2018年地区大会自分の感想まとめ

マウスタージンガー @Maustersinger

今日は2つもクッションを抱えて池袋に来てます。

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中央地区 暁星 ちゃんと面白さのツボを押さえながら、彼らが共通して持っている家族の姿がぼんやり浮かび上がってくるのが愛おしいね。

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中央地区 戸山 感情を強くストレートに表現し、更に言葉で詳細に説明してしまうことで陳腐化してしまっているのが残念。女子高生はそんなに分かりやすくキレるだろうか。不和から再生に向かう登場人物の心境変化が舞台の外で生じているのだが、それこそ重要な場面なのではないだろうか。

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中央地区 戸山 生真面目に作りすぎて全部力んでるのかもしれない。夕日とカラスの声のSE、唐突なシェイクスピア登場で「なに真剣に見てんの？全部ギャグですけど」って顔するくらいの柔らかい創作姿勢が欲しい。

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中央地区 新宿 大変良かった。「なりゆきで入ったし、貧乏くじ引いたけど、なんだかんた演劇が好きになったし、やりきりたい」っていうすごくささやかな思いが、生き物係の話とパラレルにすることで陳腐にならず説得力を持って伝わってくる。

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中央地区 新宿 昨年は全体的にフィジカル弱めに思えたのだが今年の俳優陣はなかなか動けているし、動きながらでも結構ちゃんと喋れている。

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中央地区 新宿 十分都大会狙えるのでは？

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中央地区 新宿 自分の気持ちは決まったけれど、それを言えるかどうかという点に生々しさがあり、登場人物が一人の人間として生きている感じがしてとても良い。仲間が戻ってくるみたいな話でもないのが清々しい。そうだよな。やりたいことと人との繋がりは別問題だよな。

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都立深川 惜しい点二つ。話のまとめが力技なんだよね。一旦は自分を受け容れられたところも、ラストでさらけ出すところも、あまり話の流れとしての納得感はない。まぁ、力押しでどうにか納得させられるのだからそれはそれで凄いんだけど。

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都立深川 もう一つは杉本の長セリフのところ。あれがどうしても客が疲れて集中力が落ちてしまう。話の中での重要性は分かるんだけど、もう少し見やすくしたい。

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都立深川 あ、もう一つ。杉本が凄んで石毛が漏らすまでの一連の流れ、あそこだけ見せ方に工夫がない。漏らした→やれば出来るって流れは重要だし好きなので、それまでのところをどうにか。

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都立深川 ヒーローショーのところが皆、妙に上手いよね。すごい好き。ありふれてるのに、少女？もモンスター？もウルトラマン？も隙がなく面白い要素が詰まってる。ああいうのでいくらでも笑いは取れるけど、それで勝負はしないというのが志が高い。

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都立深川 「誰もが自分の中に好きになれないところを持っているがそれも含めて自分だと認める」という中庸に至るためには「目をそらす」と「さらけ出す」の間で振幅することが必要で、しかしイシゲジョーは今、まさに、さらけ出す側に振り切れてしまおうとしているってことなんだろうな。

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都立深川 自分の好ましい部分の象徴としての頭髪、受け容れがたい部分の象徴としての陰毛って、まずこの構図だけで「でかした」って感じだよね。少年が自身の汚い部分として目をそらしたいが、どうしようもなく自分の一部であり、大人になる上で受け入れざるを得ないいうのが端的に完璧に示せる。

マウスタージンガー @Maustersinger

都立深川 スタート地点は「目をそらす」なので、どこの点で動き出し、どこの点で一旦全て受け入れるところに至り、何を契機に振り切れてしまったのか、というのが分かると良いんだよな。その辺がまだ曖昧で、物語の因果を表現の威力でねじ伏せてしまっている。本来両者は相互に高め合うべきもの。

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今日は東、紅葉川、上野を見る

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第41回東京都高等学校文化祭演劇部門城東地区大会 都立東 ラストがとても良く、危うく全肯定しそうになるがそうはいかないぞ。 アスリート煤孫とカビ和智の関係性、カビ和智が現状に抱いている不安を端的に見せたい。カビたちの暮らしや古今東西は面白いものの、話の見えなさから楽しみきれない。

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都立東 和智の心境変化の重要部分をボランティア学生の姿で見せていて、結果かなりストレートな表現になって陳腐なので、カビの姿でやった方が良い。後半切り替えるより学生の話とカビの話を当初からパラレルにした方が見やすいような気もする。

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都立東 アスリート煤孫にはカビ和智が見えないが、しかし誰かに見てもらえているような気はしていたというのを「神様」と一言で表現するのはスマートだし、和智のやってきたことが無駄じゃなかった感があり胸を打つ。ここまで煤孫が全然喋らないのも無駄がなくて良い。この辺からは最高。

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都立東 もちろん、古今東西もスターウォーズもラピュタもホール・ニュー・ワールドも面白いんだけど、話の本筋の助けになっているかというとやや疑問がある。ライトセーバーのブォンだけで会話するのとかくだらなくて大好きだけどさ。

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第41回東京都高等学校文化祭演劇部門城東地区大会 都立紅葉川 舞台上で生じる出来事と役者から吐露される感情がアンバランスに思えるので、話に入りにくい。もう少しささやかでリアルな感情表現をした方が観客に届く気がするけれど。

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都立紅葉川 部長選びも行方不明の部員探しも本来はそんなに必死になることじゃないので、そこを非現実的に必死にやるなら「彼らにとっては一大事なんだ」と観客を説得する必要があるわけですが、その辺がどうかな。