- suama_maysyu
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しんどければリタイアして下りてもいいよと4人で最初に決めていた、 それでも山頂を目指してSさんはひたすら自分のペースで登り続けていただの立った。 こんなにつらいのに、やるなぁ。 再び4人が揃ったところで少し話をした。
2018-09-17 22:42:02Sさんはやはりこのまま山頂を目指したいとのこと 山頂の風も強く危険であることから、そこからAさんが再び山頂まで一緒に行くと言い出した。 Aさんすげぇな ボクとBさんは下り、5合目で待ち合わせ 皆でバスで帰るということで相成った Aさんすげぇな
2018-09-17 22:42:34ここで雨の様子だが小雨だったり晴れたりがずっと降り続いている様子だ 登ってる途中急に急に雨が強まったりすることもあったが、今はなんとか小雨だ。 ちなみに百均で買った自転車カゴカバーをザックにつけていたのだが 一度外れてしまって付け直そうと引っ張った際にビリっとやぶけてしまった。
2018-09-17 22:43:25流石100円だ 登る際につけていた軍手もビチャビチャになってしまったので一度取り替えたがこれもビチャビチャになりつつある。 体が冷える
2018-09-17 22:43:44休憩もそこそこにしながら9合、本8合と順調にBさんと下りたところで 寒かったり休憩したかったりがピークになっていた そこで本八合目の山小屋、昼食がとれるスペースで休むこととなった。 二人でうどんを頼む、900円だ
2018-09-17 22:44:02水や軽食をとりながら登っていたためか、全部お腹に納めるのはちょっと大変だった。 Bさんは結構残した。ひょろひょろしてるだけある。 しかし、二人ともうどんのお陰で大分あったまることが出来たのだった。
2018-09-17 22:44:25Aさんがいなくなったためおっかなびっくり調べながら帰りのルートを探し下りていった。 下りルートに入り砂の坂道をひたすらに下っていくようなコースに入った。 遠くをちょっとふらっと足を滑らせたら下のほうまで何も支えてくれるようなものない山道 正直怖い。
2018-09-17 22:44:42登りと比べ楽にはなったのでサクサクと下りていた 後ろを振り返るとBさんが大分後ろのほうにいる……! …どうやらBさんは下りが苦手のようだ 坂道はジグザグに折れながら少しずつくだっていっているのだが
2018-09-17 22:45:15次のジグザグに向かう前の所謂踊り場のような場所まで行き上を見て確認すると 毎回Bさんはその1/3くらいしかおりてきてくれていない。 足を横にしそろりそろりと下りてきていた。 それでもかまわないのだが、時間に不安を感じ始めた…
2018-09-17 22:45:28吉田ルートの下り坂は本当に景色が変わらない 同じような坂道 同じような看板で番号だけが増えていく(距離表示は減っていく) さらに雨も途中から強くなり始め 気持ちも疲弊していった。
2018-09-17 22:45:40ひたすら同じ作業をやらされているような錯覚 看板も10、20と数字を刻んでいくのみで まるで地獄のようだった。 帽子に当たる雨の音だけがうるさい。
2018-09-17 22:45:52ざっざっざっと下りていくうちに 重い荷物が食い込み、大分肩が痛くなってきた肩と紐の間に手を入れて持ち和らげた。 肩の痛みからか、それとも徹夜からか、あるいは高山病なのか頭も痛くなってきた ひたすらに気力だけでおり続ける
2018-09-17 22:46:11さっさと下りてしまいたいという気持ちからか先に行き過ぎてしまいBさんとはぐれてしまった。 上をみても全く姿は見えない。 ここまでほぼ1本道だったので迷うことはないだろう そのまま進むことにした。
2018-09-17 22:46:28道の確認にはYAMAPというアプリを使ってスマホで確認しながら行なっている なかなか便利なのだが、雨でスマホが濡れるのが残念だ 確認していたところ急にLINEがきた。
2018-09-17 22:46:52富士登山グループが作られている 参加した。 まだ自分以外参加しておらず グループを作ったのは来れなかったZさんだった 参加後、すぐにスマホをしまおうとしたとき Zさんから皆無事か!とLINEが届いた。
2018-09-17 22:47:16みんな無事かと聞かれたら みんなが無事かどうかはわからないし、 自分もいってみたら無事じゃないかもしれないし 軍手とって文字打つの面倒だし グループ自分しかまだ参加してないし とか色々考えてそのメッセージは無視した。
2018-09-17 22:48:11看板の数字も50を過ぎ6合目まで1時間以内でつける場所まできていたようだった。 足を引きずるようにくだった。 雨がざーざー降ってることもあり、座って休む気にもならなかった。
2018-09-17 22:48:29ようやく6合目 途中うどんを食べたりしたこともありここで15時ほどであった。 結構時間を要している 5合目までもうちょっとの所で、次の道がどちらかわからなくなった…
2018-09-17 22:48:40すぐそこに小屋もあるので聞けばよかったのだが、 看板あるしこっちだろうと進んだ道が違う道で一度引きかえすという無駄な労力をつかってしまった。 さっき見た小屋まで戻ってくる 戻ってくるルートが登り道だったためかなり息を切らしてしまった。 小屋から心配してか人がでてきた。
2018-09-17 22:48:57「5合目までもうちょっとですよ!がんばって!」 その小屋で休ませてくれないかなぁ…なんて少し期待したがそんなことはなかった。 もうちょっと甘やかして欲しい さすがに厳しいので聞いた 「どこか休憩できる場所はないですか」
2018-09-17 22:49:29ちょっと行った先にトンネルのような場所があると言われ なんとか進み到達 座ることができた。 もうちょっとで5合目とか言っていたが 看板には残り1時間の文字がかかれてたんだよなぁ とか考えながらぐったりと座り込んだ。
2018-09-17 22:49:54休憩で少し元気が出たので、そこからまた下り坂を延々と下りた。 時々壁に寄り添いながら休みながらゆっくりと下りた。 なんだか吐き気もしてきた。 「大丈夫ですか」 声をかけられた。
2018-09-17 22:51:08話を聞くとBさんとも途中で会い抜かしてきたらしい Sさんもゆっくりペースのため先に来てしまったとのこと また、自分のリュックサックとは別にSさんのリュックを前に抱えながら下りてきていた この人の体力はどこからくるのだろう。 Aさんすげぇな
2018-09-17 22:51:47なんとか励まされながらAさんと一緒に5合目のスバルラインまで到着した。 長かった。 こうして下山も完了したのだった 到着時間は16時頃… とても長かった。
2018-09-17 22:52:38