『ロトチェンコとソヴィエト文化の建設』に関する自分のツイートまとめ

何を読み取ってわざわざツイートまでしたか抽出。
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『ロトチェンコとソヴィエト文化の建設』を読みながらのツイートを概観するために抽出してみた。

鏡双司 | Skeb Open @SO_C

』ロトチェンコとソヴィエト文化の建設』を読んでいる。今はまだロシア構成主義に至る前のところ。ラジカルなこと言ってやってておもしろい。 amzn.to/2LaPWj6

2018-08-21 09:31:42
鏡双司 | Skeb Open @SO_C

〈黒の正方形〉のマレーヴィチも出てくる。そうかー、同時代かー。

2018-08-21 09:33:29
鏡双司 | Skeb Open @SO_C

色彩から材料としての絵の具に関心が移って、手仕事を否定して道具を使って描くという話は、このあいだ印刷博物館で見た、サンティ・ロウラチャウィという方の〈MIND〉を思い出すなあ。

2018-08-21 09:39:29
鏡双司 | Skeb Open @SO_C

『ロトチェンコとソビエト文化の建設』を読んでいたら、絵画は何かを描くことから離れて初めて芸術となったみたいな話が出てきて言いたいことはわからんでもないけれど、見てもわからんだろう、それ。というわけで言説を伴う必要性が出てくるわけで純度が上がったのか下がったのか。

2018-08-22 09:01:09
鏡双司 | Skeb Open @SO_C

あ、そのあとロトチェンコは完結した絵画のなかにはコンストラクション(目標とする概念的な状態)はないといって、イーゼル画放棄するのか。鋭角に方向転換するなあ。

2018-08-22 09:14:41
鏡双司 | Skeb Open @SO_C

で、ロトチェンコは、絵画を捨てて物そのものにコンストラクションを見いだす、と。実在論への転回っぽい。

2018-08-22 09:38:22

コンストラクションは「部分同士が形状と大きさを規程し合い、剰余と恣意性が排除された造形」という概念から始まった。その後、ロトチェンコは概念を広げていき、「科学や技術と結びつき、芸術とは対照的に実際に生活を建設する」、「物と人間の関係を把握するための総合的な概念」と説明されている。自身の論文「線」の中では「コンストラクションは、あらかじめ設定された課題をもち、素材の合目的的な使用によって事物が実現されるシステムである」と定義している。


鏡双司 | Skeb Open @SO_C

『ロトチェンコとソビエト文化の建設』、イメージとフレームの関係はワンソースマルチユースのWeb画像なんかではとても曖昧なので、誰か考え直していそう。

2018-08-22 12:50:20
鏡双司 | Skeb Open @SO_C

『ロトチェンコとソビエト文化の建設』で出てきたマレーヴィチの作品、『図像の哲学』で見たことは思い出していたけれど、『なぜ世界は存在しないのか?』でも言及されていたのを忘れていた(ブログに書いておいてよかった)。

2018-08-22 21:08:34
鏡双司 | Skeb Open @SO_C

『ロトチェンコとソヴィエト文化の建設』、ヨーロッパ近代を乗り越えようとした当時の思想としての切り口も出てきた。このあたりは『ゲンロン6』、『〃7』につながってくるなあ。前史的な話だ。

2018-08-23 07:44:06
鏡双司 | Skeb Open @SO_C

p.81のような写真は好みだけれど、偶然偶然が排されたように見えるのがおもしろいので、意図的に偶然を排そうというもとの志向性からはだいぶズレている。

2018-08-23 07:48:15

鏡双司 | Skeb Open @SO_C

「美」と「合目的性」の話が出てきた。このあと「機能美」の話は出てくるのかな?

2018-08-23 07:50:20
鏡双司 | Skeb Open @SO_C

そのあとp.112あたりで出てきた。パリで開催されたアール・デコ博で、ロトチェンコのは「合目的的」で、ル・コルビュジエのは「機能美」。前者は予算コストに制約されており、後者は美学に基づいているみたいな説明。んー、自分のなかでクリアにならない。

2018-08-23 08:02:07
鏡双司 | Skeb Open @SO_C

おおまかには今で言うデザイン思考的な話をしているように見える。

2018-08-23 07:53:41
鏡双司 | Skeb Open @SO_C

単一目的(労働)のために人生に介入しようという発想だから現在において顧みると恐ろしい。いや、現在もその亡霊を目の当たりにできるか。限られたスペース、詰め込まれた机、低スペックのPC、休憩場所の指定、利用ルール……これ以上は止めておこう。

2018-08-23 08:59:13
鏡双司 | Skeb Open @SO_C

ソヴィエトが参照したのがアメリカの労働管理法というのがまたなんとも。

2018-08-23 09:04:38
鏡双司 | Skeb Open @SO_C

カウンターとしてデ・マルコの『ゆとりの法則』を思い出す。

2018-08-23 09:05:24