勝、シティもアーセナルも走行データはそれぞれシーズンベストだった。(Arseblog news)

2018-08-20 00:52:30
mygunner @mygunner98

あの試合でハムストリングの怪我がシティは2件、アーセナルはゼロ。だがシティが優勝した。選手のパフォーマンスと関連データをハンドリングすることはリスク管理の一環なのだ。(Arseblog news)

2018-08-20 00:53:03
mygunner @mygunner98

目眩がするほどのデータが選手とスタッフのために用意される。心拍数にストレスを与える練習など怪我予防に重要なデータまで。若い世代はFIFAなどのゲームでデータを目にすることに慣れている。ジムでのトップ数値を貼り出すなど、練習も競争心を煽る仕組みになっている。(Arseblog news)

2018-08-20 00:53:32
mygunner @mygunner98

サッカーでこういう小さな違いがより重要になってくる時代だ。このような裏での仕事が、今後厳しくなるクラブの挑戦において、必要な武器をエメリと選手に与えられることを祈る。(Arseblog news)

2018-08-20 00:54:38