#はち臭

しえ @syerryloves8

寝ると言ったんですが寝る間際にはちと盛り上がってしまったので書いちゃった… 全てはクロニクルと佐藤健が悪いということで… 流します 画像提供:はち #はち臭

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1 お風呂上がり、彼の座るソファの前に手を引かれて座り込む いつものように彼が私の髪を拭いてドライヤーで乾かしだした 『熱くない？』 「大丈夫だよ」 『熱かったらゆうてな？』 私の髪が好きなのか、普段から良く指に絡ませて遊んでくる彼 【洗わせて…？】 #はち臭

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2 そう言われて彼が私の髪を洗って乾かすようになったのはもう随分前のこと あまりに優しい指使いで髪を触ってくるので初めの頃はくすぐったくていつも首を竦めてしまい、その度に怒られていた 『終わったで』 ドライヤーのスイッチを切る音がすると、少しドキリと胸が鳴った #はち臭

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3 いつもドライヤーが終わると首筋にチュっとキスをされる （今日もされるのかな…//） そう思ってドキドキしていると耳の裏あたりでスンっと臭いを嗅ぐ音が聞こえた 「やっ//何嗅いで…っ//」 振り向いてソファに座る彼を見上げる 『お前いい匂いするよな…』 #はち臭

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4 「え…？シャンプーの匂いじゃない？でも一緒の使ってるよ…？」 『いや、何かお前のはちゃうねん…お前のがいい匂い…』 ソファから床に座った彼に後ろから抱きしめられて再び匂いを嗅がれて恥ずかしくて体温が上がる 『なんやろ…お前の匂い混ざってるからかな…？』 #はち臭 pic.twitter.com/yvqVqieEsI

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5 時々彼の鼻が首筋を掠めてビクっと体あ震えた 「わ、私の匂いって何それ…っ//」 『…お前めっちゃええ匂いすんねん、いつも…』 「ええっ？！//そうなの？…どんな匂い？」 『甘い匂い…特にシた後とか強なるな…自分で分からへん？』 「分かんない…//」 #はち臭

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6 首筋をかすめるように匂いを嗅いでいた彼がようやくチュっと首筋にキスを落とした 「ンっ//」 『…キス…されんの待ってたやろ…？』 「…ばっ…？！…かじゃないの…//」 （絶対今悪い笑い方してる…！） 彼の含み笑いが聞こえて図星だった自分が恥ずかしくなる #はち臭

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7 ひとしきり笑って背中が静かになると抱きしめていた片手が離れて髪を撫で出した 『…なぁ…』 「…、…なに…？」 『…お前の匂いキツくさせてええ？』 「…え…？」 意味がわからず聞き返すと耳に吹き込むように言い直された 『…やから…、抱いて、ええ？』 #はち臭

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8 「…っ//…好きに…したら…//」 『…ん、…お前の匂い嗅いでたら思い出して興奮してきてん…ゴメンな？』 ゴメンと再び首筋にキスをされて身体が震えた 「…そんなにいい匂い…？」 『…そうやな…こんなんなるくらい』 グッと腰を押し付けられて身体が火照った #はち臭

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9 『こっち向いて…』 そう囁かれて緩んだ腕の中で身体を彼の方に捻ると熱っぽい目で見つめられた 「…っ//…そんなに好きなの…？私の匂い…//」 『…好きやで…匂いも、…お前も』 ゆっくり近づいてきた唇を見て、瞼を閉じるとふっくらした唇が押し付けられた #はち臭

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10 何度か角度を変えて唇が押し付けられると頭を撫でていた手がポンポンと突っついて目を開けた 『…口開けてや//…深くできへんやろ…w』 笑われて文句を言おうと口を開けると深く口付けられた 「…ん…っ//…ふぅ…っ//」 入り込んだ舌が舌を絡め取って吸い上げる #はち臭

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11 だんだん体の力が抜けてキスから解放された頃には彼の肩にもたれていた 『…ほんと…キス弱いよな…w』 「…そんなこと…ない…//」 『…そーか？けど…』 言いかけた彼が首筋に顔を埋めて匂いを嗅いだ 『…まだキスだけやのに…お前の匂い強くなってんで…？』 #はち臭 pic.twitter.com/qdgqW0on9E

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12 「もっ//嗅ぐなぁ…！//」 『…怒らんとってw…ほら、続きシよ…？シてもええんやろ？今日』 「もう//…早くベッド連れてって…」 『はいはい』 お姫様だっこで抱えられると彼の首に抱きついた 『ほんまお前ええ匂いするわ…』 「しつこいっ//」 終 #はち臭